ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

将来なりたい職業

2008-09-15 00:13:41 | 大学
跡見学園女子大学のアクイナス大学(アメリカ・ミシガン州)での夏季短期研修は12日(金)に全日程を終え、13日(土)に現地を出発、日本時間の今日14日夕方に日本に到着した(私は途中まで別行動で9月5日夜から一行に合流)。

途中、事故もなく、全員無事に日程を終了して何よりだった。

今年は、参加人数がこれまでで一番少なかった(10人)のだが、そのことが逆に幸いして、特に英語の授業(ESL)などはひとりひとりに非常にていねいな指導をしてもらったので、参加した学生にとっても大変充実した内容になったと思う。

講義科目である「サステイナブル・ビジネス」のクラスでは、2週目の月曜日(8日)に次の2つの課題が出された。

1)サステイナブル・ビジネスに関して、これまで授業で取り上げられていない質問を3つ考えて提出すること

2)将来、自分が大学を卒業した後につきたいと思っている職業の内容を説明し、かつ、その職業や職場をサステイナブルビジネスに変革していくための提案を6つ以上書き出すこと

これがなかなか手ごわい課題だったので、次の日から英語(ESL)の授業は全部を使ってサステイナブルビジネス課題対策講座になってしまった。

これはこれで、学生たちが真剣に課題に取り組み、英語表現を身につけるよい訓練になるので、教育の観点から見ると実に好ましい展開だったと思う。

2)の自分が卒業してから就きたい職業というのをどう書くのか、興味深かったが、最終日の発表のときに全員分の希望の職業が判明した。参考までに書いておく。

中学校の教員、アパレル雑誌の編集者、ホテルスタッフ、ビジネス秘書、スーパーマーケットの店員、産業カウンセラー、スクールカウンセラー、フライトアテンダント、スーパーマーケットの経営者、チャイルドケアセンターのスタッフ。

それぞれ、その職場や職業をサステイナブルにするためのアイデアを考えるのが前提なので、アイデアを思いつきやすい職業を考えた、という点もあるのだろうが、出揃ってみると、それぞれに個性が出ているように思われて面白かった。

(注)なお、カウンセラー志望が2人いるのは、跡見の臨床心理学科の学生が2人この研修に参加しているため。


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