昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#21

2006年01月30日 | Weblog
 何はともあれ、静岡空港の愛称が所謂「有識者」の意見を基に決定したようである。その愛称とは「富士山静岡空港」ですと。何とも芸もないというか月並みな名称である、日本一の霊峰富士にあやかろうという気持ちは分るのであるが、私なら、「静岡富士山空港」とした方が地名における位置関係がはっきりすると思うのだが如何なものか。

 ところで、灯台下暗しと言うか私だけ認識が足らなかったと言うべきか分らないのであるが、静岡県にも北朝鮮に拉致された可能性のある人が存在したとは知らなかった。一月二十九日付けの静岡新聞を読んで初めて知ったのである。

 その記事によれば:
 特定失踪者問題調査会が北朝鮮に拉致された可能性が高いと認定する浜松市出身の河嶋功一さん(失踪当時24)の家族が二十八日、同市の河嶋さん宅で、同調査会による北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」で放送するメッセージの収録を行った。家族によると、放送は二月中に行う見込み。
 父親の孝浩さん(77)は病気治療中で参加はできなかったが、母愛子さん(72)、妹智津子さん(46)が五分づつ録音し、「元気にしているいるかい。一日も早く帰ってきて欲しい」「無事ですか。心配しているよ」と安否を気遣う言葉を吹き込んだ。また、失踪以前の家族の思い出など、本人にしか知り得ない情報も加えた。愛子さんは「親として子を思う気持ちは誰でも同じ。寂しい思いをしていないか心配です」と放送に望みを託した。
 「しょかぜ」は昨年十月に放送開始し、毎日深夜に三十分間、拉致被害者らの名前を読み上げたり、家族の呼びかけを流すなどしている。
 河嶋さんは昭和五十七年、浜松市に引っ越しするため横浜市の下宿を出たのを最後に行方不明になった。(以上)

 拉致被害者とその家族の心情を思うとき何ともやり場のない憤りを覚えるのである

 この被害者が、当然拉致されたものとして、二十四年と言う人の一生にとって決して短くはない歳月が流れている。当時二十四歳であったというからには現在四十八歳になられているはずである。当時日本社会党、共産党、日教組などはこの北朝鮮を地上の楽園などと言って褒め称えていた頃の話である。その間に彼の国では外国人拉致なる国家犯罪をぬけぬけと行っていたのである。
 日本は何と間抜けな国であったことか。それもそのはずである。GHQより頂いた憲法によれば、日本国だけが悪徳国家であって、他の国は全て善良な国家であるその外国の善意により日本は生かされている。平和、平和とただ唱えてひたすら外国に強請(ゆす)られていれば国家の安泰は保障される。要は無防備こそ美徳である。こういった無国籍主義国家を甘んじて標榜して来た国というのも世界史上唯一の国柄であろうしその弊害はこのようなものである。

 これが、朝鮮だの中国だのに足元を見られ、もっぱらオドオドしていることの根源であると日本国民全員がこのあたりで気付くべきなのである。

 土井たか子氏や村山富市氏それに最近楽隠居となられた不破哲三氏などは共同で貴殿らが標榜した友好楽園国家に出向いて拉致された日本人を連れ戻したまえ。それが人生最後の仕事として、悔い無きものであろう。