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チャータークルージング 食事編

2010年03月31日 | チャータークルージング
1996年、その年の春、アナログ回線がやっとISDN回線になった頃だけど
Mooringsのホームページに接続して、フィジーへチャタークルージングに行きたい旨
を伝えた。
そして、日本の代理店であるテクノレジャーを紹介され、それ以来、神谷さんと連絡
しあった。申込用紙が届き、いくつかの点を記入。

□ あなたはヨットの操作ができますか?。
□ あなたはタッキングができますか?。
□ あなたはジャイビングができますか?。
□ あなたはバウツーができますか?。
□ あなたはスタンツーができますか?。
□ あなたはアンカリングができますか?。
□ …などなど、数々のヨットシーンのチェック。

□ フィジーの島の水路には詳しいですか?。
□ 水先案内人をつけますか?。(1日=2,800円だと思った。現地ではかなり高額。)
□ コックをつけますか?。(1日=1,300円だと思った。現地ではかなり高額。)

□ あなたの食事のボリュームは (S・M・L)?。
□ 好き嫌いはありますか?。

□ ダイビングライセンスは持っていますか?。
□ ビールは何本積み込みますか?。
□ 積み込むワインの銘柄を書いて下さい。

等々、50~60くらいの項目をチェック。

食事の量は、普通くらいだな。中くらいだね。Mか。
好き嫌いはないけど、日本での日常生活の好き嫌い。
ワインの銘柄なんて、赤玉ポートワインしか知らない(笑)。

ハーバーに着いた時にヘンリーとライサがリヤカーへ満載した食材を載せていたが
「これが4人で6日分の食材なのか?!(驚)」…とビックリする量。

■食事にまつわる話
フィジーは大食であることが、クルージングに出かけてから分かった。

初日の午後、ホームポートを出港して、明るいウチに無人島の****島へ
アンカリング。
通過したサイクロンのためか、珊瑚礁で囲まれたリーフ内でも海面は少々凸凹。
そのなかで1人6~8匹の「チキンのココナッツミルク煮」は食えなかった(笑)。

朝、目が覚めるとコックのライサが、
中ジョッキに、なみなみと入ったフレッシュジュースを差し出してくれる。
それを飲んでいるウチに、ミルクたっぷりのコーンフレーク。
それをバリバリ食べているウチに、1人6~8枚のパンケーキを焼いてくれる(泣)。




セーリング中の昼食。
大皿に山盛り一杯のスパゲティ。
みんなで食べるのだと思ったら、一人分だという。
小エビの唐揚げ(川エビみたいなヤツ)を中型ボウルに1杯。
ライムを掛けて食べる。これも1人分。
それにチャーハン大盛り。
昼食にワインは2or3本、ビールはガブガブ…4人で(笑)。



「ライサ、お願いだから、ボクたち二人の分は食事の量を少なくしてくれないか」
「でも、残ったら困る」
「ライサ、保存がきくモノは持ち帰って良いから」
「おお、ハッピー!」



或る日、バラクーダ(巨大カマス)を釣った…と言うより釣れてしまった。
大きなケンケンの釣り針に、ビニール片を縛っておいたら釣れてしまった(笑)。
引き揚げるのに、セールダウンして艇を止めて、しっかり手袋付けて引き揚げる。
2or3回、戻された。手袋無しではできない。
釣り上げる準備をしていなかったので大あわて。
時々、艇を後進させながら引き揚げる。30~40分くらいか。




BBQグリルがスターンパルピットに付いていて、そこで焼いたのだけど、
塩コショウしかなかったので大味だった。醤油が欲しかった(笑)。




ある日、セーリング中の途中でビールが足りなくなった。
ヘンリーが無線で要請。
水上飛行機が缶ビールを積んで出前にやってきた(笑)。
テンダー(エンジン付きゴムボート)でビールを受け取りに行こう。







Moorings

2010年03月29日 | チャータークルージング
久しぶりにMoorings(チャータークルージングの会社)からエアメイルが届いた。
10年ほど前までは、案外頻繁に届いたが、久しぶりだった。
オーストラリアのMooringsからだけど、タイのプーケットに基地を設けたから
来てくれと言う案内状だ。
でもプーケットはキングスカップに仲間同士で行くのが良いな。




