えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ベルランゴ(シトロエン)

2023-02-23 | 車関連
ひょんなことから、シトロエンのベラルンゴを2日ほど使いました。
高速にも乗り、トータルで130キロほど乗らせていただきました。
試乗車とかではなく、私がリクエストしたものでもありませんが、遠慮なしに乗れたので感想を一つ。

センスの良い内外装が有名ですが、実際に買うところまでたどり着くのは、ドイツ車などに比べるとディーラーの数からも敷居は高い。
プジョーもそうですが、選ばない理由を探すのが難しいくらい、走りは良いものです。
同じグループで、更にはシートや内装のデザインなど凝っていて、私はこちらの方が好みです。

さて何の前知識もなく乗り込んで、ディーゼルかガソリンかも知りませんでした。
軽ーくおそるおそる走っていると、窓さえ閉めていればどちらか微妙に思うほどガラガラ音は遠い。
ちょっと踏み込んでやると、ディーゼルの厚いトルクを感じ、いい具合にターボが効くものです。
確か1.6tほどのボディですが、全幅は1.85もあるので大きく立派に見えます。
それを小気味よく動かすのが1.5Lディーゼルというのだから驚きます。
本当に、必要十分な走りをします。
何方かが言っていましたが、速いとは言わないが、これ以上欲しいとは思わないと、、
確かに的を得ていると、乗って納得するのでした。
このボディを、これだけ軽々と動かし、右に左にクイクイと加速する様は、ある意味有頂天になれるほど気持ちがいい。
M135などが速い車として全能と感じましたが、このボディにはこの組み合わせが最高に思うほど。
幹線道路で飛ばしていると、この車の性能を95%くらい使っているのではないかと感じるほどに無駄がない。
とはいえ、足らないものではないのです。
ベタ踏みになんて一度さえしていません。

つくづく、車とエンジンのバランスが良いとは、こういった事なのでしょう。
私が買ったF25型X3、28iを買って失敗したと書きましたが、それが確信できたのは同じ車種のディーゼルに乗って感じたものです。
つまり、その車に合ったエンジンというのがある良い例でしょう。
また、ちょっと踏むとギアをホールドしたがるところがあって、そこが走り好きにはたまらない。
4速、5速あたりの伸びの良さは、特筆ものである。

飛行機の様な物入があり、ガラスルーフは馬鹿でかく、センターには太く照明も備わるところも飛行機っぽい。
広く使えて、高速での走りも十分、当然下道でペースメーカーになるなんてお手の物。
そんじょそこらの1ボックスたちを、走りで蹴散らせるほどに走りがいい。
もう最新型ステップワゴンが欲しいなんて言わないかも、走りの楽しさは数倍も上であるベルランゴでした。
一つ難を言うならば、スライドドアが重いデス。
小さな子供では閉められないかもしれないほどで、電動に慣れた家族にはハードルが高い。
こんなにいい車、ここの改良を望みます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金太郎飴の増殖(トヨタ編) | トップ | 伝統と過渡期と使い勝手 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

車関連」カテゴリの最新記事