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女性部㊤

2021年12月03日 | 妙法

希望の指針――池田先生の指導に学ぶ〉 女性部㊤2021年12月3日

  • あなたにしか歩めない人生の道がある

 連載「希望の指針――池田先生の指導に学ぶ」では、女性部の新出発を祝して、指導・激励を掲載します(全2回)。今回は『女性に贈る 100文字の幸福抄』(主婦と生活社、2012年刊)から、珠玉の言葉を紹介します。

あいさつ

 人を傷つける心ない言葉が
 氾濫している現代だからこそ、
 思いやりのある言葉を
 かけ合うことを大切にしたい。
 その第一歩は、「あいさつ」である。
 始めは硬い表情でも、あいさつから笑顔が生まれ、
 心の通った対話が広がる。
 

笑顔

 「笑う」という言葉は、
 古くは「咲う」とも書いたという。
 笑顔は、人間が咲かせることのできる花である。
 お金があってもなくても、
 家族にも、友人にも、
 惜しみなく贈ることのできる
 幸せの花が笑顔である。
 

ありのまま

 どんな時代を生きようとも、
 その人には、その人にしか歩めない
 人生の道がある。
 ありのままの心の発露でいい。
 ささやかに見える目標でも、
 そこに近づこうと努力することが、
 自分にしか歩めない充実の道となる。
 

母への感謝

 「母への感謝」を忘れた時、
 人は傲慢になる。
 大切な「何か」を見失ってしまう。
 そのままではやがて、
 不幸の方向へと進んでいくことになる。
 「母への感謝」をもち続ける人は、
 正しく、心豊かな人生を歩んでいける。
 

 心は不思議である。心は微妙である。
 こちらが悪い感情を抱いていると、
 相手にもそれが伝わっている。
 こちらが笑顔の思いで接すれば、
 相手にも微笑みの心が宿る。
 相手はいわば、
 自分にとっての鏡のような存在である。
 

新たな活力

 新たな社会の希望の活力は、
 女性のソフト・パワーである。
 女性の知恵が発揮されれば、
 職場であれ、地域であれ、
 創造性が漲り、調和が図られていく。
 女性が安心して伸びやかに働ける社会を
 皆で作っていくことが大切である。
 

咲き薫る大輪の花(2011年11月、池田先生撮影)。“希望の太陽”女性部のスクラムは、友のもとへ「幸福の花束」を贈り広げている
咲き薫る大輪の花(2011年11月、池田先生撮影)。“希望の太陽”女性部のスクラムは、友のもとへ「幸福の花束」を贈り広げている
春遠からじ

 長い人生、体調を崩して一休みする時もある。
 思うようにいかぬことが幾つも重なる時もある。
 それでも少しずつ前へ、
 「春遠からじ」と自分自身を信じて進む。
 一歩また一歩と!
 その地道にして不屈の歩みそのものが
 「幸福の道」である。
 

喜び

 愚痴は「心のさび」といえるかもしれない。
 心がさびつくと、
 生命の回転が鈍くなり、固まってしまう。
 本来ならば、できるようなことも、
 できなくなってしまう。
 喜びこそが、生命を回転させる
 「心の潤滑油」である。
 

友情

 この人生、友情をこそ、私は信ずる。
 友情をこそ、誇りとする。
 相手を人間として、
 心から「好きだ」という感情は、
 いわば魂と魂の交響であり、
 人間性の精髄に通じる。
 そこには他の何ものも介在する余地がない。
 

桜梅桃李

 桜は桜、梅は梅と、
 そのままの姿で最高に美しい。
 人間も同じで、誰一人として使命のない人はいない。
 希望さえ失わなければ、
 その人でしか、もちえない、
 最高の輝きを放ちながら、
 自分らしい人生を送ることができる。
 

女性の力

 命を慈しむ心、
 愛する家族を守ろうとする時に発揮する
 女性の力は偉大である。
 女性の慈愛が賢明な勇気となって、
 家庭だけでなく、広く社会に開かれていった時、
 世界の平和構築は
 必ず大きく前進するであろう。
 
 

一生涯の美

 自分の個性を鍛え上げた人は美しい。
 すぐ消えてしまう「一時の美」ではなく
 ずっと続く「一生涯の美」である。
 その人は他人をうらやまない。
 他人を妬まない。
 その人自身の心が
 夏の高原の青空のように晴ればれとしている。
 

結婚

 結婚したら幸せで、
 結婚しないと不幸なのか。
 決して、そうとは言えない。
 急き立てられたり、あせる必要もない。
 結婚するかしないか、いくつで結婚するか。
 それで、人生が決まるのではない。
 幸福を決めるのは「心」である。
 

慈悲

 自分が縁する人を、
 心から慈しみ大事にしていく。
 この現実生活での振る舞いに、
 本当の慈悲は光ってくる。
 どれだけの人から慕われ希望を贈り、
 どれだけの人の心に深く刻まれていくか。
 人生の真価は、ここにあるといってよい。
 

太陽

 太陽は毎日、
 自らの軌道を繰り返し昇る。正確に進む。
 そして、生きとし生けるものすべてに
 慈光を贈り育んでいる。
 日々の生活も、同じ行動の繰り返しかもしれない。
 しかし、その中にのみ、
 真実の幸福は創り上げられていくのである。
 

聞き上手

 聞き上手は、人間関係を円滑にする。
 そのコツは、相づちである。
 まず「うんうんと、うなずく」こと。
 そして「最後まで話をさえぎらない」こと。
 「私の気持ちをわかってくれている」
 その信頼感こそが、
 心を開かせるからだ。
 

 『女性に贈る 100文字の幸福抄』=主婦と生活社刊。1320円(税込み)。全国の書店で購入・注文可能。聖教ブックストアでも受け付け中。ウェブサイト=bookstore.seikyoonline.com 電話=(0120)983563(午前9時~午後5時、土・日・祝日を除く)。※電話の場合、支払いは代金引換のみ。FAXでの注文はできません。


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