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「おおきに」に隠された裏の意味とは

2015年11月01日 | 文化

本当は怖い京ことば! 「おおきに」に隠された裏の意味とは?


方言の代表格「京ことば」は、京都の雅やかな風情や情緒がにじみ出るもの。もちろん、その裏に隠された意味も奥深いものでした。その中から「京都検定」(anan編集部調べ)の問題を出題します。
クイズ形式で学んでみましょう。(※編集部調べ)

問:「おこしやす」「おいでやす」「おこしやしとくれやす」は、どれも「いらっしゃいませ」を意味する丁寧語。では、より丁寧度が高いものから順番に並べるとどうなる?

答え:おこしやしとくれやす→おこしやす→おいでやす

実は「おいでやす」と「おこしやす」には丁寧さレベルに少しだけ差があり、人やお店によっては使い分けている場合もあるそう。「おいでやす」よりも丁寧な表現にあたるのが「おこしやす」。
さらに最上級敬語として存在するのが「おこしやしとくれやす」。奥深い…!

問:関西で「ありがとう」を意味する「おおきに」。イントネーションは大阪と京都では同じ? それとも違う?

答え:違う※

大阪は抑揚がなく、京都は「おおきに」の「き」だけトーンが上がるところがポイント。また、京都のほうが柔らかく、大阪はハキハキとした印象を受ける人が多いよう。
ただし、京都の「おおきに」を素直に「ありがとう」として受けとるのは注意。“NO”を意味する場合もあるとか…!?

問:舞妓さんが晴れて芸妓さんになることを何と言う? A.髪替え B.下駄替え C.襟替え

答え:C

舞妓さんが芸妓になりお披露目をするときに、着物の襟をそれまでの赤襟から白襟に変えることから「襟替え」と呼ばれるようになった。
また、髪型も自分の髪からカツラに。ちなみに芸妓を大きく分けると、主に踊る立方と、唄や三味線などの演奏を担当する地方の2つがある。


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