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熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

岩登り・ロッククライミングを楽しむ会(六甲 芦屋の岩場)

2024-10-30 21:03:40 | 講習
10月30日は、六甲山 芦屋の岩場で「岩登り・ロッククライミングを楽しむ会」を行いました。
クライミング講習という堅苦しいものでなく、とにかく岩登り、クライミングというものを楽しんで頂いて、そして好きになっていただくプランです。
雨上がりの爽やかな秋晴れの下、朝から夕方まで皆さまとても熱心にガッツリとクライミングを楽しまれました☆彡


日本で最初のロッククライミングクラブを創設された藤木九三氏のレリーフが設置された高座の滝。ここ芦屋の岩場は日本のロッククライミング発祥の地なのです。


今回はキャッスルウォールのゲレンデで。
青空の下、太陽の陽射しを浴びながらのクライミング。
まさに「ゲレンデ太陽族」懐かしいミズノ スキーウェア「ケルビンサーモ」CMのキャッチコピーそのものです! ってそれは盛り過ぎじゃね?






易しいラインから開始して徐々に難しいラインへ。ヤル気満々の皆さま、果敢にチャレンジしておられます。とにかく楽しんで、好きになること。「好きこそ物の上手なれ」そのものなのです。






最後の締めにキャッスルウォールのテッペンまでクライミング


海を眺めて至福のひとときです。






最後は全員順番に懸垂下降

天気にも恵まれて良い一日でした☀
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。


解散後、近くの自販機でチェリオの「喫茶店の味 フルーツオレ」で喉を潤して一人反省会?です。
これまた至福のひとときでした☆彡







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個人講習 クライミング技術講習(百丈岩)

2024-10-25 09:28:25 | 講習
10月25日は、個人ご依頼でクライミング講習でした。
百丈岩を使って、リード技術やマルチピッチ、ツルベ登攀、ナチュラルプロテクションを使っての登り方などなど、クライミングのシステムに関することをメインの講習を行いました。
天気も良くて暑さも和らいで爽やかな一日でした☆彡









落ち着いて技術を習得していただくために易し目の岩場を使ってツルベ登攀の練習です。リード、フォローを交代しながら何回も何回も繰り返し反復練習していただきます。


ツルベで2ピッチ分を登っては、連続懸垂下降で取付きに戻って再度登り返し。
連続懸垂下降は岩壁の途中でのセッティングが大変重要なので特に特に念入りに練習していただきます。


ローソク岩


他の岩に移動してやはり繰り返し練習です。
今度は確保支点以外は残置無視でオールナチュラルプロテクションのみでの登攀です。


シングルロープで2ピッチ分を登ってテッペンに出たのち、4回連続の懸垂下降で取付きに戻ります。


最後の締めにラインを変えてザックを背負って、やはり残置無視のオールナチュラルプロテクションで登ります。


2ピッチ目を交代してリードで登っていただきます。
これにて本日のメニュー全て終了~
朝から夕方までガッツリ8時間、よく頑張りましたね~


ローソク岩を眺めながらマッタリ下山


登山口まで下山してきて本日の山行も無事に終了~
爽やかな一日でした☆彡 
スカッと爽やかコカ・コーラといきたい気分もしましたが、ここはやはり懐かしい不二家のレスカで締め括りました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。


♪夕映えをひとり待ちながら~♪ (因幡晃 ~夕映えをまちながら~より)
帰り道中、あまりに美しく茜色に染まっていたので信号待ち中に大急ぎで撮影です。







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個人講習 百丈岩 クライミング技術講習

2024-09-20 08:58:24 | 講習
9月19日は、個人ご依頼でクライミング技術講習でした。
アルパインクライミングに必要な技術や知識の中でも特にマルチピッチやツルベ登攀の手順や方法などシステムに関する事を中心に行いました。
中央ルンゼの各ルートから開始して下部岩壁、最後にローソク岩の左カンテを登って終了しました。ローソク岩以外は全てツルベ登攀で全13ピッチ分、とても暑い一日でしたが本当によく頑張って練習していただきました👏


先ずは中央ルンゼの一番ノーマルなラインから開始。


続けてリードで登っていただきます。


登っては懸垂下降で戻ります。


百丈岩の主、H氏のお弟子さんのポン太君も暑い中を頑張ってました。


岩上のガーデナー(勝手にそう呼んでますが・・・)」H氏の熱心な水やりと手入れで猛暑続きの今夏ですが綺麗な花々が咲き競っていました。


ラインを変えてリードで登っていただきます。


ツルベで私がリード


またまた懸垂下降で取付きに戻って


続いてリードで登っていただきます。
難し目のラインですがよく頑張られてクリア! お見事です!

