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富士山

2011年01月31日 | 生活
子供がシンクロの練習を普段している静岡市にある、県立静岡水泳場(西ヶ谷プール)
は自宅から車で10数分。
1月と2月はこのプールの老朽化にともない屋根の補修工事をしていて
使用することができない。


今は、車で高速道路を使って約一時間の処にある、県立富士水泳場に
ウィークデイは2or3回、通っている。
往路は、学校が終わってから、コーチ達が何カ所かのJR駅に出向いて、
子供たちを拾い、プールへ向かっている。頭が下がる思いだ。

復路は、自宅を車で午後7時30分にでて午後8時30分到着。
練習が終わった子供を乗せ、午後9時にプールを出て、午後10時に自宅に着く。
子供の夕飯は車の中だ。


土日は、午前9時~午後5時の練習。
午前7時30分に自宅を出て、午前8時30分にプールに着き、子供を降ろし、
コーチにお願いし、自宅へ戻るのは午前10時ころ。

午後4時には再度、プールへ向かわなければならないので、ヨットへ行けない(泣)。



でも、一つ楽しみがある。
富士水泳場は富士山の下、山麓にあって、こんな富士山を望むことが出来る。

昨日の朝の富士山、二景。




  雪煙、舞う  


昨日の夕方の富士山


   西の空



もう少し雪があれば、夕陽に赤く染まるのに…(笑)。





指先が痛い(泣)

2011年01月28日 | 生活
ここ数年、この時期になると、悩ましいことが起きる。
乾燥注意報がでると共に指先が痛んでくる。
指先の痛みは乾燥注意報の代わりだ(笑)。

左右の手の指先が割れるのだ。
親指と人差し指が著しい(泣)。
痛い。
キーボードを打つ時に痛い。

ボロボロになった汚い指を見せて、申し訳ない(笑)。






あかぎれ、アカギレ、皹、皸。こんな漢字があるんだね。


そして、「塗る絆創膏」というのを塗っていた。
こいつが、傷口にしみて痛い(泣)。
また、乾くまで少々時間がかかる。
乾くとガサガサして、写真のような指先になってしまう。
だけど、これは治療薬じゃあないですよね。



家事を手伝うが、特別多くの洗い物をしている訳ではないし、
ボク専用の家事用のゴム手もある(笑)。

デスクの引出にニベアを用意してあって、案外頻繁に指全体に塗っている。
でも、尿素系の治療薬でないと、効果は少ないらしい。

昔ながらのメンソレータム、オロナイン軟膏が有効だと教えてもらい、
オロナインH軟膏を買ってきて、つけ始めたが、かなり効き目がありそうだ。







ミズノ ブレスサーモ

2011年01月26日 | 高機能下着、衣料
春の匂いはし始めているんですが、寒いですねぇ。冷たいですねぇ。
「気合」を入れないとヨットへ乗っても、レーシングモードにならない(泣)。

歳と共に寒さに弱くなってきた(泣)。
夏になると「歳と共に暑さに弱くなってきた」…と言うだろうけど(笑)。



「若いうちは金を払ってでも苦労をしろ。
  歳をとってからの苦労は、とにかく金でかたづけろ」

という格言があるかどうか知らないけど、寒さ対策をしっかりやらないと
コタツorエアコンの効いた部屋で寝転がることになってしまう。

よし、でかけよう!。
足元はコイツだ(笑)。




築地市場で購入した約1センチ厚のフェルト。
こいつは効き目大。
築地市場で濡れた冷えたコンクリート上で一日中過ごしている業者用。
それとウールの中厚手の靴下。


下半身はこいつだ。



ユニクロのヒートテックは街用(…と決め込む(笑))。
山とか海のアウトドアシーンでは役にたたない。…と決め込む。
ユニクロのヒートテックはヒンヤリ感があって、なじめない。


完璧なアウトドアでは、ミズノのブレスサーモ。
http://white.ap.teacup.com/something/687.html

ヒートテックよりかなり高額だけど、ヒンヤリ感はない。


「若いうちは金を払ってでも苦労をしろ。
  歳をとってからの苦労は、とにかく金でかたづけろ」

1度~2度の暖かさの差が思考能力に影響する(笑)。


それに、風を通さないフリースのトレパン。
あるいは風を通さない山用ズボン。
吹いて荒れたら、この上からオイルスキンのパンツ。


さて、上半身もは、なにで決めようか(笑)。

上半身も同様、
一番下にミズノのブレスサーモの長袖アンダーシャツ。
二番目にHHの薄手のフリース、あるいは薄手のカシミヤセーターか?。
三番目は色々だけど、風を通さない厚手のフリースか?。

