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ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

『巨神兵東京に現わる(劇場版)』

2012-11-18 15:20:51 | 映画
『巨神兵東京に現わる(劇場版)』について。

以前、このブログでもネタにした事がありました。
個人的には凄く観たい作品でありました。

大好評の内に終了した、庵野氏が館長を務めた「特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」。
それが今度は全国を巡回すると聞き、近隣に来た際にはそこで絶対に本作を観たいと思ってました。
それが、まさかの『ヱヴァQ』との同時上映が急遽決定。
驚きつつも、正直嬉しかったと言うのが本音。



待望の本作を観た率直な感想は、コレは本当に傑作であると言う事です。
10分程度の短篇作品ではありますが、日本の特撮映画を愛する者として魂が燃えました。
そして監督・樋口真嗣という人物が“天才”である事も再認識しました。
この人、ドラマの演出はガタガタだが、メカ・怪獣・アクション・爆発を絡めた演出においては凄まじいまでの才能の持ち主であるのが判る。
あとCGIやVFXがどれだけ進化しても、やはり“生(実写)”による迫力には敵わないと言う事。
それをやってのける技術の持ち主達が、今も日本映画界にいる事実が誇らしいと思えました。



ただ個人的に、少し胡散臭い要素を敢えて指摘しておきます。
もう今更、巨神兵と庵野氏&エヴァンゲリオンの関連を語る事はしません。
ただ今回の急な同時上映の言い出しっぺが、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー側である事がポイント。



本作と「ナウシカ」へのリンクと言うよりも、先の『ヱヴァQ』における“空白の14年”につながる要素の方が強い。
本作で描かれるのは、巨神兵と言う得体の知れない怪物による理不尽な「破壊と殺戮」だから。
鈴木プロデューサーは『ヱヴァQ』を観て、この『巨神兵~』の同時上映のプランを立てたか定かではない。
しかし、作品云々よりもプロデューサーとして話題性を重視する傾向が鈴木氏にはある。



既に「ジブリ作品にハズレ無し」と言う神話は、遠い昔に崩壊している。
御大・宮崎駿以外、ジブリは質の高いアニメ映画を作るクリエーター(監督)&ヒット・メイカーの育成に失敗している。
ここで鈴木氏の意図は明確になる。
近い将来、鈴木氏はクリエーター(監督)として庵野氏に、ジブリでアニメ映画を作らせたいのでは?と思えてしまう。
御大・宮崎も一目置く存在である庵野氏。
ジブリ(又は宮崎)とのコラボレートによる作品は話題性が充分であり、勿論大ヒットを狙えるのは間違いない。
嫌な言い方をすれば、鈴木氏は庵野氏や彼の優秀なスタッフを懐柔させたいと言う思惑が無い訳ではない筈。
だが『巨神兵~』の上映時、例のジブリのロゴが出た瞬間、劇場内では失笑が起きた。
コレがジブリ作品に対する、今のアニメ・ファンの率直なリアクションであり現実なんだと思う。



あと特撮ファン=アニメ・ファンでない事実もある。
観客のリアクションは正直微妙だった。
僕個人には興奮の10分だったが、エヴァ・ファンにとっては余計な10分である率も結構高かったのでは?!

余計な詮索は抜きにして、本当に傑作だったと思います。
樋口氏には、いつの日が日本製『ゴジラ』の“特技監督”をして欲しいと思いました。
コチラも早くソフト化(メイキングも興味深い内容になってそうだ)されるのを期待します。


「これが、これから始まる火の七日間である。」


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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その通りでしょうね。 (ど、どうも)
2012-11-19 23:19:32
この映画が鈴木さんの対庵野懐柔策というのはこの映画を観た多くの方は同じ思いだと思います。恐らく当事者達もわかりきっていることでしょう。ただジブリの作品文化に庵野さんがそのまま受けいられるはずもなく近いうちにジブリ庵野は実現しないと思われます。が、宮崎さんは既に高齢者であり苛酷な監督業は誠に不謹慎ではありますがほとんど不可能。いつ亡くなっても不思議ではありません。鈴木さんの頭の中にそれがないはずもなく先を見据えて今後も懐柔策は続くでしょう。
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萌え (ウナギ様)
2012-12-26 17:06:42
顔がグロい     でもそこが好き
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