          ◆           ◆

1996年12月、その半年以上前から企画したフィジーでのチャータークルージング。



妻と二人で冬服を成田のコインロッカーに預け、真南へ11時間飛んだ。
フィジーのナンディ空港へ降り、10人乗りくらいの軽飛行機でマロロライライ島へ。
そこにはベネトー43feetの<トロピカルジャズ>号が、ボクらを待っていた。



水先案内人のヘンリー、コックのライサが、リヤカーに満載した食材を艇に移していた。
ものすごい量。4人分の食材だけど、ビックリ。

Mooringsのオフィスに入り、天気図の確認をしたんだけど、サイクロン(台風)が通過
したばかりで、出港は明日の午後にしようと言うことになった。
この日程だとブルックシールズ主演の映画「青い珊瑚礁」のロケ地ヤサワ諸島へ届かない
かもしれない。でも、そんなことはどうでも良くなっていた。ここは南太平洋(笑)。
翌日、ドッグアウトし、赤道方向の北へ向かう。



南太平洋、トレードウインド(貿易風)のなかの5泊6日のアイランドホッピング。
何事にも代えられない。至福の時。
本家のウェブサイトにダイジェストを当時書いて載せてはあるが、この時の詳細を
書こうとすると、ブログが何回になるのだろうか?(笑)。
第二回目のオチもあるし。






白石康次郎さん (昔は鉱次郎)

2010年03月26日 | ヨット

I君「昨日、スプレーで濡れてビショビショになっちゃったよ」
ボク「なにしたの」
I君「鉱次郎が来て、この船でビデオ撮りしたんだ」
ボク「おお、来たのか」
I君「5月17日の**時にNHKでオンエアするようだ」






<サムシング>の前に、ポンツーンを挟んだ場所に<オケラ5>が係留されている。
あの世界の海を渡った多田雄幸さんの艇だ。
「オケラ五世優勝す―世界一周単独ヨットレース航海記」。これも絶版だな。

古くからオケラグループのI君。

30年ほど前、個人タクシーの自分の車で多田さんは、頻繁にこのヨットハーバーへ来て、
オケラグループと親交を暖めていた。サックス持参で。
その中へ、いつの頃からか、白石氏が参加していた。

多田さん達オケラグループは、清水港の空いている倉庫を借りて、何度か艇を作った。
このイカ頭の艇、<スピリット オブ ユーコー>も造っていた。
バウのイカ頭が波浪中で有効に働くかも…という願いを込めて造った。
結果はダメだったようだが…。





多田さん亡き後、90年代初め頃、静岡市内でも何度か白石氏の講演会を企画して
カンパを募ったこともあった。




昭和47or48年頃、一緒に帆走中の<サムシング1>から撮った<オケラ1>だと
思われる写真だけど、違うかな?。セール番号661。
当時、諸磯から清水に移ってきたばかりの<オケラ1>だと思う。
合板艇でスナイプをそのまま大きくしたような感じだった。





DC-ACインバーター

2010年03月24日 | ヨット
陸電が有るおかげで、ポンツーンに停泊中の電力はケーブルを使ってキャビン内で
使うことが出来る。
そんなわけで、ここ数年、ほとんど使うことがなかった。





DC→AC変換器。直流を交流に変換するDC→ACインバーター。
12ボルトの電源から交流100ボルトを作る変換器。
車のシガーライターに差し込んで使うモノ。



ラジオ、携帯電話の充電、ノートパソコンの電源…くらいしか
考えていなかったので、それほど使用頻度は高くなっかた。
それが陸電を使えるようになると、もっと使用頻度が落ちた。


が、使えないとセーリング中、航海中に困る時がある。
先日、津波警報発令中の時に沖へ出た。
ラジオの電池が切れていた(泣)。
インバーター経由で電源を確保しようと思ったら、インバーターのランプが着かない(泣)。

故に調査。
アウトレットのインターフェイスのヒューズボックスを開けたら、ヒューズが切れていた。


交換品、スペアが無い。3Aか。5Aを流用。次回購入して行こう。

また、このインバーターが正常かどうか、チェックするために僚艇<SWING>へ。
ダメだ。電源オンのランプが点灯しない。
これも壊れてた。安物はダメか(泣)。

…と思って、自宅へ持ち帰ってきた。
ソケット部分を分解して、中のヒューズを確認してCRC吹いて組立なおし、
車のシガーライターへ差し込んだら、電源が点いた(笑)。