次に続く。

どっちにしても空気層を多く取ることなんですよね。








ユニラー

2011年01月24日 | ヨット
22日は東京の辰巳水泳場へ子供のシンクロの試合へ応援。
翌23日は、故に遅い出勤。
12時頃にハーバー駐車場に車を置き、こんな道をハーバーへ近づく。



暖かいね。
100mばかり行った処に早咲きの土肥桜がすでに蕾を付けている。



ハーバーは左側。
出艇している艇はすでにいない。当たり前だけど(笑)。
シーホッパーミッドウインターレースを三保海面で行っているので、
そのお手伝いに何艇か、お手伝いをしているはずだ。




もう100mばかり行った処が、ショッピングモール。
そのショッピングモールの海側のデッキには家族連れがいっぱい。
食事をしながら「ひなたぼっこ」を楽しんでいる。
左側の大きな建物はサラダ油を作っている工場なんだが、ここに富士山が鎮座している。
もう少し、立つ位置を右へずらすと雪をかむった富士山が望まれる。

「さて、どうしようか」

あっ、SWINGに自転車が乗っている。
http://white.ap.teacup.com/something/990.html
キャビンの中で宴会やっているかな(笑)。

ショッピングモールの中でタリーズ珈琲と、たこ焼きを買って宴会へ参加(笑)。





TさんとIくんと2月に出かける尻焼温泉の作戦会議が延々と2時間ほど続く(笑)。
この時期の尻焼温泉。もう21年目だ。
http://white.ap.teacup.com/something/833.html

街のおばさん達もおしゃべりだけど、。オヂサン達もおしゃべりだね。



閑話休題

このショッピングモールの南端にユニクロがある。
冬のヒートテック、フリース、夏のドライ速乾シャツなどの高機能衣料は
ヨット乗り御用達だ(笑)。
土日のバーゲンになるとまとめ買いをしている仲間もいる。
ユニクロの種類はたくさんあるので、同じ服に巡り会う機会はそれほど多くない。



しかし、ハーバーを歩いていたら、今日ボクが着てきたセーターと同じモノを
着ている仲間2人に遭遇(大笑)。

「3~4年前に買ったユニクロだから、そろそろ着てくる人は少ない」と思った
と3人とも同じ意見(笑)。

写真を撮ってくれたKくんをまじえて大笑い。

ユニクロばかり着ている人をユニラーと呼ぶようだ。
「ユニクロ栄えて、国滅ぶ」…か(泣)。





ショックコード

2011年01月20日 | ヨット
ショックコード。ゴム紐。

艇のアチコチで、ショックコードは使われている。
<サムシング>でも、いろいろな処に使ってあるけど、
普段、一番活躍しているショックコードは、こいつかな。

ショックコードの代替品を紹介したけど、この役目は果たせないな。
http://white.ap.teacup.com/something/994.html

ティラーを固定するためのショックコード。
ちょっと太めのショックコード。何ミリかな?。
コックピットを横切って左右のトーレールにスナップシャックルで固定。
行って来い状態でWになっている。
停泊時には、ティラーの先端を、ショックコードを巻き付け、ティラーを固定。




機走、帆走時でも、ティラーからちょっと手を離したい時には、
このショックコードにティラー先端を「グルッ」と巻き付ける。
その時の状況でティラーに一回巻したり、二回巻したりしてショックコードの
テンションを変えている。

シングルハンドでオートヘルムを持ち出して来るのが面倒な時など、
短時間だったら非常に有効。
順風以下でメインセールをアップする位の時間だったら、このショックコードで十分。
メインをアップしている時は風位に向かってスピードは出ていないから。
故にオートヘルムの出番は案外少ない。

大型艇、ラット艇はスタンド内にオートヘルムが常設されていたり、ストッパーが
ついていたりして、スイッチ一発で固定されるけど、ティラーの艇はオートヘルム
を引っ張り出してこなくてはならない。


