熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

個人ガイド 鈴鹿 御在所岳 本谷

2016-09-13 08:37:57 | カルチャー講座
9/12は個人ご依頼で御在所岳本谷を登ってきました。


ここのところの雨天の影響もあってか沢筋はしっかり流れがあって綺麗な本谷でした。
途中で一瞬小雨もありましたが気持ち楽しく登ることが出来ました。


綺麗な小滝の連瀑帯


敢えて出来るだけ岩っぽい所を登ります。


次々現れる小滝群が本当に美しいです。


三角岩

スムーズに登り終えて山頂のレストハウスで休憩してから一般コースを下山。
あっさり登山を終了しました。

ご依頼ありがとうございました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北アルプス 奥穂高岳 南稜

2016-09-13 08:08:57 | ガイド山行/バリエーションルート登山
先の穂高岳山行は岳沢で終了して、9/10~11は続けて奥穂南稜のガイドでした。

翌11日は天気が少し気になる感じでしたが「問題なし!」と判断して南稜に向かいました。


南稜下部からの上高地方面。左から霞沢岳、御嶽山、乗鞍岳、焼岳の山々


長い長い下部を終えてようやく岩稜帯に取付きます。


南稜のシンボル「トリコニー」1峰を登ります。


1峰からの南稜上部


トリコニー1峰を頂稜を進みます。ロープを岩に絡めたりやはり振られ止めを施しながら。形だけのショートロープは危険なのです。


ジャンダルム、ロバの耳の岩峰群が聳え立っています。


トリコニー1峰、2峰、3峰を終えて上部岩稜をめざします。


前穂高岳、明神岳。


上高地、岳沢を足下に凄いロケーションの中を上部岩稜を登ります。


南稜の頭に到着! 大変お疲れさまでした! よく頑張り抜いて登りましたね。
ここで登攀終了、この後は吊尾根~重太郎新道を経由しての下山ですがその前に奥穂高岳山頂を往復です。だって「奥穂南稜」なんだから奥穂に登らなきゃね!


常念岳をバックに雷鳥の親子


奥穂高岳山頂からのジャンダルム、西穂高方面
僕としてはこの3日間で北穂、前穂、奥穂のそれぞれバリエーションルートからの3座登頂でした。ちょっぴりミーハー的ですが嬉しい気分ですね。


吊尾根からの前穂北尾根


岳沢まで下りてきました。登った南稜を見上げます。トリコニーの3つの岩峰が連なっているのを確認できます。

下部のヤブ漕ぎが鬱陶しく、決して技術的に難しいルートではありませんが広大な穂高のド真ん中を登り詰めるのが最高に気持ち良く僕の大好きなルートの一つです。このド真ん中!という言葉は良いですね~ 「青春ド真ん中」というドラマもあったくらいですからね。

なにはともあれ大変良い山行が出来ました。ご参加ありがとうございました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人ガイド 北アルプス 穂高岳山行(北穂東稜、前穂北尾根)

2016-09-13 07:33:31 | ガイド山行/バリエーションルート登山
9/8~10は、個人ご依頼で穂高連峰のバリエーションルートをガイドしてきました。

最近の不安定な天候と全く当てにならない天気予報に翻弄され、またもや2日ずらしての出発でした。
8日は激しい雨の中を涸沢まで入山。翌日からの晴天を確信してひたすら忍耐のアプローチでした。
お蔭で本番の2日間は完璧な晴天に恵まれて充実した登山を行うことが出来ました。

本番初日は先ず北穂高岳東稜へ。

北穂高岳を望みます。右のスカイラインが東稜


前穂北尾根


東稜上にでていよいよ登攀開始。北穂高岳と頂上小屋が望めます。


核心部「ゴジラの背」を進みます。お客さんの振られ止めの為にも必ずランニングビレーを取っていきます。




素晴らしいロケーションの中の気持ち良い登攀です。やはりランニングビレーを取りながらの行動です。形だけのショートロープは危険です。


核心部の最後は懸垂(ロワーダウン)で締め括り。東稜自体は巻き道がありますし、この懸垂箇所も巻きて歩いて通過することも出来ますが敢えて本来のコースを辿るようにしています。だってその方が楽しいし、それが「本来の東稜」だからです。


北穂高岳登頂! 東稜からの登頂おめでとうございます。気持ちの良い登攀でしたね。


槍ヶ岳方面を望みます。
この後は早々に涸沢に下山して翌日に北尾根に備えてマッタリ過ごしました。



翌日は前穂北尾根を登りました。


5.6のコルからのこれから登る5峰。


同じくコルから奥穂方面を望みます。赤く染まってきました。


5峰はアッサリ越えて続いて4峰が迫ります。4峰こそが真の核心部とも言えます。ボロボロ、グラグラの岩場を緊張の連続で登りました。


続いて3峰。


3峰取付きにて先行パーティ待ちです。




ここは完全にスタカットで登っていきます。


前穂高岳登頂! 北尾根から完登おめでとうございます! よく頑張りましたね~


登ってきた北尾根を見下ろします。自分の力、手足で登り抜いたルートを目で追うのはとても感慨深いですね。
なにより素晴らしい晴天の下で登ることができて最高に良かったですね。ご依頼ありがとうございました。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bruce Lee

2016-09-12 19:29:10 | うんちく・小ネタ



僕にとって永遠の憧れであり、神です。ハイ!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人ガイド 北アルプス 剱岳 北方稜線~池ノ平

2016-09-04 03:34:52 | ガイド山行/バリエーションルート登山
8/31~9/3は、個人ご依頼で北方稜線コースをご案内してきました。
台風10号到来による悪天候を避けて当初の予定より2日づらしての出発でした。
4日間ずっと完璧な快晴に恵まれて充実した登山を行うことが出来ました。

何度も辿っている北方稜線ですが回数を重ねる毎に魅力にハマっていくこの頃です。



明日はいよいよ剱岳を越えていきます。ワクワク、ドキドキの時です。


剣沢小屋から3時間少々でアッサリ剱岳登頂


めざす北方稜線


北方稜線の核心部と言われる長次郎の頭を越えます。難易別に3本程コースがあるようですが、ここは折角なので頭へ抜ける直登コースで行きます。


越えてきた岩峰群。剱岳山頂がだいぶ遠くになりました。


八ッ峰最上部の岩峰群。ヨーロッパアルプスのような素晴らしい景観です。


越えてきた池ノ谷ガリー

この後順調に歩き通して13時過ぎには池の平小屋に到着。4時に剣沢小屋を出発したので約9時間でした。


なんと!池の平小屋は黒部第八発電所! 前は第五発電所だった筈だけど・・・ このマジック書きの雑さがタマリマセン!
因みに黒四ダムは第四発電所です。


翌日もやはり快晴!仙人峠~真砂沢~剣沢を経て剣沢小屋まで戻りました。仙人峠から望む裏剣(八ッ峰)


日本の氷河、三の窓雪渓


今シーズンの剣沢は恐ろしく雪渓の崩壊が進み通常ルートは辿れません。応急処置の高巻き道。

天候、ルート状況など様々なことにとても神経を使うハードなルートですがOさんの頑張りと天候に恵まれたお蔭でとても安心して楽しみながら辿れた今回の山行でした。
大変お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする