平和の大道開く女性への讃歌! 「母」の歌発表45周年2021年8月5日
きょう5日は、学会歌「母」の発表45周年の佳節である。
この歌は1976年8月5日、池田大作先生が出席した婦人部(当時)の集いで披露された。歌詞は、71年10月に先生が詠んだ長編詩「母」がもとになっている。この詩には「母たちが人間革命し、さらに聡明になり、この母性の美質を、思想化していくなかに、確かなる平和の大道が開かれる」との先生の大確信が脈打っている。
長編詩発表の5年後の76年7月18日、池田先生は「母」の曲作りを、民主音楽協会に勤務する2人の女性に依頼。その際、唯一の要望は“曲のイメージは青春の思い出を歌った「森ケ崎海岸」のように”であった。苦心を重ねながら、誰もが歌いやすい曲へと、メロディーが作り上げられていった。
歌の完成は、池田先生の母・一さんが逝去する1カ月前のことだった。一さんは、先生が贈った歌のテープを何度も聴いては、ほほ笑みを浮かべ、うれしそうにうなずいていたという。
池田先生は後に、この歌に託した真情をつづっている。「長編詩『母』を歌にと考えたのも、けなげな庶民の母たちが、世界の人々の幸せと平和を祈り、日夜、献身的に行動しておられることへの感謝の思いからである」
愛するお母さんへの感謝を込めて、地域と社会の安穏に尽くす女性への尊敬を込めて、世界で愛唱されてきた「母」の歌。その爽やかなメロディーと共に、母の笑顔に満ちた平和世界の建設に進みたい。
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