昨夜は十五夜で、かつ、今年は満月。ご存知のように、「十五夜=満月」みたいなイメージがある人も多いと思うけど、十五夜の日って必ずしも満月とは限らず、何と、六年ぶりの満月だそうです。
昨夜の満月は、それはそれは見事な満月で、月輪まで出ていましたね。
日輪も珍しいのですが、月輪はそれ以上に珍しい現象で、「どれだけ地球に力を与えているか……慈悲の思いが伝わり、思わず手を合わせたくなるような満月でした。
中秋の名月とは、旧暦8月15日の夜の月のこと。
旧暦の1カ月は月の満ち欠けの周期によって決められていて、29日か30日で数えられています。理論上、もっとも遅い十五夜は10月8日、もっとも早い十五夜は9月7日だそうです。ちなみに来年の2012年は9月30日、その次の2013年は9月19日です。
旧暦では7~9月が秋で、月ごとに初秋、仲秋、晩秋と呼ばれています。
仲秋は期間全体を表す語。よって「ちゅうしゅうの名月は」――「中秋の名月」が正解。
「十三夜」の風習日本では十五夜だけでなく旧暦の9月13日にも月見をする日本独自の「十三夜」の風習があります。月見団子と栗や枝豆をお供えするため、「栗名月」「豆名月」「後の月」とも呼ばれています。十五夜と十三夜の両方月見をするものともされ、片方だけでは「片月見」といって忌まれていました。曇りが多い十五夜に対して、十三夜は晴れることが多いようで、月見には最適だそうです。2011年は10月9日です。
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