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日本は「排外主義的」と米大統領が批判-移民受け入れに消極的と指摘 5/2(木) 11:19配信 Bloomberg

2024-05-02 21:11:19 | 日記
日本は「排外主義的」と米大統領が批判-移民受け入れに消極的と指摘
5/2(木) 11:19配信
Bloomberg

(ブルームバーグ): バイデン米大統領は1日、ワシントンで行われた選挙資金集めイベントでのスピーチで、自身が「排外主義的」と呼ぶ国のリストに中国やロシアとともに同盟国の日本を加えた。

バイデン氏は、中国が移民受け入れに消極的なことを同国の経済問題と結び付けた先月の発言を繰り返し、今回はそれにロシアだけではなく長年の同盟国である日本も加えた。3週間前にはワシントンで岸田文雄首相と首脳会談を行い、公式夕食会を開いたばかりだ。

大統領はアジア系や太平洋諸島出身の献金者に対し、「われわれの経済が成長している理由の一つは、あなたたちや他の多くの人々のおかげだ。われわれが移民を歓迎しているからだ」と発言。「なぜ中国が経済的にこれほど行き詰まっているのか、なぜ日本は問題を抱えているのか、なぜロシアやその他の国はこうなのか。彼らは排外主義的で移民を望んでいないからだ」と語った。

バイデン米大統領、中国は「排外主義的」-経済の諸問題も列挙

大統領による批判と、米国の2大ライバル国と並べて日本に言及したことは、日本政府の反発を招くかもしれない。日米両国は先月、インド太平洋地域における中国の「危険な」行動に対抗する必要があるとして、防衛関係の大幅な強化を発表した。

中国に対抗し同盟関係を強化、防衛協力進展へ-日米首脳会談

原題:Biden Now Calls Ally Japan ‘Xenophobic’ Along With China, Russia(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

Justin Sink, Isabel Reynolds

円が対ドルで上げ加速、一時153円台-円買い介入の観測浮上 2024年5月2日 5:20 JST 更新日時 2024年5月2日 7:49 JST

2024-05-02 21:06:58 | 日記

円が対ドルで上げ加速、一時153円台-円買い介入の観測浮上
宮井伸明
2024年5月2日 5:20 JST 更新日時 2024年5月2日 7:49 JST

1日夕方のニューヨーク外国為替市場で円がドルに対し一時3%上昇し、153円04銭を付けた。日本が祝日だった4月29日に一時160円17銭と約34年ぶりの安値を更新後に急騰した際の154円54銭を超えて買われた。市場では、日本の通貨当局が円買い介入を実施している可能性があるとの観測が浮上している。東京市場2日朝の取引では、円は155円台に戻している。

  三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役(ニューヨーク在勤)は、1日のNY外国為替市場終盤の円急騰について、値動き的には介入のように見受けられると語った。

  野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストも、米連邦準備制度理事会(FRB)の顕著なタカ派化回避と米指標の弱さからドル安圧力が強まり、欧州勢のアクティビティーが低下した段階でタイミングをうかがった介入再発動の可能性があるとの見方を示している。
円が急上昇



  米連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレについて再び懸念していることを示唆し、利下げを開始するには物価上昇ペースが鈍化していることを示すさらなる証拠が必要だと改めて指摘した。

  FRBのパウエル議長は会合後の記者会見で、「今年はこれまでのところ、特に確信を深められるようなデータは得られていない」と発言。「インフレに関する指標は予想を上回っている。確信を強めるまで、従来の想定よりも時間がかかりそうだ」と述べた。

FOMC、政策金利据え置き-インフレ沈静化の進展は失速

  財務省の神田真人財務官は2日、為替介入の有無について、今は話せることはないとして、介入実績は今月末に公表する予定だと述べた。30日も介入の有無についてコメントを避けた上で、「過度な変動が投機で発生すると国民生活に悪影響」だと指摘し、24時間体制で対応すると発言していた。

神田財務官:為替介入の有無については今、お話できることはない

  日本銀行が公表した5月1日分の当座預金増減要因の予測値からは、5兆円強の介入が行われた可能性が示されている。

29日の為替介入は5.5兆円規模の可能性、日銀当座預金見通しが示唆

  市場では日銀の植田和男総裁が4月26日の会見で、円安が輸入インフレにそこまで影響を及ぼしていないと述べたことをハト派的と捉え、円売りが加速。一方、米国では粘着的なインフレ圧力を背景に利下げ観測が後退し、日米金利差を背景とした円安基調が続いてきた。

関連記事

ドル・円急落、タイミングをうかがった介入再発動の可能性-野村証

円急騰、介入のように見受けられる-三井住友信託銀
(4段落に神田財務官の発言を追加し、チャートを更新します)

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東証大引け 日経平均は続落 朝安後下げ渋る、連休前で方向感乏しく 国内株概況 2024年5月2日 15:29

2024-05-02 21:04:40 | 日記
東証大引け 日経平均は続落 朝安後下げ渋る、連休前で方向感乏しく
国内株概況
2024年5月2日 15:29

2日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比37円98銭(0.10%)安の3万8236円07銭だった。前日の米ハイテク株安を引き継いだ売りが先行したが、その後は一時上昇に転じるなど、前日終値近辺で方向感の乏しい展開が続いた。

