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年輪

2023年06月27日 | 絶滅寸前商品

絶滅危惧種 【年輪】
巨木…というジャンルがある。大きくて枝振りが良く、何百年~何千年と生き続けている樹木のことだ。
我が家に古い桧の丸太を厚み5センチくらいで輪切りにしたモノがある。以前は丸太が在ったようです。
世間では木の太さ(根回りなんmとか言う)をもって「凄い、何百年くらいだね」という言葉が聞かれる。直径×3.14で周長がわかる。でも大きければ、太ければ良い…と言う訳じゃない。
この桧、直径はたかが1m強。周長で言うと3.14倍の3m程。
しかし、年輪を数えると1200ミリある。1200年ものだ。

時々、1000年を越えた木材を観ることがあるが直径は2mを超している。
この桧が何を伝えたいかというと、栄養分の豊富な場所に育った木材は年輪がスカスカになる。年輪と年輪の間の夏目(なつめ=白い部分)が広いのだ。
反対に栄養分の無い日陰の場所に育った木材は、ほとんど立ち枯れしてしまう。
が、中には周囲の木材が枯れてしまっても一本だけ育って行く樹木がある。
しかし、栄養が無い、太陽が当たらないので育ちが遅いのだ。
その分、年輪と年輪が間が狭くなっている。いわゆる筋肉質の木材だと思う。

いつか、この木を加工してテーブルを作ろうと思っている。
1センチ=10ミリ育つのに10数年かかっている。
城北公園のケヤキの木が神木だとか言ってる人が居たけど、この桧の前には無用だ。

 


缶切り

2016年04月27日 | 絶滅寸前商品
書こう、書こう、ブログに書こうと思っていて、古い「缶切り」の画像を紛失した(泣)

缶の真ん中に、缶切りの尖った先端を「グサッ」と刺して、
それを支点として缶のフタを切る工夫がしてある缶切り。

でも、ネット上に画像があった。借りてきました。

使い方知って居る人は古い人(笑)








ウチの子供、平成生まれだけど、こういうモノを扱えない。

扱えないと言うより、使ったコトがないかもです。





いつだったか、「この缶切りはどうやって使うのか?」と、問われた。



          ◆           ◆

ついでに、今の子は、ダイアル式の電話を見ること、使うコトがないので
ピンク電話でダイヤルを回すのに「コツ」が居ると言って居た(笑)

手首のスナップが難しい…と(笑)






手押し井戸ポンプ

2015年05月30日 | 絶滅寸前商品
どうも最近では絶滅しないかも知れないと思っている手押し井戸ポンプです。

なにかの災害が発生すると、必ず注文が入ると聞いています。

愛知県に何社かがあって、生産続けているようです。

我が家には畳一枚、一畳、半坪ほどの地下室があって、そこにポンプ室があります。

井戸水を汲み上げています。







井戸水の蛇口をひねると、井戸水が出てくるのだが、ポンプの音が大きくなった。

ポンプのモーターのベアリング摩耗によるという。

遠くない将来、水を汲み上げられなくなるとも聞いた。

多分、設置後30年近いと思われる。

で、2011年07月25日に川本ポンプの家庭用ポンプに交換。






その横に川本式の手押しポンプを設置してある。

真っ茶色に錆びてしまったので、数年前に交換しました。

災害か何かで電気が止まったとき、手押しポンプの下にある

オレンジ色のレバーを90度廻す。

で、「呼び水」を手押しポンプ内に入れて、ポンピング。




気持ちの良い、安倍川の伏流水、南アルプスの伏流水が出てきます。







はたき

2015年05月22日 | 絶滅寸前商品
あまり使っていない部屋が在って、家具の上にホコリがうっすら付いていた。
窓を開けて、「ハタキがけ」をすれば良いな…と思ってハタキを探したが見当たらない。
どこかにあるはずなんだけど…
妻に問うても覚えていないという。

