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日々の積み重ねが、大事な歴史……

ブルーライト

2015年07月17日 | デジタル・IT

スマホ等から出るブルーライトの対策を眼科医師が解説 - 浴びる時間が重要


 

© マイナビニュース 提供

ブルーライトという言葉を聞くと、どのようなイメージを抱くだろうか。パソコンなどから発せられるブルーライトをカットするめがねも数多く販売されていることから、「目に悪そう」と認識している人も少なくないだろう。

ところがこのブルーライト、実は浴びる時間帯によって私たちにとって「敵」にも「味方」にもなりうるのだ。今回はブルーライトが人体に与える影響や、浴びることのメリット・デメリットについてあまきクリニック院長の味木幸医師に話を伺った。

○目にダメージを与えるブルーライト

ブルーライトとは、波長が短い青色光のことを指す。ヒトの目で見ることのできる光の中で最も波長が短く、その分強いエネルギーを持っているのが特徴だ。自然界で言えば、太陽光にブルーライトが含まれている。そのほか、私たちの生活においてはパソコンや液晶テレビ、スマートフォンなどのLEDを使用したディスプレーなどにも含まれている。

ブルーライトは角膜や水晶体で吸収されず、目の奥深くにある網膜まで到達するが、網膜は光から強いダメージを受けると失明する可能性がある。また、体にさまざまな悪影響を及ぼす「活性酸素」がブルーライトを受けて活性化することも、ブルーライトが「悪者」扱いされるゆえんの一つだろう。

○昼間のブルーライトは体にいい

だが、このブルーライトは、人間の体内時計を調整するという重要な役割があると味木医師は話す。

「ブルーライトは、浴びた瞬間に『朝の活動が始まるぞ』ということや、その十数時間後に『夜だからそろそろ寝る準備を』ということを知らせる、いわば『体内時計のセンサー』としての役目を果たしています。そのため、昼間に5分か10分でもいいので日光を浴びると、私たちの生命を維持するための『サーカディアンリズム』にとって良いです」。

私たちの体には、約24時間を周期とする内因性のリズムであるサーカディアンリズム(概日リズム)が存在し、ホルモン分泌や睡眠などの活動にもサーカディアンリズムが関わっている。

一方でヒトの体内時計の周期は約25時間と言われており、1日の周期である24時間のリズム(サーカディアンリズム)と約1時間のずれがある。そのため、日常生活において「光」「食事」などの外的要因を加えることで、体内時計とサーカディアンリズムの「1時間のずれ」を修正している。

このサーカディアンリズムと体内時計のずれは、血圧や血糖値、ホルモン分泌などの乱れを招く。その結果として睡眠障害やうつ、肥満、糖尿病、高血圧などのリスクも高まってしまう。そして、このずれの誤差を少なくし、2つを同調させようとする因子の中で最も強いものが、ブルーライトを含む日光なのだ。「日の出と共に起き、日の入りと共に寝る」という言葉は、これに由来するものだろう。

そのため、味木医師は「昼間はむしろたっぷりとブルーライトを浴びた方がいいのです」と話す。また、太陽光には骨の代謝に関係があると言われているビタミンDを活性型にしてくれるというメリットもある。昼間にブルーライトを吸収するならば、太陽の光を浴びるのがいいだろう。

○夜間のブルーライトはNG

ただ、ブルーライトが私たちの「味方」なのは、昼間に限ってのこと。夜間にブルーライトを浴びると、私たちの体は「まだ太陽が出ているのだろう」と誤った判断をしてしまい、体にさまざまな不調をおよぼす。目にも必要以上の負荷がかかってしまうことから、「味方」が一転、「悪者」となってしまうのだ。

夜になってもお構いなしにパソコン作業をしているビジネスパーソンは無数にいるだろうし、今やスマートフォンやタブレット端末を持っている人は当たり前となった。もちろん、これらのアイテムはブルーライトを発している。

「今では、ほとんどの車がLEDのライトをつけて走行しています。日中にそれらのライトを見ても大したことはありませんが、夜間に見るとサーカディアンリズムが崩れます。街のネオンにもブルーライトが含まれています」。屋内だけではなく、屋外でも至る場所にブルーライトがあふれているため、夜間は常に「ブルーライトの危険」にさらされているといってよいだろう。

○手軽なブルーライト対策って?

