最近、スズメバチに襲われる被害が続出しているとのことです。 秋はスズメバチが最も凶暴で活発に動き回る季節なのです。国内でも毎年３０～４０人は命を落としているという恐ろしい害虫です。というかもはや「猛獣」の類といってもいいくらいでしょう。
実は僕自身、小学生の頃にスズメバチに刺されたことがあります。その時の大変な思いは今でもしっかり覚えています。刺された指は倍くらいに腫れ上がりまるでハンマーで叩き潰されたような激痛にひたすら泣き叫び、その後は段々と高熱が出てきて猛烈な頭痛に気が狂いそうでした。その激痛と高熱は翌日くらいまでは続きました・・・ ということでスズメバチの恐ろしさを十分過ぎるほど思い知らされました。
ようやく涼しくなり近郊の低山も歩きやすい季節ですが、スズメバチには十分に注意しましょう！
防御と手当てが重要です。黒いものに襲ってくる習性があるので黒いウェアが好みの人は気をつけた方が良いでしょう。 ①もし刺された場合は直ぐに傷口を洗い流す。その時に傷口から毒を絞り出すように洗い流すと効果的です。また、もし毒液を吸引するキットなどを持っている場合は直ぐに吸引することです。②その後直ぐに冷やし一刻も早く病院にかかることです。抗ヒスタミン剤を含んだステロイド軟膏を持っている場合はしっかり塗るのも手当てとしては良いでしょう。
いずれにしても襲われないことこそが一番重要です。くれぐれも気をつけて山歩きを楽しみましょう。
