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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

北アルプス 剱岳 別山尾根コース

2018-05-27 12:37:54 | ガイド山行/雪山登山
5/25~26は、剱岳をガイドしてきました。

雪の少ない今シーズンは剱岳も雪の残り具合、コンディションが気になるところでしたが良好なコンディションで順調に山行ができました。
公募企画では3日間でしたが、とてもスピーディに行動できたので1日短縮して2日間で終了しました。


剱岳を正面に望みながらの入山はいつもなんとも言えないドキドキ感が胸中に広がります。


4時10分に剱沢小屋を4時10分に出発して山頂をめざしました。
五竜岳、鹿島槍方面が赤く染まりだしました。


一服剱から前剱を望みます。


前剱の大岩付近を登ります。


前剱山頂からは本峰がだいぶ近くなりました。


平蔵のコルから山頂間は全く雪が無かったのでアイゼンを外して登りました。


剱岳登頂! おめでとうございます!
足に堪える急斜面の連続でしたがよく頑張って登りましたね。


八ッ峰上半と遠くに白馬岳方面を望みます。


剣沢方面


下山は平蔵谷を下りました。


登る前と後では同じ山を見ても感じ方が全く異なります。ドキドキ感は無くなり感慨深さでいっぱいです。


室堂を見下ろす所まで戻ってきて今回の山行も終わるんだなぁ~という思いが広がります。
それでも最後まで気を抜かずに慎重に下山して今回の山行も無事に終了することができました。

お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。








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昭和レトロ食堂探訪 日本海食道(富山県富山市) ~時代おくれの男になりたい~

2018-05-27 12:08:27 | プライベート
富山滞在を利用してずっと前から行ってみたかった食事処へ出かけてみた。

その名も「日本海食堂」。北陸地方の昭和レトロスポットの殿堂ともいえるお店なのである。
最近巷でよく見かける昭和を再現した店ではなく、生粋のザ・昭和の店。
例えるなら、なんでもかんでもカフェと名乗る近年においてもあくまでも「喫茶店」で通し、尚且つ「純喫茶」を名乗る骨太さと同じ熱き精神を感じたのでした。


見よ! この店構え!
映画村のセットとちゃいまっせ!


この看板に一目惚れです。


所狭しとギッシリ並ぶ昭和の名品の数々


何故かブルース・リーと大原麗子が並んでいます。
こんなところで我が神ブルース・リーに出会えるとは!


中一時代! 秀樹と百恵!
ご冥福をお祈りいたします。


雑然とした中に落ち着きを感じる、まさに「ザ・昭和」なのです。


選んだのはやはりトンカツ定食。
1300円とこの手の食堂にしては少々高めですがそんなことは気にしない。何故なら昭和のちょっと贅沢なメニューと言えば🐽ト🐽ン🐽カ🐽ツ🐽だもんね!
ということで時代おくれの空間にタイムスリップした中で美味しいトンカツ定食に満足させられた至福の一時だった。








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個人ガイド 立山

2018-05-27 11:49:07 | ガイド山行/雪山登山
5/22~23は、個人ご依頼で立山のガイドでした。

元は剱御前小舎に泊まって2日間で立山を縦走する予定でしたが、翌日のメイン日が朝から雨予報なので予定を変更して初日の始発のアルペンルートで室堂に上がり立山を中心とした山々を登りました。


まだまだ残雪豊富な立山と室堂平


先ずは雄山登頂!


雄山山頂から眺める室堂~弥陀ヶ原周辺がまだまだ真っ白で綺麗ですね。


遠く薬師岳方面


立山最高峰の大汝山登頂! おめでとうございます! もう何度目かの登頂でしょうがやはり登頂では「おめでとう」ですね!

この先、真砂岳、別山方面の縦走コースは全く雪が無いので一ノ越に戻って浄土山方面に向かいました。


龍王岳をバックに雷鳥のツガイ


龍王岳登頂! おめでとうございます!
主稜線から外れているので静かだし最高の展望も望めるのでとっておきの山ですね。


この後、浄土山を経て室堂平に下りました。


立山をバックに雄に雷鳥がキマッてます!

この日はみくりが池温泉に宿泊。
翌朝はノンビリ室堂平を散策して今回の山行を終了しました。
お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。









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妙義山 相馬岳北稜

2018-05-27 11:16:58 | ガイド山行/バリエーションルート登山
5/19~20は、相馬岳北稜をガイドしてきました。

困難な岩山として知られる妙義山の中での困難さにおいて代表格とも言える相馬岳北稜。
マニアックさとハードさ満点のルートなのです。
核心部を巻いて越えることも出来ますが基本的な登るべき岩峰を全て登ったのでレベル的には僕の主観ですが、表妙義縦走の3倍、星穴岳の2倍。
表妙義縦走の鎖場を全て撤去して更に岩をボロボロにした感でしょうか。
約12時間程の長時間行動となるので今回は麓にテント泊し、日帰り軽装での早朝出発で臨みました。


初日は翌日の北稜登攀に備えて妙義ロックガーデンで岩登り講習。







翌日の行動で必要とされる技術を繰り返し練習していただきました。


P1から始まりドンドンピークを突破していって核心部のP11、12が見えてきています。
新緑で樹々が生い茂っているのであまり岩々さがよく分からないのでちょっと残念ですね。


P11からの懸垂下降


最難関のP12を登ります。


P12テッペンからは有名な「ハサミ岩(チョッキリ)」


P12からはこれまた非常に悪い下降の始まり!


懸垂下降を交えた困難な下降を経てようやく「仙人窟」に到着。


ハサミ岩を見上げます。


この後は北稜上部の長い薮岩尾根を登って相馬岳登頂!
おめでとうございます! 本当によく頑張って登り切りましたね!


下山は且つての国民宿舎コースを下りました。
下山途中からは左から金銅山、西岳、星穴岳の岩峰群が並びます。


鎖のある一般登山コースですが、このコース自体が裏妙義縦走より難しいので下山コースといえども全く気が抜けないのです。


下山途中からの北稜核心部。
P11、P12、ハサミ岩などが並ぶまさに相馬岳針峰群です。


展望穴から覗く岩峰群の景観は圧巻です!

この後も疲れた体での難所の通過には十分に注意しながら下降して登山口に帰着。
今回の山行を無事に終了しました。

ご参加のお二人様、本当に大変よく頑張り抜いての山行でお疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。








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