順風以下での帆走中でも、ヘルムさえニュートラルならば、キャビン内に、
何かを取りに行くくらいの時間だったら、このショックコードで事足りる。
逆に、セールをコントロールして、このショックコードで不自由しない程度のヘルム
を艇に持たせるべきなのかな?。
ティラーをセンターで止めないで、その時の状況によって、その位置をずらす。
海上で簡単な食事をするためなどにヒーブーツーする時には、
目一杯シモ側でティラーを巻き付けたりもする。






故に以前はドックアウトする時には、このショックコードを外していたけれど
今は、ほとんど付けている。
コックピットを横切っていて、ちょっと邪魔だけど、伸びるし、外すのが面倒(笑)。




ティラーを仮留めする「ティラータマー」という商品もあるようだが、
ウチの艇はこれで十分かな。
http://item.rakuten.co.jp/kai-you/tiller/

以前、オートヘルムが存在しなかったり、何十万もしていたころは、
みんなこんなような方法を各艇独自に考えてやっていた。




老梅林園

2011年01月18日 | 生活
先週、出先での仕事が早めに終わり、亡父が昭和の時代に整備してきた梅園に寄った。
そして父に会ってきた。
http://white.ap.teacup.com/something/520.html
一年に一回は必ず出かけるようにしている梅園。


東海の名刹<洞慶院>。



「老梅林園」。
父が書いて、自宅に在った石を持ち込んで、石屋さんに彫って貰った文字だ。






この一月中旬、まだまだ、梅には早いけど、園の隅にある蝋梅(ろうばい)
はきれいに咲いていた。









「老梅林園」の「老梅」とは、ここ洞慶院の住職だった元大本山永平寺貫首の
丹羽廉芳氏の「号」だ。
ボクが子供の頃から、可愛がっていただいた。
http://white.ap.teacup.com/something/807.html

数百本あると思われる紅梅、白梅が咲き始めるのは2~3週間後くらいかな。


洞慶院では開山当時(西暦1500年頃?)から住職が梅の木を植えてきたようですが、
「梅園」というモノは無かったようです。

梅園として整備しよう、梅園を作ろうと声を上げたのが昭和54~55年頃。
オヤジを車に乗せて、何回も石屋さんと現地へ行きました。
晩年は書家を目指して好きなことを、好きなようにやっていたオヤジ。

四阿(あずまや)も完成し、除幕式が昭和57年2月21日。
…とオヤジのアルバムには書いてありました(笑)。

石碑の裏側には父の名前が彫られています。
寄贈:田中英吉




この石碑の歴史

http://white.ap.teacup.com/something/1635.html

http://white.ap.teacup.com/something/520.html








バッテリー

2011年01月17日 | ヨット
寒さに弱くなった(泣)。
昨日はレースだったけど、ドン吹きで寒かったので、レース参加せず。
まあ、子供の送り迎えがあったので、レース参加は怪しかったんですけどね(笑)。

身体同様、弱くなったのがバッテリー。
この時期、デジカメをヨット、スキー、山へと、戸外へ持ち出して撮る時に困ることがある。
2008年7月に購入したGX200。
使いすぎたためか(笑)、2個とも低温によってバッテリーの能力が低下するのです。
購入か。DB-60。定価4,000円。
楽天1,600円。安すぎる。純正ではないような気がする。
http://item.rakuten.co.jp/shinbido/db60/
写真は純正品だけど、違うようだ。レビューに書いてある。
危険だ(笑)。持ちが全く違う。



以前のフィルムカメラでもバッテリーを使っているカメラは、冷えると、
撮影不可になってしまったこともあった。
まぁ、寒さによるバッテリー能力の低下はデジカメだけでなく携帯電話でも同じだ。
男性の場合、携帯電話はポケットなどに入れて、体温で暖まっている場合が多いので
苦にすることは少ないかもしれない。

コンパクトデジカメでもサイズによっては、常にポケットに入れて暖めておく…と
言うことができないモノもある。
デジイチは普通のポケットには入らない(笑)。

普段使っているデジカメはリコーのGX200だけど、これはポケットに
ギリギリで入るサイズかな。
でも、普段は100均で購入した、こんな袋を使っている。
簡単なウレタンの布で作られていて、サイズがコンデジに丁度よろしい。