昨日、艇の中でこの作業をすれば良かった。
その場でのトラブルの切り分けが大事ですね。






フラッグ flag 旗

2010年03月22日 | ヨット
<サムシング>のキャビンの中、物入のなかに化粧品の宣伝のビニール袋が在る。
そのなかに丸め込まれて、その各種の旗がある。
今となっては、それほど使用頻度が高くないのが残念だ。



JYA(日本ヨット協会)とNORC(日本外洋帆走協会)が1999年に統合されて
JSAF(日本セーリング連盟)となった。
そのNORC時代の国籍旗、レース旗、クラブ旗、NC旗など。



最近、この国籍旗(エンサイン)=旭日旗を捜している人がいる…とも聞く(笑)。
もう、今では売ってないのだろう。
大日本帝国海軍の流れを汲んだ旗だ…とも聞いていた。



各種の旗は雨、潮に濡れ、風に叩かれていたけど、常時掲揚はしてないので
それほど痛んではいない。
しかし丸めてビニール袋に突っ込んでおいたので、シワだらけ。
それにちょっとカビが生えてる(泣)。
きれいに洗ってアイロンを掛けなくてはいけないかな。

それと、国際信号旗の全てのセット品がある。未使用品(笑)。



悲しいかな、一覧表を見ないと、使い方と意味がわからない(泣)。
http://www6.plala.or.jp/kinkai/flags.htm



しかし、一発で意味が分かる旗はこれだ。
あっ、旗とは言わないのか(笑)。










アクアミューズ

2010年03月19日 | ヨット
今度の(土)(日)は仕事。
日曜日のレースには参加できないな(泣)。
天気が良いと、「クソォ~!」って思っちゃう(笑)。
でも、身体は一つしかないし、遊んでいられない場合も多々ある(泣)。


自宅倉庫の通路に置いてあるアクアミューズ。
<aqu@muse>…って書くんだけど、横山一郎氏設計のセーリングカヌー。
これも、身体が一つしかないので、頻繁には乗れない。
1年に1回くらいなのか(泣)。
その上に乗っている<サムシング>のレース用のセール。





アクアミューズをこんな置き方をしてはいけないことは重々承知。
巾1500ミリある通路に横桟を入れてその上に乗せよう。
…と10年以上考えている(笑)。
材料も10年以上、待たせてある。
やり始めれば1時間で終わる予定。



もう一段、桟を作ればレース用のセールも横に伸ばして置ける。
でも、セールもアクアミューズも置いておくだけではいけない。
陽の目を見せてあげないと、可哀相だ。

若い頃、クルーザーに乗りながら、470、レーザー、シーホッパー等も
一緒に持った時期もあったが、今となっては身体がタイヘン(泣)。






きゃびん夜話

2010年03月17日 | ヨット
先々週だったか、天気の悪い休日、書庫の中をひっくり返して捜しまくった。
そして、バラバラになっていた「きゃびん夜話」を(1)から(5)まで捜し出した(笑)。
ちょっと読んでみたい処があったのだ。

雑誌「舵」に1964年から32年間連載していた田辺英蔵氏のエッセイ集。
「ふむふむ、ウンウン」…と云いながらサラッと読むことが出来る。








「はきなれたデッキシューズ」も「日本人は海が嫌い」も今は絶版。
でも、キャビンの中で、一人クスクス笑いながら読むには最高!。
読みたい人はアマゾンで(泣)。






その本を探していたら、はからずも、捨ててしまったと思った「HELM」が出てきた(笑)。
SWING28が紹介された時の雑誌だ。
wingさん、いつか見せて下さい…と云ってた号が自宅で見つかりました。




年輪  木材-2

2010年03月15日 | 木の話
巨木…というジャンルがある。
大きくて枝振りが良く、何百年~何千年と生き続けている樹木のことだ。

我が家に古い桧の丸太を厚み5センチくらいで輪切りにしたモノがある。
世間では木の太さ(根回りなんmとか言う)をもって「凄い、何百年くらいだね」
という言葉が聞かれる。
でも大きければ、太ければ良い…と言う訳じゃない。


 100年ずつ、釘を打って数を数えた(笑)。

 この桧、直径はたかが1m強。周長で言うと3.14倍の3m程。
しかし、年輪を数えると1200ある。1200年ものだ。
時々、1000年を越えた木材を観ることがあるが直径は2mを超している。



