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女性部の友へ

2021年11月21日 | 妙法

桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉第17回 女性部の友へ〈上〉2021年11月21日

 本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第17回は、「美しき『女性の世紀』の夜明け」(2002年)です。

「創価世界女性会館」が青空に映える(池田先生撮影、2018年6月、東京・信濃町で)。今月、池田先生は女性部の新出発を祝し、かつてつづった「栄光天使空(えいこうてんしのそら)」との書を贈った。自他共の幸福の輪を広げゆく姿をたたえて
「創価世界女性会館」が青空に映える(池田先生撮影、2018年6月、東京・信濃町で)。今月、池田先生は女性部の新出発を祝し、かつてつづった「栄光天使空(えいこうてんしのそら)」との書を贈った。自他共の幸福の輪を広げゆく姿をたたえて
愉快に勝ち進む「幸福博士」

 私の精神は
 生き生きと
 未来を見つめる。
 喜び勇んで
 燦々と輝く太陽と共に
 生まれた世界を愛する。
  
 今日も
 明るい力が漲り
 世界は
 こんなに広いのだ
 人生は
 こんなに愉快なのだと
 思いながら
 芳香が漂う幸福のために
 正義と平和のために
 私たちは凜々しく
 立ち上がったのだ。
  
 どこまでも
 目を凝らしながら
 大切な今日一日も
 私は
 私の使命と建設のために
 歩み抜いてゆくのだ。
  
 私は負けない。
 幸福とは
 まず負けないことだ。
 私の道は
 正しい幸福への道だ。
 そのために
 より高いものへと
 到達しゆく歩みだ。
  
 ◆◇◆
  
 「心こそ大切なれ」
 真実の幸福と勝利は
 貴女自身の胸中で
 決定されるのだ。
 この真実は
 未来永劫に変わらざる
 不朽の鉄則であるからだ。
  
 貴賤 貧富! 
 毀誉褒貶に囚われて
 自分で
 自分自身を蔑むのは
 最も愚である。
  
 今いる場所で
 自分自身に負けず
 勝ち抜き
 人と比べることなく
 自分自身の
 誇り高き使命の道を
 実直に戦い進む人が
 幸福者であり
 人間としての勝利者だ。
  
 ◆◇◆
  
 仏法では
 「女子は門をひらく」と
 説かれる。
 家庭にあっても
 職場にあっても
 地域にあっても
 社会にあっても
 世界にあっても
 一人の信念の女性が
 無量無辺の
 幸福の門を開き
 和楽の門を開き
 繁栄の門を開き
 希望の門を開き
 平和の門を開く。
  
 健康であれ!
 聡明であれ!
 絶対の幸福を築くために
 決して崩れることのなき
 大福運の境涯のために
 生命の法則たる
 因果の理法の仏法に
 生き抜くことだ。
 大仏法の信仰を
 行じゆくことだ。
  
 ◆◇◆
  
 何の報酬もなく
 そして
 何の褒賞もなく
 あまりにも健気に
 ある時は
 寒風の道を
 紅の頰を輝かせながら
 また ある時は
 熱風の道を
 銀の汗を流しながら
 歩みゆく貴女よ。
  
 御本仏 大聖人も
 最極の弟子よと
 いかばかり讃え
 衣で覆い包まれんことか。
 朝の光に照らされて
 他の誰人よりも
 尊き使命と人生を
 意義深く
 楽しみゆく貴女よ!
 そして
 日々 新鮮な魂で
 喜び舞いゆく貴女よ!
  
 悲しむこともなく
 負けることもなく
 今日も
 愉快に勝ち進む
 貴女の名は
 「幸福博士」だ。

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