後半は川べりまで懸垂下降で下ってから実践的な本番スタイルで登りました。


先ずは下部岩壁からスタート。


続いてリードで登っていただきます。


この角度からみるローソク岩が最も鋭く尖っててカッコイイですね!


左カンテに取付きます。


1ピッチ目


ローソク岩は正式には中央稜といいます。


続いて2ピッチ目

これを登り終えて本日の講習は終了~
本当によく頑張りましたね👏
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。






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岩場行動技術講習(ステップ2/実践編)

2024-08-29 10:00:22 | 講習
8月28日は、京都大原 金毘羅山で岩場技術の実践編講習でした。

午後から雨予報になっていたので催行判断を迷いましたが結局は雨に降られることもなく、また曇りがちの空で暑い照りもなく、終始心地よい風が吹き付けてくれて快適な一日でした☆彡

今回はご参加がお一人のみだったので今シーズンに目指されているコースに合わせた内容に切り替えて練習していただきました。
基本的なことからジックリ、ミッチリ開始して徐々に実践的な行動に移していくのですが、とても上達されて最初とは全く別人のような行動をされるようになったクライアント様でした☆彡

先ずは地味な地味な練習を繰り返し繰り返し行います。
とにかく先ずは一つ一つの技術についての理屈、理論を頭でしっかり理解した上で、次にひたすら反復練習することで体で理解する(覚え込ませる)ことが必要なのです。


登っては下りて、登っては下りて・・・ 納得のいかない動きは納得できるまで繰り返し行う。この地味なことの繰り返しこそが最も大切なのです。


基本的なことを徹底的に練習してかなり身に付いてきたので、実際の登山を想定したシミュレーション行動です。ザックを背負って岩尾根を登っていきます。


練習なので「どんな形でも登れればいい」というのではなく、「常に自分で納得できる登り方」を意識したながら登っていきます。


途中の小岩壁でトップロープで安全確保してやはり登り下りの反復練習です。


岩尾根を登って登って最上部


大原の里を眺めます。
暫く昼寝でもしたいくらいの気持ち良さです。


急なフェースをトップロープで登りの練習です。
登山靴で登ることによって技術レベルの底上げをしておきます。


流石に1回目は少々手こずられましたが、2回目はアッサリとクリア!
十分過ぎるほどの上達ぶりに驚きです。


一旦、急な岩場をクライムダウンしてから再度別ルートから2度目の登頂です。
これにて本日の「登る技術」の練習は終了~


続いて「下る技術」の練習をしながら下山開始です。


岩尾根を一切巻かずに全てクライムダウンで下ってきて最後の岩場を下ります。
これにて本日の講習修了~
朝から夕方まで本当によく頑張っていただきました。
大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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岩場行動技術講習(ステップ1/基本編)

2024-08-14 20:38:09 | 講習
8月14日は、京都 金毘羅山で岩場技術の基本編講習でした。

京都市街地は38度の猛暑予報の一日でしたが、大原は少し涼しく34度、金毘羅では木陰の多い岩場を選んだので何とか許容範囲で動くことができました☆彡


先ずは岩場下部で基礎技術の反復練習です。


ドンドン動きを加えていって四方八方を動き回ります。






後半は実際の登山を想定してのシミュレーション行動。
ザックを背負って岩尾根を登っていきます。


高度感のある小岩壁も確実な安定した動作で越えていきます。


ワイケンの頭から夏真っ盛りの大原の里を眺めます。


登った岩尾根を慎重に下山していきます。


最後の岩場を下りきって終了~


と言いたいところですが、最後に懸垂下降の練習です。

しっかり動いてガッツリ汗をかいた一日でした☆彡
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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