日本にきています。
日本語の読み書きができず、何も知らない息子を「女性専用車」のサインの下に座らせて写真を撮りました。
(適用時間外の昼間です)
「女性専用車」がある日本の社会は女性に優しい、と息子は思ったようですが、それはちょっとちがいますね。
見知らぬ同士が体を密着せざるを得ない通勤時の混雑や、逃げ場のない混雑列車で声も上げられない女性の弱みにつけこんだ卑劣な痴漢行為の背景にある事情をくどくど説明しても、イギリス人の息子にはぴんとこないようです。
ちょっと悲しい日本独自のシステムじゃないでしょうか。
いや、そういえば「女性専用車」のようなシステムが、イギリスにも、ありました!
私の住んでいるストックポートでも午前中週に1日、公営プールが「レディース・デイ」という女性しか利用できない時間帯を設けていました。
5、6年前、知らずに入ったら、利用者は膝丈フレアスカートと胸まで覆うケープつきの、肌の露出をできるだけ抑えた水着姿のイスラム教信者らしい女性ばっかりでした。
公営プールですから、水泳教室や地域のチームの練習用に2レーンが締め切りになる、なんていうことはしょっちゅうで、利用者も納得して入場していますが、プール全体から半日も男性を締め出すっていうのは・・・・・ひそかに評判が悪かった!!!
これを書くにあたって、ストックポートの公営プールのウエッブサイトを見て確認しましたが、現在「レディース・デイ」に関する情報はありません。
評判が悪かったので、というより利用者が少なかったので廃止したのかもしれません。
イギリスに帰ったら確認することにします。
利用者だけではなく、その日は監視員や、清掃員などスタッフも全員女性、という徹底ぶり。
男性の目に素肌をさらすのが許されない敬虔なイスラム教徒も水浴びがしたい、その気持ちをくんで自治体が提供する、プールの女性専用時間帯は
多民族、多様文化国家イギリスがとる当然の措置なのか?
う~ん、自治体が「とりあえず文句が出ないようやっておこう」という思い付きで始めたんじゃないかなあ。
私が行った日のレディース・デイの利用者はとっても少なかったです。
泳いでる人は皆無で、みな泡の出るジャグージーにつかっていて25メートル8レーンプールは空っぽでした。
小さな子供を幼児用プールで遊ばせている若いお母さんもいました。
レディースデイ目当てに入場したイスラム教徒の女性よりも、知らずに入場しようとして入口で断られた男性の数のほうが圧倒的に多いはずです。
イスラム教徒は、イギリスではもちろん少数派です。
イギリスの大多数派とは異なるライフスタイルを自ら選んで生活している人達です。
その中でも着心地の悪そうなへんな水着を着てまで水浴びをしたい、というイスラム教徒の女性はさらに少数派なのでは?
ごくごく少数派のライフスタイルの都合にそこまで合わせてやるこの措置、本当に必要だったか!?
・・・なんてあまり大きい声では言えません。
イギリスでは少数派を優遇する措置に異議を唱えることが難しいのです。
この件に関しては言うことがいくらでもあるのですが、またの機会に。
時間決めの女性専用車(日本)と女性専用プール(イギリス)、その背景はまったく違いますね。
↓↓↓画像を応援クリックしてください。ありがとうございます。
日本語の読み書きができず、何も知らない息子を「女性専用車」のサインの下に座らせて写真を撮りました。
(適用時間外の昼間です)
「女性専用車」がある日本の社会は女性に優しい、と息子は思ったようですが、それはちょっとちがいますね。
見知らぬ同士が体を密着せざるを得ない通勤時の混雑や、逃げ場のない混雑列車で声も上げられない女性の弱みにつけこんだ卑劣な痴漢行為の背景にある事情をくどくど説明しても、イギリス人の息子にはぴんとこないようです。
ちょっと悲しい日本独自のシステムじゃないでしょうか。
いや、そういえば「女性専用車」のようなシステムが、イギリスにも、ありました!
私の住んでいるストックポートでも午前中週に1日、公営プールが「レディース・デイ」という女性しか利用できない時間帯を設けていました。
5、6年前、知らずに入ったら、利用者は膝丈フレアスカートと胸まで覆うケープつきの、肌の露出をできるだけ抑えた水着姿のイスラム教信者らしい女性ばっかりでした。
公営プールですから、水泳教室や地域のチームの練習用に2レーンが締め切りになる、なんていうことはしょっちゅうで、利用者も納得して入場していますが、プール全体から半日も男性を締め出すっていうのは・・・・・ひそかに評判が悪かった!!!
これを書くにあたって、ストックポートの公営プールのウエッブサイトを見て確認しましたが、現在「レディース・デイ」に関する情報はありません。
評判が悪かったので、というより利用者が少なかったので廃止したのかもしれません。
イギリスに帰ったら確認することにします。
利用者だけではなく、その日は監視員や、清掃員などスタッフも全員女性、という徹底ぶり。
男性の目に素肌をさらすのが許されない敬虔なイスラム教徒も水浴びがしたい、その気持ちをくんで自治体が提供する、プールの女性専用時間帯は
多民族、多様文化国家イギリスがとる当然の措置なのか?
う~ん、自治体が「とりあえず文句が出ないようやっておこう」という思い付きで始めたんじゃないかなあ。
私が行った日のレディース・デイの利用者はとっても少なかったです。
泳いでる人は皆無で、みな泡の出るジャグージーにつかっていて25メートル8レーンプールは空っぽでした。
小さな子供を幼児用プールで遊ばせている若いお母さんもいました。
レディースデイ目当てに入場したイスラム教徒の女性よりも、知らずに入場しようとして入口で断られた男性の数のほうが圧倒的に多いはずです。
イスラム教徒は、イギリスではもちろん少数派です。
イギリスの大多数派とは異なるライフスタイルを自ら選んで生活している人達です。
その中でも着心地の悪そうなへんな水着を着てまで水浴びをしたい、というイスラム教徒の女性はさらに少数派なのでは?
ごくごく少数派のライフスタイルの都合にそこまで合わせてやるこの措置、本当に必要だったか!?
・・・なんてあまり大きい声では言えません。
イギリスでは少数派を優遇する措置に異議を唱えることが難しいのです。
この件に関しては言うことがいくらでもあるのですが、またの機会に。
時間決めの女性専用車(日本)と女性専用プール(イギリス)、その背景はまったく違いますね。
↓↓↓画像を応援クリックしてください。ありがとうございます。