この桧が何を伝えたいかというと、栄養分の豊富な場所に育った木材は年輪がスカスカ
になる。年輪と年輪の間の夏目(なつめ=白い部分)が広いのだ。
反対に栄養分の無い日陰の場所に育った木材は、ほとんど立ち枯れしてしまう。
が、中には周囲の木材が枯れてしまっても一本だけ育って行く樹木がある。
しかし、栄養が無い、太陽が当たらないので育ちが遅いのだ。
その分、年輪と年輪が間が狭くなっている。いわゆる筋肉質の木材だと思う。


 
いつか、この木を加工してテーブルを作ろうと思っている。
1センチ=10ミリ育つのに10数年かかっている。




備長炭を作るウバメガシ。
木目が詰まっていて、非常に重い。この木も水に浮かない。


先日倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏です。昨年撮影





リグナムバイタ 木材-1

2010年03月12日 | 木の話
ボートショウの時にステージで来場者向けにクイズを行っていた。
「スクリューの軸受(スタンチューブ)に使われる木材はなんでしょう?」
…とか云うようなクイズだった。
四択ぐらいで、そのなかにリグナムバイタと云う言葉があった。
答えはリグナムバイタだけど、見たことがある人は、それほど多くないと思う。


我が家に在る(笑)。
直径30センチ、長さ3mくらいの丸太で、半世紀以上前、我が家の資材置き場(戸外)
にほったらかしにしてあった。
その丸太に腰掛けた七五三の時の写真があるから(笑)、それ以前から在ったと思う。
長さ3mの丸太、重くてビクともしなかった。



大人になってから、父に問うた。
「この木は邪魔だな。なんとか始末しないと…」
「これは船のスクリューの軸受になる木材で、ものすごく重い。水に沈む木だ」
「ふ~ん」
リグナムバイタ…という木だ
「1年で1ミリくらいしか育たない、太くならない木だ」

…で、その話は、それで終わり(笑)。
ずっと、そのまま元在った場所に鎮座していた。



20年ほど前、やはり邪魔になって片づけることになった。
長い間、雨ざらし陽ざらしになっていて、外皮、白太の部分は腐蝕して、
本来の赤身の部分だけが残った。
どうしたらよいだろう?。
輪切りにして、花瓶を置く花台にしたらどうだろうか?。

製材所へ問い合わせた。
木材の材質を云わなかった。堅い木だとは伝えておいた。
「この木、製材所にあるような木を切る機械では切れない。お断りする」
「…、…」
「丸鋸の大きな歯が火を噴いてみんな壊れてしまった」
「なんとかしてよ!、おねがい」



製材所の知り合いの機械屋さんで輪切りにして貰うことになった。
特殊な大きなダイアモンドソーを何枚か取り替えたと聞いた。
カット代金がやたら高かった記憶がある。迷惑料か(笑)。

丸太を輪切りにして30~40枚の花台を作り、父が知り合いに配った。
数枚は自宅に残っているはずだけど、目の前に見える花台は2枚だ(笑)。
こんな重いモノ、足元へ落とすと絶対に骨折する(泣)。



相場を調べてみた。
@5,000,000/m3~
のようだ。
半径15センチ、厚み6センチ
0.150×0.150×3.14×0.060=0.004239m3
0.004239×5,000,000=21,195円か(笑)。



ボートショウの小物

2010年03月10日 | ヨット
10数年ぶりにボートショウへ行って、特別目を引くモノはなかったけど、
小物が綺麗にディスプレイされていたのは良かった。



デッキシューズ、こんなに種類があるんですね。ちょっとビックリ。
これだけ数、種類が揃うと、とてもキレイだな。

でも、ちょっと欲しくなったのはこれだけど、今の靴でも満足しているからパス(笑)。
エグゼムというメーカーだな。カッコ良いよね。
http://www.kai-you.com/plastimo/xmracingmodel.htm





コンパス類。そのうちに既存のモノが壊れてお世話になるかも。




セールの生地見本。重さ、種類違いの表示で綺麗だったな。



カラフルなショックコード各種。グレーのヤツしか知らなかった。



ピン無しのシャックルも売っていた。
ピンを紛失する方が多い感じがするのだけど…。