ファスナーが付いてはいるが、ファスナーは使用せず、裏側に接着剤が着いた
マジックテープを3センチくらいに切ったモノを貼り付けている。
これも100均。

首からカメラを吊り下げて、袋が外れることは全くない。



撮ろうと思ったら、袋を開ければ、マジックテープがはがれ、袋を引き抜き、
丸めて自分のポケットへ。
袋に細紐を付けて吊りベルトからぶら下げる時もある。
マジックテープの大きさがこれ以上大きいと、はがすのに面倒。
長さが2センチくらいでも、十分だと思う。






この100均袋の良い処は、裏側(表側)にファスナーが付いたポケットが
付いていることだ。
この中に、色々なメモ、名刺などと一緒にバッテリーのスペアを入れてある。



また、この時期、寒い処へ出かける時には、カメラを暖めておくために&
バッテリー保温のために、一番小さなホッカイロを、このポケットに入れておく。




暖まりすぎてカメラを外へ出した時に結露に注意をしなくてはならないが、
ポケットの外側がメッシュなので、そこまで暖まらない(笑)。
また、この袋に入れたまま上着の中へ仕舞い込むと、胸が暖かい(笑)。


しかし、袋の内部に使われているウレタン(スポンジ)が、経年変化でヘナヘナに
なってしまう。
この袋がなくなると困るので、2~3年前に10個、大人買いをした(笑)。
半年に1個くらいの割合かな。

軽くて、小さく丸められて、すごく重宝しているが、もっと良いモノが在るかもしれない
な…と思っているんですが…。
みなさん、戸外で使う時にはどうしていますか?。教えて下さい。




南アルプス 深南部

2011年01月14日 | アウトドア
南アルプス深南部
     
    永野敏夫さん

古い山の友人がいる。
友人と言っても先輩であって同僚では決してない。
ボクは高校一年生の時に山に憧れて静岡山岳会へ入会した。その時の先輩だ。
ザイルパートナーも組ませてもらい、冬山にも何度も行った。


富士山剣が峰大沢


北鎌尾根


冬になると、永野さんと毎週のように冬富士へ向かった。
土曜日の午後、身延線の富士宮駅で降り、バスで終点の篠坂という村で降りる。
一合目のずっと下だ。
そこから一合目、二合目、三合目、三合五勺。
ここが森林限界2400mの山小屋だった。
山小屋へ着くのは、いつも深夜の11時頃だった。
今は、そこが新五合目となっている。


ボクが山へ行かなくなってからも時々街で会うこともあった。

当時は団体職員をしていたが、退職してラーメン屋さんをやっていた。
その後、静岡市内で喫茶「チロル」を営業している。
奥さんも当時の山仲間だった記憶がある。
何年か前、この喫茶「チロル」をベースに山遊塾「チロル」を設立し、
山を楽しんでいる。
毎年、長期間ヨーロッパアルプスへお客さんを募って出かけてもいる。

何度かガイドブックを書いているが、この夏、
10年振りに「南アルプス・深南部」を上梓した。

ご夫婦で書いたモノだ。
興味のある方は、是非、お手にとって読んでいただきたい。


      
     今回出版された「南アルプス 深南部」 表紙
写真は カモシカ平からの 黒法師岳とバラ谷の頭

ISBN978-4-9905149-0-7
定価2600円(5%税込) 本体2476円



著者プロフィール
永野敏夫(ながの・としお)
1941年12月19日、東京都生まれ、静岡育ち。
高校の頃に静岡山岳会入会。
1965年、同僚と静岡登攀クラブを創立。
1971年、ヒンズークシュのサラグラール南壁を登り、
南西峰(7184m)に単独初登頂。

1986年、秘湯山楽会を創立、この頃から南アルプスと深南部の藪山を好んで登る。
またここ10数年、毎年ヨーロッパアルプス登山を楽しむ。
2003年、山遊塾チロルを創立しガイド登山を行っている。

著書
「荒川・赤石・聖」共著(山と渓谷社)
「山といで湯」(静岡新聞社)
「南アルプス知られざるルート120選」妻と共著(黒船出版)
「孤高の先蹤者」(黒船出版)
日本山岳会会員、秘湯山楽会会員、日本山岳ガイド協会会員、オーストリア山岳会会員。



