ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

キャリアデザイン講演会@跡見

2006-12-16 22:57:05 | 大学
昨15日、跡見女子大学の実践ゼミナール履修者(2年生が中心)全員を対象に、本年度のキャリアデザイン講演会が行われた(18時~20時、茗荷谷キャンパス東館視聴覚ホール)。

タイトルは、「女性のキャリア進出の現状とキャリア形成」。
講師とパネル・ディスカッションのコーディネータをしていただいたのは、ジャーナリストの福沢恵子さん(元朝日新聞記者、東京家政大学人間文化研究所客員研究員)。現在、ウーマンズキャリアナビの運営委員。

パネリストとしてご登場いただいたのは次の方々である。
青木千枝さん リクルートマネジメントソリューションズ
越智仁美さん 三井化学
甫守美沙さん b-style
持田聖子さん ベネッセ次世代育成研究所

これが、めったに聞けないほどおもしろい、刺激的なディスカッションであった。
皆さん、むやみに自分を主張しようとするのではないが、しっかりと自分の考えを持ち、自分の体験を元にそれを熱心に伝えようとしてくださっているのが強く伝わってきた。

会社を変わった、社内で部署が何度も変わった、海外留学をした、出産・育児のために休職した、など、自分の転機に何を考えたか、何がその決断を後押ししたのか、という話が、私などにも非常にインパクトを持って聞こえた。
学生たちも、パネリストの皆さんの話に魅了されて、食い入るように聞き入っていた。

学生たちへのアドバイスとしてあげていただいたのは、例えば、次のようなことである。

・大人と対話する
・大学時代に一生の友人を作る
・(特に恋人の生活に自分の生活を合わせるのではなく)自分軸で考える

たとえば、「今付き合っている彼氏に合わせて自分の人生設計をしようとすると小さくなってしまう」というようなことは、この日のような個性的で魅力にあふれた(そして、ある意味豪快な)メンバーではないと出て来ない話だろう。

この場にいた学生たちは本当に得をしたし、何かの事情でその場にいなかった学生たちは本当に損をしたと思う。

今回ご登場いただいた5人の素敵なキャリアウーマンの方々に改めて御礼を申し上げたい。



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2 コメント

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Unknown (小園弥生)
2006-12-17 23:37:38
曽田様、こんばんは。男女共同参画センターで働くわたしは福沢恵子さんとはいっしょに長いこと、お仕事させていただいてます。尊敬する先輩です。
仕事を持っていることはパートナーからの暴力にさらされたときも、踏み惑ったときも、頼りになります。と経験からも思います。表現する手段や、自分の好きなことを持っているのと同じぐらい、だいじなことで。若い人たちに、いろんなことを、これまでつちかわれてきたことごとを伝えたいですね。
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小園弥生さま (sota)
2006-12-21 17:56:01
そうでしたか。

コメントありがとうございます。

まっすぐに生きている、度量の大きい女性は素敵ですよね(男性もですが)。

仕事を持っていることの意味は、自分を支える、というところにもあるのですね。
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