プラスの側面とマイナスの側面があるブルーライトは、つまるところ付き合い方が大切と言える。味木医師はブルーライトとの上手な付き合い方のポイントをいくつか挙げてくれた。

■視界がゆがみ欠損して見える「黄斑変性症」を患っていたり、網膜に疾患があったりする人はブルーライトカットのめがねをかける

■目に異常が無くても、眼精疲労やストレスに悩む人もブルーライトカットのめがねをかける

■仕事以外でも頻繁にスマートフォンを使用する場合は、反射防止タイプのフィルムなどを貼付する

■パソコンやスマートフォン画面の照度を下げる

目を労わりたい人は、普段使用のめがねにもブルーライトカット機能を入れてみてもいいだろう。

これらの対策以外に、体の内側からブルーライトを"ブロック"するための方法としてサプリメントを選択するという手段もある。

「ブルーライトから目を守るには、ルテインやアスタキサンチン、アントシアニン系のサプリメントを摂取するのも効果的です。ルテインは網膜の中心部である黄斑部分にフィルターを作ってくれます。また、アントシアニンやアスタキサンチンは体全体に抗酸化作用を及ぼしてくれます。自分の目を守るため、『体の内側にブロッカーを作ればいい』という意識を持つとよいでしょう」。

現代社会は、もはやパソコンやスマートフォン抜きではビジネスが成り立たなくなったと言っても過言ではないだろう。それらのディバイスからブルーライトを浴びてしまうことは仕方ないし、ブルーライトは必ずしも完全悪ではない。サーカディアンリズムの観点から、「昼間にたっぷり浴びて夜は控える」ということを意識して向き合うようにしよう。

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人型ロボット「Pepper(ペッパー)」

2015年07月03日 | デジタル・IT

型ロボ、鳥取県の宣伝部長に 「魅力、世界に発信」

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鳥取県の平井伸治知事とともにポーズを決める人型ロボット「Pepper(ペッパー)」=1日午前、東京都港区

 ソフトバンクが開発した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が1日、鳥取県の特設ポスト「宣伝部長」に任命され、「鳥取県の魅力を世界に向けて発信します」と元気な声で意気込みを語った。東京都港区にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で2日まで販売員として店頭に立ち、県の特産品や観光名所をアピールする。

 平井伸治県知事が辞令を手渡し「しっかり宣伝して、お客さんを集めてほしい」と訓示。ペッパーは知事と一緒に「(鳥取)砂丘からサンキュー!」とだじゃれでポーズを決めた。

 ペッパーは高機能のマイクやセンサーを使って人の感情を読み取り、会話できる。

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次世代の高速通信規格である4G

2015年06月14日 | デジタル・IT

いろいろあるモバイル通信の規格

進化を続けるモバイル通信

画像:イメージ図

近頃、スマホ(スマートフォン)のCMなどで、「3G」(スリージー)、「4G」(フォージー)、「LTE」(エルティーイー)といった言葉をよく目にするようになりました。これらは、実はすべてモバイル通信の規格を表しています。

モバイル通信でやり取りする情報は、時代とともに音声からデータ中心に変わってきています。特に最近はスマホでSNSを利用したり、写真を送受信する機会が増え、『より高速な』通信規格が求められています。こうした使い方の変化に対応するため、次々に高速な通信規格が登場しているわけです。

それぞれの規格の意味を知っておけば、おおよその通信速度が判断でき、スマホを購入する際にも目安になります。

そもそも「G」ってどういう意味?