ブログだと流れていってしまうので、流れて行ってしまわないように
本家のホームページに1ページを追加した。

http://www.the-support.net/something/onsen/2010tirol/index.html

ブログのリンク先にも追加。



続:女子会発足

2011年01月12日 | ヨット


昨日から続く。
http://white.ap.teacup.com/something/1001.html

20回ほどタックの練習をしながら富士山へ向かう。
その都度、ヘルムスを交代。
ヘルムを握ってセールを観ていると「クルーに今、何をやって欲しいのか」が判る。






北の風が落ちてきた。
富士山の下に見える、富士市の製紙工場の煙突の煙が上に上がり始めた。
風が息をし始めた。
海面を風が吹いてくるのを見つけて、待つ。
その風が、どちらの風なのかを、即座に判断。
ヒーブーツーしながら熱い珈琲を飲む(笑)。




このメインセール、ジブセールはクルージング用のセイルだからね。
レース用のセイルは自宅に置いてあるから。
http://white.ap.teacup.com/something/860.html

ちょっと吹かれると、ドラフトが深くなってしまうけど、まあ、リーチリボンが
きれいに流れているから、まあ、良いか(笑)。




次は、「あの子も、あっちの子も連れてこよう」
レースの時はスナイプの女王(魔女だっけ?)のAさんも乗せようか(笑)。

まあ、楽しくみんなで乗ることを主眼で、レースは二の次だよ。
そのためにも、艇に載っている生活荷物は降ろさないでおこう。

大きな声を出さないように、熱い珈琲を淹れながらレース。
ステーキを焼きながら、あるいはパスタを茹でながら西伊豆へ。
西伊豆では伊勢海老の味噌汁を飲もう(笑)。
暖かくなったら、セーリングで1時間の由比港へサクラエビ料理を食べに行こうか?。

風が上がってくれば、セール交換を数回。
そして2~3回のスピンアップ、ダウンをやろうと思って、
セットはしたけど風が落ちてしまって中止。

風が落ち、次の西風、大西が吹くかもしれない、その前にハーバーへ戻ろう。
風のない、海も平らな三保の内海(うちうみ)へ戻ってメインダウン。



メインハリヤードを緩め、メインのボルトロープを引っ張る。
ラフを引っ張って、降りたセールはセールを袋状にした中へ。
セールを畳み、ブームに抱かせる。
メインハリヤード係は、それに合わせて緩めて行く。

イチイチ面倒だけど、風位に立ててセールの降ろし方も学べる。
風位って、どこだか判らなかったようだ(笑)。

ポンツーンに戻ったら、キャビンの中でミーティング。
圧力鍋で作ってきてくれた、ビーフシチューを暖めて、反省会。
「ポン!」(笑)。




海のこと、ヨットのこと、港のこと、いっぱい知って欲しいことがある。
それがシーマンシップだ。


ヨットに乗っている面々には「釈迦に説法」なんだが、このblogには色々な人の
アクセスがあるようなので、ちょっと説明。
「海ガール」のために(笑)。
蘊蓄を書くつもりはないけど(笑)。
 
「あの人は素晴らしいシーマンシップを持っている人だ!」と云った場合「海の男」とか
「人情に長けている」とか「スポーツマンシップ」の海版の同意語、「船乗り魂」とかと
思っている人が多々いる。
まあ、それでもOKなんだけど、本当は全く違う意味ということを知って欲しい。
甲子園の高校野球で「我々わぁ~スポーツマンシップにのっとりぃ~」とか云うのと、
シーマンシップとは全く違う。
 
シーマンシップとはまさしく「航海術」のコトを云う。
海で必要な知識や技術のことを云う。 
ヨットの場合、ハーバーでモヤイを解いて、海へ出て、波と風を観て、セールを選んで
コンパス、GPSを見て目的地へ艇を向ける。
それなりのタック、ジャイブ、補機を組み合わせて安全に目的地へ到着。
安全な場所を選んで、底掛かりをしないようにアンカーを降ろして、休憩。
あるいは、港の岸壁にバウ着け、スターン着け、サイド着け。

