飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

吉野ケ里歴史公園

2022-04-10 19:38:49 | その他
昨日まで3泊4日で福岡に行って来ました。
ANAの直行便だと17時着の10時発なので、実質は2日半でしょうか。

2021年の修行が思いのほか安く上がったことで、2022年も修行しようかな・・・とは
漠然と考えていて、安くなる2月3月はけっこう航空券を買っていました。

ただ、1月中旬から各県でマンボウが始まり、無料キャンセルできなかった広島行きは強行したものの、
てつのくじら館には行けずに帰ってきて、そしてそのタイミングで2~3月のバイト勧誘があったので
2月の航空券は全部キャンセルしたんです。

当初は3月分もキャンセルするつもりでした。
ただですね、持っていた航空券が、たまたまセントレア経由の那覇往復だったんですよね。
ん?、これはBB-8とホヌを撮れるじゃんと、日程変更したのは先週速報レポした通りです。
ま、結局BB-8は飛んでこなかったんですけど(笑)。

じゃあそれならもうひとつ行っちゃえと、持っていた福岡往復も日程変更してマンボウ明けに
出掛けることにしたのですが、当初は岬巡りシリーズで”本土最西端の地”へ行こうと考えていました。
ただ、レンタカーを朝借りての日帰りだとちょっと忙しそうだなと考えを改めまして、
お隣佐賀ですが、博多駅からだと1時間もかからない吉野ヶ里遺跡に出掛けてみようとなりました。

もちろん福岡空港でも写真は撮っているのですが、それは次回以降にして、
今回は道中の写真も含めて、吉野ヶ里歴史公園に行った時の写真です。


日本海上空、コンデジですが、これだけ接近してクロスするのを見たのは初めてでした。


あ、これが”猫島”の相島か。ここも候補地のひとつでした。


もうちょっと滑走路がはっきり見えるのかなと思っていたビジュアルアプローチでしたが、
飛行機の高度も低いからこのくらいしか見えないのね。


夜は博多駅近くのうどん屋さんで”ごぼ天肉うどん”。


翌日、さっそく吉野ヶ里へ。駅からは歩いて10分くらいです。

去年、千歳市内にある縄文時代遺跡の”キウス周堤墓群”が世界遺産になったことで、遺跡にちょっと興味を
持ったのが訪問するきっかけになったのですが、吉野ヶ里遺跡って、わたくしが小学生だったか中学生時代に
邪馬台国発見か???と、よくニュースになっていたことは覚えています。


マスコットキャラクター”ひみか”には笑ってしまいました。
確定されていない以上”ひみこ”とは名乗れないのでしょうかね。しかも男の子でした。


いくつか見学ルートが設定されていて、路上のステッカーをたどるようになっています。
”やよいのみち”はおよそ1,600m。
横の数字はスタートからの距離(〇×10m)を表しています。

公園入口に常駐しているガイドさんに「初めてだったらコースをたどるのが良いんじゃないか」と、
見どころもあわせて教えてもらいました。


ですが、ここからの写真は歩いた順番ではありません(笑)。

吉野ヶ里遺跡と言えば、”環濠集落”なんですね。
学校で習った記憶がうっすらと残っているフレーズですが、”どうでしょうゼミナール”でも
大泉教授から語呂で教わった気がします(笑)。


いやあ、深さが伝わらない写真だな。

ただ、こんなお堀があるということは、戦いがあったということなんですねえ。
発掘された人骨などからも、それは裏付けられているようです。


遺跡の中で一番大きな建物。


最も重要で、神聖だった場所・・・と考えられている祭殿です。


中では巫女(呪術師)がお告げを受けていたのでは・・・と。

復元されている建物は、発掘された遺跡を保護するために盛り土をして、
その上に同じ径の柱を使って建てられているそうです。

もちろん立っている建物と、その役割は想像の世界ですが、遺跡内の(たぶん)全ての
建物に設定がありました。その設定はしっかり検討されたうえで決められているようです。


こちらは”「大人(だいじん)」の家”となっていて、”軍事や工事を取り仕切る人の家”という設定。


中もそれらしくなっています。なんだか網走監獄の展示を思い出した。


こちらはその「大人」などが暮らしていた区画。

入口にはボランティアガイドさんが立っていて、いろいろ教えてくれました。
コロナ前はお客さんと一緒に歩いてガイドをしていたそうですが、
今は決まっているポイントでガイドをしているそうです。


物見やぐらからクニを見張ると。

ボランティアのおじさんしか写っていませんね・・・
平日のお客さんは少ないようですが、週末には家族連れでけっこう賑わうそうです。

この日福岡の最高気温は22.6℃でしたが、公園(遺跡)は丘の上にあるせいもあってか、
気持ちのいい風が吹いていて、ちょうどいい気候でした。


吉野ヶ里歴史公園は国が運営している国営公園ということで、広大な施設です。
ひたちもデカかったし、新潟もデカかったし、滝野もデカい。

お昼は園内のレストランで”みつせ鶏のからあげ御膳”を食べましたが、これはイマイチ。
ちなみに看板メニュー”古代貝汁御膳”は、熊本アサリ事件の影響で販売休止中でした(笑)。


ずいぶんヘリの音がするなあ・・・と思ったら目達原駐屯地がすぐそばだったんですね。
アパッチも見えました。


吉野ヶ里と言えばこちらも有名なんですね。”甕棺墓”。


発掘された甕棺その数なんと3,000個。さらに未発掘地域多数。
ちなみに屋外に展示されている甕棺や、地面の凸凹は復元されたものです。


資料室で展示されているのは発掘されたそのもの。土を素焼きして造られたようです。


さらに吉野ヶ里最大の見せ場が”北墳丘墓”だそうで。
大きく盛られた土中から14の甕棺が見つかり、埋葬方法や副葬品から、偉い人たちのお墓ではないかと。


発掘後に一度埋め戻されていたのですが、再度発掘され、建物で囲ったうえで常設展示となりました。
副葬品はレプリカですが、甕棺は本物だそうです。


発掘された土器を復元していく模様はビデオ放映されていました。
気の遠くなるようなジグソーパズル・・・わたくしにはムリだな。


ちょっとだけサクラが。福岡市内も場所によってはちょっとだけ残っていました。

園内は循環バスも走っていますが、ほぼ丸1日、ゆっくり歩きながら見てまわりました。
今更ながら弥生時代が少しわかった気がします。縄文時代はまた今度。

この日の夜は”普通”なとんこつラーメンと一口餃子を食べました。


で、最終日の夜はふたたびうどん。

若干見た目で選んだ感は否めませんが(笑)、ゴボウはサクサク、うどんも優しい味で
展望デッキで夜撮後の身体にとても沁みました。


帰り道。行けなかった呉が見えました。
具体的な計画はまだないけど、そう遠くないうちには行くからな。

この福岡往復は787の国際線仕様。プレミアムクラスが多い機材だったので
去年修行して貰ったアップグレードポイントが使えました。
ゆったり乗れるのはイイですが、食事はもうちょっと大きくしてほしいなあ・・・


しまった!!
いま思い出した。
九州の甘い醤油を買ってこようと思ってたけど、すっかり忘れてた(笑)。

コメントを投稿