朝方に日経平均の下げ幅は300円を超え、節目の3万8000円を下回る場面があった。ただ、売り一巡後は日本株の根強い先高観を背景とした押し目買いが優勢になった。 連休前の持ち高調整で海外短期筋などの売り方の買い戻しも株価指数先物に入り、相場を下支えしたとの見方があった。

米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決め、パウエル議長は記者会見で利上げの可能性は低いと強調した。市場では想定していたほどタカ派寄りではなかったとの受け止めが多く、株式相場には一定の支えとなった。ただ、4月の米雇用統計の発表(3日)などを控え、東京市場が休場の間に米国など海外の相場が大きく動く可能性があるとの警戒から、持ち高を一方向に傾ける動きは出にくかった。

東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は0.87ポイント(0.03%)安の2728.53だった。JPXプライム150指数は反発し、0.64ポイント(0.05%)高の1189.62で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆2061億円、売買高は14億9274万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は936。値上がりは645、横ばいは70だった。

サイバーやTDK、三菱商が下げた。一方、関西電や東電HD、Jフロントは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

円急騰、一時153円台後半 一気に3円上昇 北米 2024年5月2日 5:40

2024-05-02 06:04:53 | 日記
円急騰、一時153円台後半 一気に3円上昇
北米
2024年5月2日 5:40


【ニューヨーク=斉藤雄太】1日のニューヨーク外国為替市場では同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に円高・ドル安が進み、円相場は一時1ドル=153円台後半まで上昇した。

対ドルの円相場は米東部時間午後2時のFOMCの結果公表前に157円台後半で推移していた。その後は一進一退となったが、午後4時半ごろに153円台後半まで3円以上急上昇する場面があり、荒い値動きをみせている。市場では日本政府・日銀による為替介入への警戒感もくすぶっている。

自信なくしたパウエル氏の発言、介入当局に最大級の試練 豊島逸夫の金のつぶやき 2024年5月1日 13:58

2024-05-02 06:03:07 | 日記
自信なくしたパウエル氏の発言、介入当局に最大級の試練
豊島逸夫の金のつぶやき
2024年5月1日 13:58

本日ニューヨーク市場の午後に米国の金融政策決定会合である米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間の討議を終え、声明文発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見がある。パウエル氏の発言次第では円相場は1ドル=160円再突破も視野に入るので、日本の介入当局は今晩は徹夜の臨戦態勢で、必要とあらば直ちに対応することになろう。

なにゆえ、パウエル氏の発言がそこまで円安を加速させる可能性があるのか。話は前回の3月のFOMCに遡る。そこでは、声明文に「FOMCは、インフレが持続的に2%ターゲットに向かうことに、より強い自信を持つことができなければ、利下げ実行は適切ではない」と書き込まれた。予想利下げ回数の中心値も3回と明示された。

ところがその後の4月16日に、パウエル氏は「最近の経済データにより、明らかに(インフレ目標達成の)自信が持てなくなり、その自信を得るまでに、いまだ時間がかかる」と、あっさり見解を変えたのだ。

年初は年7回の利下げを3月から始めるとの予測を織り込んでいた市場にとっては「爆弾発言」であり、今や利下げ予測の主流は12月に1回、「利上げ再開」の予測の可能性さえ20%を超す。

では、前回と今回の間になにが起こったのか。それは、3カ月連続となる米インフレ指標の上振れだ。1回なら、季節調整による統計上のノイズで済ませることが出来た。2回続くと、市場は疑心暗鬼になった。それが3回も続くと、もはや市場はインフレが想像以上に粘着質であることを認めざるを得ない。

そこで今回のパウエル議長記者会見での質問は、この点に集中して、同氏が、どのような英語の形容詞・副詞等を駆使して語るかが、市場に大きな影響を与えることになる。「利上げの可能性もあるか」と聞かれ、万が一にも「議論のテーブルにないとはいえない」などと述べれば、円相場は即160円再突破という動きとなろう。

それは極論としても「インフレ退治の道のりは凸凹と語ってきたが、その凸凹はより激しくなる可能性がある」とでも語れば、日米金利差はおおむね変わらず、市場は12月に1回だけの利下げをメインシナリオとして受け入れざるを得ず、円安トレンドが長期化することを覚悟せねばなるまい。日本側の介入当局も、FRB由来の円安になると、世界のマネーの流れに日本だけが逆行することになり、介入効果も、円安の速度を多少なりとも遅らせる程度となろう。

実は30日のNY市場で、FOMCのリハーサルともいえそうな「前座」クラスの出来事があった。FRBが賃金インフレを測るうえで重要視している雇用コスト指数が上振れ、1〜3月期は前四半期比1.2%、前年同期比では4.2%上昇したのだ。円相場は157円前後から、157円50銭程度まで円安に振れた。

FOMCを通過しても、今後、米重要経済指標発表のたびに、介入当局は投機筋を封じ込まねばならない。いわゆる、もぐらたたきとなるリスクがあるのだ。

円安をめぐる攻防が長期化する可能性も考慮しておくべきであろう。
豊島逸夫(としま・いつお)
豊島&アソシエイツ代表。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラー。チューリヒ、NYでの豊富な相場体験とヘッジファンド・欧米年金などの幅広いネットワークをもとに、独立系の立場から自由に分かりやすく経済市場動向を説く。株式・債券・外為・商品を総合的にカバー。日経マネー「豊島逸夫の世界経済の深層真理」を連載。
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