休憩している時でもウォッチは欠かせない。
観天望気をしてアンカーアップの時刻を決める。
荒天が予想されれば、そのように準備し、不安無く荒れた海を帆走する。
或いは出港しない。
また、潜って船底掃除をすることも同様だ。

そのような技術のコトをいうのだ。





第三次女子会 発足(笑)。

2011年01月11日 | ヨット
北の風5~6m/sec.。波は静か。
富士山へ向かって目一杯クローズホールド。
風が振れる。風が落ち始めている。東へシフトしている。
「タック準備」
「オッケイ」
「タック」
風が落ちて、一気に西が吹き始めるのか?。

「取りあえず、テルテールに合わせてネ」
「はい」
「この艇は、ディンギーの感じだから、ヘルムは微妙だよ」
「はい」

          ◆           ◆

1月10日(月)。全国的に成人式である。休日。
<サムシング>も、昨年11月に進水後20年になった(笑)。
午前10時、<サムシング>前に集合。
「セイル・オン」マニュアルを見ながら、出艇準備をする。
http://www.the-support.net/something/log/sail-on/index.html

今日は第三次女子会の発足の日(笑)。
昨年から何度か打合せをして、暖めていた企画の試行である。

寒風吹きまくる駿河湾。
コタツ(古いか(笑))で温々している男子を尻目に「海ガール」達は海へ出る。

いつも、いろいろな艇、特に大型艇に乗せて貰っている彼女たち。
各所分担して、いろいろな作業を言われた通りにしているけど、
ほとんど理解できていないと言う。

自分達だけでヨットを動かしたい。
自分達だけで、西伊豆へヨットで行ってみたい。
自分達だけで、ヨットレースへ出てみたい。

「よろしい、一肌脱ぎましょう(笑)」
と言う感じで、今日は女子会メンバー3人が集合。
「海ガール」か(笑)。

ボクは監督。ついでに、<ボリアス4>からSくんがコーチに就任。

エンジン・オン。クラッチ、前進、後進の操作を覚える。
冷却水が出ているか全員でチェック。





セールのセット。出来ればスピンも上げましょう。
じゃあ、スピンポールもセット。
取りあえずNO.2をデッキに出しておこう。



11時、ドッグアウト。
ポンツーンを出る時だけは、ボクがやるから、後はティラーを持ってね。
「今日はクチだけ出すからね」



ドッグアウト10数分後。
メインセールを上げる前に、第三次女子会発足記念の「ポン」(笑)。
「明けましておめでとうございます」



風上へ向けて、スロットルを絞ってデッドスロー。

メインセールを2人で上げる。
マストトップのブラックバンドまで巻き上げてね。
風を入れる前に、ブームエンドのアウトホールを引いて。
その後はカニンガムホールをダウン。
「このロープは、このクリートね。それは、こっちのカムクリート(笑)」
いろいろ難しい専門用語が飛び交う(笑)。

ジブも上げましょう。
この風だったら、NO.2でも良いよ。NO.3も準備だけはしておこう。
ジブのタックをフックにかけて、ジブハリヤードをピークにかけて、ジブのフォイル
の左側へ差し込む。ジブを1mアップで仮留め。
ジブシートを両舷モヤイ結びで取付。ジブリーダーの位置を確認して、
ジブを一気に巻き上げ。

「オッケイ。はい、富士山を目がけて、クローズ目一杯」



「キャー、ヒールするよう!」
「はい、ティラーを引いて」

ヘルムス、ジブ巻、メインシート巻き。各パーツを3人で交代々々に。

「はい、タック」
タック時のティラー操作の心構えを説明(笑)。

「いきなりタックしない。最初は風位に立ったところでティラーを少し戻す。
ジブセールがマストをクリアするのを待って、もう一度小さく切る。
そうすれば、非力な女子でもウインチ無しでジブシートが巻ける」




陸地へアプローチする時は、水深計をチェックしてね。
3mになったら警報が鳴るから(笑)。
「はい、タック」清水港の中をタック数回やりながら、駿河湾へでる。

「気持ちいい。自分でヨットを動かしている感じがする!!」



はい、ジブを目一杯ガリガリに巻いて。セルフテーリングだからね。
風見に合わせて、目一杯上って。




多分、明日に続くと思う(笑)。
http://white.ap.teacup.com/something/1002.html