画像:イメージ図

まずは、3Gや4Gで使われている「G」という言葉の意味から。これは、英語の「Generation(世代)」の頭文字です。たとえば、3Gというのは「第3世代」の通信規格であることを意味しています。

あまり耳慣れないかも知れませんが、かつては1G(第1世代)、2G(第2世代)のモバイル通信規格もありました。1Gはアナログ方式の通信規格、2Gはデジタル方式になってメールやネットの利用に対応した規格。2000年代に入ってからは、より高速化された3Gが主流に。3Gに該当するサービス例として、NTTドコモの「FOMA」(2001年10月サービス開始)があります。

そして今、スマホの爆発的な普及によって注目されているのが、次世代の高速通信規格である4Gです。こんな風に「数字+G」という言葉を見かけたら、数が大きいほどスピードが速いとイメージしておけばいいでしょう。

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フェイスブックやLINE   トラブル急増 昨年度7千件

2015年06月14日 | デジタル・IT

SNS消費者トラブル急増 昨年度7千件、中高年層に拡大

 フェイスブックやLINE(ライン)といった会員制交流サイト(SNS)が絡む消費者トラブルが2014年度に急増し、全国の消費生活センターに寄せられた相談件数は過去最多の7370件に上ったことが13日、消費者庁への取材で分かった。約5千件だった13年度に比べて2千件以上も増えた。

 消費者庁や国民生活センターは、スマートフォンやタブレット端末の普及でSNSが身近になり、不慣れな人がトラブルに巻き込まれやすくなっていると分析。若年層だけでなく、40~60代の相談の増加が目立っており「幅広い年代に被害が広がっている」と注意を呼び掛けている。

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Apple Watch

2015年06月11日 | デジタル・IT

この秋、Apple Watchはこう変わる

この秋、Apple Watchはこう変わる: Apple WatchにwatchOS 2が搭載されるとどう変わるのでしょうか© ITmedia_HealthCare 提供 Apple WatchにwatchOS 2が搭載されるとどう変わるのでしょうか

 Appleが開催した開発者向けの年次会議「WWDC 15」で、Apple Watch向けのOS、「watchOS 2」が発表されました。2015年秋には無償のアップデートとして配布予定なので、すでにApple Watchを持っている人は、もれなくこの新OSの恩恵にあずかれることになります。

 現在のApple Watchの姿は、基本的にはiPhoneがないとほとんどの機能は利用できず、言ってみればサブディスプレイや周辺機器のような存在です。もちろん、周辺機器としての良さはあり、iPhoneを見る回数が減ったり、米国に限られますがApple Payの決済が手軽にできたりしますが、Apple Watchを使うことで何かが劇的に変わる、ということはまだあり感じられません。

 ですが、watchOS 2がリリースされると、このApple WatchとiPhoneの関係は大きく変わります。Apple Watch単体でも動作する、ネイティブアプリの開発ができるようになるからです。Apple Watch用アプリは、おそらくiOS向けのアプリとセットで提供されるという形は踏襲すると思われますが、iPhoneが近くにない環境でもさまざまな機能が利用できるようになるのには大きなメリットがあります。

 ネイティブアプリが登場すると使い勝手どう変わるのか、具体的なシーンも想定しながら考えてみたいと思います。

●単体で利用できる機能が少ないApple Watch

 今Apple Watchを使っている人の多くが感じているであろう不満、それは、Apple Watch単体で利用できる機能が少ないことではないでしょうか。

 Apple Watchを機内モードにしてみればすぐに体験できますが、iPhoneと通信できなくなると、Apple Watchは時刻の表示とスケジュールの確認、アクティビティの計測、心拍数の計測、ワークアウトの計測、タイマー、ストップウォッチ、アラーム、世界時計、受信済みメッセージやメールの確認、転送済み音楽の再生以外の機能が利用できなくなります。

 これでもデジタル時計程度の機能は利用できるわけですが、普段できることと比べてしまうと不自由に感じます。特に、アプリは一切の情報更新が止まってしまいます。

 またiPhoneと通信できる状態でも、Apple WatchからiPhoneに戻る連係が不十分で、満足のいく操作感が得られなかったり、情報の更新に案外時間がかかったりする部分も、少なからず不満を感じる部分です。

●ネイティブアプリ対応で利便性が大きく向上

 こうした状態が、ネイティブアプリの登場によって大きく改善されます。

 理由は簡単です。Apple Watchのアプリは、現在その処理をほぼすべてiPhoneで行っています。つまり、Apple Watchはリモコンとディスプレイだけの状態なのです。これが、watchOS 2になると、Apple Watch内で処理が行えるようになります。また、既知の(設定済みの)Wi-Fi環境があれば、そこでインターネットにアクセスして情報を得ることも可能になります。つまり、iPhoneがなくてもできることが飛躍的に増えるわけです。

