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山口開拓指導」から65年―

2021年10月04日 | 妙法

座談会〉 「山口開拓指導」から65年―― 短期決戦は“一人を大切に”2021年10月4日

  • 公明 一律数万円 ポイント事業を提案
  •   
  • 〈出席者〉原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方男子部長、大串女子部長

 原田 この10月9日で、「山口開拓指導」開始の日から65年となります。中国の同志の皆さんは今、新たな広布開拓の歴史を築こうと、力を合わせて勢いよく進んでいます。
  
 永石 池田先生は、9月23日付の「随筆」で、延べ22日間という「短期決戦」の「山口開拓指導」に勝利できた理由は、「どこまでも『一人を大切に』したからに他ならない」とつづられました。
  
 原田 「たった一人でも聞いてくれる者がある。一人の人に会えばよい」と戸田先生が語られていたことも教えていただきました。
 一人を誠心誠意で励ます。一人に全身全霊で語る。そうして、一歩一歩、着実に仏の軍勢を増やしていくことこそが、勝利への一本道です。
  
 長谷川 「一は万が母」(御書498ページ)です。「一人」の友が新たに立ち上がる姿は、喜びの波動となります。「一人」の友から理解を勝ち得る対話も、勇気の波動を広げます。
  
 永石 10月7日には「勝利島部の日」を迎えます。勝利島部の皆さんは、「一人を大切に」する実践を貫き、まさに地域広布の模範の実証を示しています。
  
 長谷川 各地の島で、困難を勝ち越え、今日の輝かしい広布の歴史を刻んでいるのも、全ては「師弟の信心」「不屈と自発の信心」のたまものです。
  
 原田 先生は先日、「石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信の故なり、何に況や仏法においてをや」(同1245ページ)との御聖訓を拝され、「どうあれ、勝利を射貫いてみせる」との決定した信心の一念で祈り抜くからこそ、仏天を揺り動かし、一切を味方に転じていけると強調されました。
 私たちは今こそ、全国を舞台に、自分史上最高の拡大に挑戦し、師弟の大光をいやまして放ち、栄光の「11・18」を盛大に祝賀していきましょう。

さあ、いよいよ立正安国の凱歌の時へ(9月、中国方面と総広島の代表の集い)
さあ、いよいよ立正安国の凱歌の時へ(9月、中国方面と総広島の代表の集い)
「連立政権」に合意

 大串 1日、自民党の岸田新総裁と公明党の山口代表が会談し、新たな連立政権の合意文書に署名しました。
  
 西方 ここでは、「国民の不安に寄り添い、国民の声を聞き、謙虚な姿勢で真摯な政権運営に努め、国民の命と健康、雇用と暮らしを守る」ことで、「コロナ禍の克服と力強い日本の再生を成し遂げる」と強調されています。
  
 原田 未曽有の試練の時代にあって、政治の責任はますます重くなっています。国民の期待に応える政権であってもらいたいと切に願います。

デジタル社会推進

 大串 衆院選に向けて公明党は、「デジタル、グリーンで経済再生」を重点政策の一つに掲げています。その中で、マイナンバーカードの所有者に、買い物で使えるポイントを付与する「新たなマイナポイント事業」を提唱しています。
  
 西方 交付率が4割未満にとどまっているマイナンバーカードの普及は、行政サービスの拡充などデジタル社会の推進に向けて不可欠です。
  
 長谷川 新たなマイナポイント事業は、デジタル社会の基盤となるマイナンバーカードの普及を進めると同時に、消費を喚起する施策です。
  
 永石 これまでのマイナポイントでは、例えば2万円をチャージ(入金)した場合、5000円分のポイントが付与されました。
 今回は、同カードを保有する人や、これから取得する人に対して、1人一律数万円のポイントをそのまま給付する仕組みです。
  
 大串 早速、友人から、「非常に大切で、また楽しみな政策だね」との期待の声が寄せられています。

「未来応援給付」を

 西方 高校3年生までの子どもを対象に、1人当たり一律10万円相当を支援する「未来応援給付」にも、賛同の声が届いています。
  
 原田 対象人数は約1978万人。日本大学の末冨芳教授は、「『未来応援給付』の素晴らしいところは、親の所得に関係なく、高校3年生までの全ての子どもたちを対象にしたことです」「親子の大変さに寄り添い、全子育て世帯への平等な支援を意図した公明党らしい温かい政策です。感染拡大“第6波”の到来に備え、迅速に実現してほしい」と語っています。

変わらぬ虚言体質

 西方 10万円といえば、公明党は昨年4月、全ての人への一律給付を実現に導きました。
 「パンデミックの状況に求められるリーダーシップの表れ」(京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長)、「国民の声をくみ取る公明党の本領が発揮された」(社会活動家で東京大学特任教授の湯浅誠氏)などと高く評価された政策です。
  
 永石 これは言うまでもなく、「一律10万円 公明強硬 政府押し切る」(読売)、「公明党が『一律10万円』を主張し提出直前の予算案組み替えが決まった」(毎日)、「公明の強い働きかけにより、政府は異例の方針転換」(産経)などと報じられた通り、公明党の実績です。
  
 西方 しかし、こともあろうに共産党は、この政策について、「自分たちが実現した」などと喧伝し、各地で失笑を買っています。
 公明新聞にも、「かつて、議会で“共産党は他人のやった仕事を横取りするハイエナという獣に似ている”と厳しく糾弾した東京都知事がいたが、共産党の“虚言体質”は一貫して変わらない」とありました。

「安定か大混乱か」

 長谷川 来る衆院選は、政権選択の大事な選挙です。読売新聞の世論調査で、“平成で最も悪い影響を与えた政治的出来事”と評されるのが、「自民党から民主党への政権交代(2009年)」です。
  
 大串 今回も「自公による『安定』か、野党による『大混乱』か」(作家の佐藤優氏)が問われています。「基本政策の一致がない立憲民主党と共産党による野合政権を誕生させたら、日本は破滅に向かいます」(政治評論家の森田実氏)との指摘もあります。
  
 原田 コロナ禍を克服し、いかに日本を再生させていくか。公明党は、今回の選挙戦を必ず勝ち抜き、政権与党として、国民に喜ばれる政策をどんどん実現してもらいたい。

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