〈希望の指針――池田先生の指導に学ぶ〉 全国を駆ける2022年6月2日
- 君よ舞え! 私も舞う!
連載「希望の指針――池田先生の指導に学ぶ」では、テーマごとに珠玉の指導・激励を掲載します。今回は地域の繁栄と幸福を願い贈った、各方面への指針を紹介します。(引用元の『全集』は、『池田大作全集』です)
大聖人は、ここ東京の天地で、御生涯の総仕上げをされた。(中略)
大聖人の御一代の弘法は、「立正安国論に始まり、立正安国論に終わる」と言われる。妙法を掲げ、平和と安穏の社会を築きあげていくのが、私たちの戦いである。
東京は、永遠に「広宣流布の本陣」である。本陣として、「立正安国」の大闘争を勝ち抜かねばならない使命と宿命がある。責任があり、名誉がある。
(『全集』第97巻、172ページ)
会長を辞任後、真っ先に向かったのも、東海道である。静岡であり、そして神奈川である。(中略)
輝く大海原が見える神奈川文化会館で、私は「正義」と、一気呵成に筆を走らせた。
そして「われ一人正義の旗持つ也」と記したのである。
「正」の文字は「一」を「止める」と書く。
「義」の文字は「我」を「美しく」と解く。
「正義」の師弟――この一筋の大道ほど、人間として心定まり、心美しき道はない。
(『全集』第138巻、241ページ)
「敢闘」とは、「敢えて闘う」と書く。「敢えて」挑戦するのだ。「敢えて」一歩を踏み出すのだ。そこに、豁然として、大平野の如く自分の境涯が広がっていくことを忘れまい。
三世の生命を、勝利と栄光で飾りゆく、わが大関東の同志たちよ、さらに愉快に、一歩前進して、大いなる完勝の歌を、栄光の歌を、歌いゆこうではないか!
(『全集』第134巻、352ページ)
伸一は、「関西の歌」に、「常勝の空」という題名をつけた。祈りを託して。
――“常勝の空”は、晴れやかである。そこには、苦悩の暗雲を突き抜けた、大歓喜の光彩が満ちあふれている。勝つのだ! 断じて勝ち続けるのだ! 常勝ありてこそ、崩れざる自他共の幸福があるからだ。常勝ありてこそ、広宣流布があるからだ。
(小説『新・人間革命』第28巻「広宣譜」の章、65ページ)
北海道の皆さまは、どんな時にも、希望のVサインを掲げながら、「北海道さえあれば、学会は永遠なり」という難攻不落の「三代城」(初代・二代・三代の会長ゆかりの人材の城の意)を築いていただきたい。
「三代城」は北海道しかない。この誇りで進んでいただきたい。
(『全集』第84巻、462ページ)
人材の根本の要件は、世法上の地位でも、肩書でも財力でもない。どこまでも、信心強盛であることだ。広宣流布への誓願を貫くことだ。
「人材の牙城・東北」は、広宣流布に生き抜く師子として立ち上がった。
(『全集』第132巻、183ページ)

難があるたびに、障害にあうごとに、われらの異体同心の信心は、いよいよ堅固な巌となって、いかなる波浪をも打ち砕いていく。
何があろうと、微塵も揺るがない。恐れない。負けない。断じて前へ前へ進む。この不屈の闘魂で、勝利の歴史を、一歩また一歩と築き上げてきたのが、わが堅塁・中部の陣列である。
(『全集』第88巻、94ページ)
広宣流布の大誓願に生きる時に、歓喜あふれる地涌の菩薩の大生命がみなぎる。
何ものをも恐れず、いかなる困難も乗り越えていける、無限の勇気と智慧と力が脈動します。
大誓願に生きることが、最も人生を輝かせていける道なんです。
北陸は、“広布の誓願”に生き抜かれた戸田先生の、ご生誕の地です。どうか、恩師の、その精神を受け継ぐ闘将の皆さんであってください。
(小説『新・人間革命』第28巻「大道」の章、221ページ)
庶民の苦闘と栄光の「人間革命」物語は、わが信越のあの町、この村に光り輝いている。(中略)
仏国土といっても、自分が存在する場所を離れて、どこか遠いところ、別世界にあるのではない。わが地域こそ、仏法証明の大地であり、わが「生命の鏡」である。ゆえに、地域の発展は、わが生命の成長であり、わが生命の栄冠なのである。
(『全集』第135巻、359ページ)
牧口先生は、「人を離れて事無し」(人間を離れて、何事もありえない)という吉田松陰の言葉をよく引かれた。“社会の各方面の行き詰まりの根源はどこにあるか?――それはことごとく人材の欠乏にある”と喝破しておられたのである。(中略)
何よりもまず「新しい人材」を登場させよ!
こう牧口先生はうながされた。まさに道理である。
「新しき人材」よ出でよ――「人材の中国」の青年部こそ、牧口先生のこの期待に、鋭敏に応えていただきたい。
(『全集』第85巻、409ページ)
四国は「志国」「志の国」であるとは、ある詩人の結論であった。(中略)
牧口先生の勝利は、戸田先生の勝利で決まった。そして、恩師戸田先生の永遠の勝利は、私の戦いで決まることを、私は骨の髄まで知っている。
私は、この五十年(当時)、牧口・戸田両先生の「志」を、ことごとく実現してきた。
皆様ご存じの通り、行くところ行くところで、勝って、勝って、勝ち抜いてきた。
(『全集』第135巻、177ページ)
「創価完勝の決定打は我等の手で!」。この気宇壮大な責任感こそ九州魂である。(中略)
「先駆」とは、“人に先んじる”だけではない。いざ新たな戦いを起こそうとした時、誰でも最初に突き当たるのは、自分自身の心の壁である。「難しい」「苦手だ」「できない」――そうした自身の壁に、勇気を奮ってぶつかることだ。
(『全集』第135巻、93ページ)
勇んで戦いを起こし、使命に生き抜く人には、大歓喜がみなぎる。生命の躍動がある。それこそが、人間革命の原動力なのだ。創価の完勝の源泉なのだ。
わが沖縄の英雄の君よ、青春に輝く君たちよ!
君よ舞え! 私も舞う!
君よ戦え! 私も戦う!
(『全集』第135巻、331ページ)
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