 例えばグランスに設定している情報は、必要に応じて更新されるようになります。マップやナビゲーション機能は、位置情報のキャリブレーションができていれば、都市部ではiPhoneなしでもある程度利用できるようになるでしょう。

 現在はiPhoneと一緒に持ち出さなくてはいけない、サードパーティーベンダー製のアプリでも、スポーツアクティビティの計測ができるようになるのもポイントです。お気に入りのアプリを使って、なおかつiPhoneを持たずに、身軽に運動ができるようになります。特にApple Watchのワークアウトに登録されていないスポーツ、テニスやボルダリングなどの運動が、iPhoneなしでも正しく計測されアクティビティに反映されるようになるのは、モチベーションの向上にもつながると思います。

 スポーツアプリなど、ヘルスケア系ネイティブアプリは、Apple Watchとの相性が非常にいいと考えられます。心拍計や加速度センサーの情報が直接取得できるようになるので、運動量の把握も専用器具を別途購入することなく可能になります。睡眠の計測など、現在活動量計が必要なシーンも、watchOS 2登場以降は、アプリとApple Watchだけで実現できるようになるでしょう。

 ニュースアプリの更新も、iPhoneがなくても利用できるようになります。watchOS 2では、Apple Watchで受信した情報をiPhone側に送ることもできるようになるので、通信が途切れている間にApple Watchで受信した情報を元に、iPhone側で最新情報を表示するといったことも可能になります。なるべくリアルタイムに正確な情報が欲しい、天気の情報も、watchOS 2登場以降は多くの気象情報会社がサービスを提供してくれることは間違いないと思います。

●Apple Watchの使い方にも変化が現れる可能性

 このように多くのことがApple Watch単体でできるようになると、Apple Watchの使い方自体も変わる可能性があります。

 現在のApple Watch用アプリは、iPhoneアプリのサブセットのような位置付けのため、だいぶ簡略化されているとはいえ、画面が小さい割に機能が多く、タッチ操作やDigital Crownでのスクロール操作が非常に多く残っています。

Apple Watch側で処理できることが増えれば、機能が増えることは当然考えられますが、一方で、この小さなデバイスに最適化した使い方、例えば複数のアクションを1アクションにまとめて実行するような、操作を簡略化する方向も出てくるでしょう。

 現在はメニューをたどって実行する必要がある機能が、グランスのボタンから簡単に呼び出せるようになったり、通知から実行できるアクションが増えたりすることは容易に想像できます。いかに少ないアクションでユーザーが目的を果たせるようにするかは、今後Apple Watchアプリの大きなテーマになるはずです。

 Apple Design Award 2015を受賞した「Workflow」というiOSアプリは、ドラッグ&ドロップで複数のアクションを組み合わせて実行できる命令が作成できることで人気です。例えば直前に撮ったスクリーンショットを添付したメールを作成する、あるいは現在地近くのコーヒーショップを探す、といったよく使う一連の操作が自動化できるのですが、Apple Watchのネイティブアプリでは、これに近い世界が目指されるのではないでしょうか。

 watchOS 2では、Siriも強化され、音声でアプリを実行することは可能になるので、決して絵空事ではないと考えます。

 例年、秋というと新しいiPhoneやiPadが発表される時期でもあります。そのタイミングでApple Watchの新しいモデルが出るかどうかは分かりませんが、少なくとも現行のApple Watchに新OSがもたらされ、機能が向上することは間違いありません。しばらくApple Watchを使ってみたけど、なんだか飽きてしまったな、という人もいるかもしれませんが、新OSが出るまでは、手放すのを待った方がいいかもしれません。

 思い起こせば、「iPhone」が初めて登場したときも、ネイティブアプリの開発環境は提供されておらず、多くの機能はWebブラウザのSafariで実行するような製品でした。それが「iPhone 3G」に合わせて登場したiPhone OS 2で大きく変わり、ネイティブアプリの開発が解禁されたことで、さまざまな用途が広がり、今のiPhoneがあることは多くの人が知るところです。

 Apple Watchも、ネイティブアプリの開発解禁によって、今は想像もできないような進化が約束されたと言っても過言ではないでしょう。

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