やむを得ず、近所のホームセンターへ探しに行った。
あった。
ピンク色のハタキ。
Made in Chinaで250円





高気密高断熱の住宅を建てるようになって久しいが、
窓が以前より小さくなって耐力壁が増えているのが現状だ。

今では、気持ち良い5月の風を室内に入れるための窓ではなくて、
照明のための窓だ。

窓を開けて「ハタキがけ」をして、ホコリを外へ出す…と言うのは、今のモラルに反する。
ホコリを戸外へ出してはいけない、自分で吸い取らなくてはいけないのだ(笑)
あるいはホコリを床に落として、その後掃除機で吸い取る。

それじゃあ、最初から掃除機で吸い取る。
そんな訳でハタキの存在意味がなくなってきている。


今は「ケミカルハタキ」「ハンディモップ」
ホコリは吸い付ける、くっつける。
そしてその後、水で洗う?








ハタキは「かける」と言う。
よって「ハタキがけ」と言う。
パタパタやっていたら、掃除具倉庫から古いハタキが一本出てきた(笑)




ハタキは買うモノではなくて、作るモノだった。
細い竹棒に短い釘を差して、短冊状に切った布を折り曲げて縛り付ける。
女性のストッキングが静電気が起きて、丁度良いとも聞いた。
また、今では薄いフリースの生地がいいな。


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ガイシ 碍子

2014年03月28日 | 絶滅寸前商品
碍子とかいて「ガイシ」と読む。

昔、家を建てて電線を配線する時には電線を建物から絶縁するために必要なモノだった。
今はこんなモノは不要である。
この絶滅危惧種は建物から外せない。外すと意味が判らない(笑)。


自宅倉庫の天井には古い配線が残っている。




今は新しいグレーの電線とステップルで配線は行われていて、
実際には古い電線には電気は通っていない。

電気屋さんが新しい線にした時、撤去が面倒で、そのままにしちゃったのかな。




今や、レトロっぽい内装をするときには内装屋は探しまくるという。

「日本ガイシ」という大きな会社もあるが、今やセラミック分野の仕事をしている。





足踏みミシン

2014年03月24日 | 絶滅寸前商品


シンガーミシン

最近、子供に云われて気が付いてきた。友達の家へ行くと近代的兵器(笑)が
並んでいて羨ましくなってしまうようだ。
我が家はもしかして(もしかしなくても)、昭和の、大正の趣を残している家
なのかも知れない(笑)
故に、そんな絶滅危惧種に囲まれて生活していると、何が絶滅危惧種なのか分
からないのである。

そう言えば、倉庫の中の押入に、「これは大事!」とオフクロが云っていたミシンがある。
いつか、引っ張り出してきれいにしてあげたいと思っていた。
シンガーミシン。足踏み式。

押入からミシンを引っ張り出して、組み立てた。
組み立てた…と云うより天板を上げて倒し、ミシン本体を上げて皮製の丸ベルトを
輪に掛けて足踏みで動くようにセット。
引出の中には修理用のパーツ、昔の糸、昔の端切れが残っていた。







このミシン、ボクが子供の頃に操作方法を教えて貰って裁縫をすることができた。
案外、上手いモンだった(笑)。

大正6年生まれのオフクロが洋裁学校へ通った時に買って貰ったミシンと聞いたことがある。
昭和一桁時代、当時は輸入品か。



教育勅語

2014年03月19日 | 絶滅寸前商品


三学期が終わって、子供が成績表を持ってきた…と言う話じゃなくて(笑)、

金庫の中の引出から出てきた大正二年の通信簿。
オヤヂの通信簿。昔は「心の鏡」って言ったのかな。
大正2年(1913年)、2014-1913=99年前の通信簿(笑)。

勅語…って教育勅語なのかな。




成績のランク付けは、甲乙丙。




先生のコメント欄が「通告」という名前であるけど、全て毛筆。読めない(泣)。