えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

e:HEV(シビック編)

2022-10-01 | 車関連
先ずは、先日シビックHVについて書いたこと、訂正させていただきます。
補助金が入ると、実質ガソリンモデルと同じような価格で買えると書きましたが、シビックのe:HEVとは2モーター式のハイブリッドモデルでEVではありません。
よって補助金が使える車種ではないものでした。

そんなシビックのハイブリッドモデルに試乗してきたのです。
アコードを置いている店は少なく、旬なシビックに乗ることになりました。
オーソドックスなデザインになった11代目、10代目(FK7)を良く知っている人であれば分かると思いますが、変わったようで変わっていないフォルムがあります。
横姿を見て、リアフェンダーと後輪のバランスなんて、そのままの様に見えるものです。
あくまでデザインだけで見れば、私はタイアの扁平率を5%ほど上げた方がバランスが良いと感じます。

デザインは置いておき、乗り込んでスタートボタンを押すと、HV特有のエンジンはかからずスタンバイ状態となる。
シフトボタンのDを押し、スルスルと発信するとか細い1.5Lのエンジン音がない分、こちらの方が高級に感じます。
実際そのままアクセルを開ければ、明らかに1.5Lを積むHVモデル(インサイト)などとは違うトルク感を見せる。
前が空き踏み込んでみると、ズバッとまではいかないが、1.5Lターボの爽やかな加速とは明らかに違う力強さを感じました。
一旦アクセルを戻し、そこからまた煽るとクックっとトルクが付いてくる様は気持ちいい。
この2Lを積むHVモデル、高速域での試乗は出来ていませんが、ガソリンモデルに比べてしっとり感は出たとは思いますが、ものすごく効いているというほどではない。
カタログを見てみれば、ガソリンモデルから僅かに90キロ増えただけでありました。
あと50キロも重ければ、また違うのだろうとは思いますが、運動性能は下がるのですから微妙なものです。
何にしても、ペラい感じはなく、トルクフルなパワートレーンを持った走れるハッチであることに嘘はない。(高回転域や高速域の伸びは未体験ですが)
どこからでもトルクが湧き上がる様なパワートレーンというと、それをエンジンだけで成立させるには高度なチューニングの入ったものか、はたまた排気量を上げるかということになりますが、上手く仕上げていると感じます。
エンジンを回すことに喜びを感じてしまったり、そのサウンドに酔いしれたりする人でなければ、加速感は大方のものを満足させると思われます。

緩やかな登りのコーナーを8割方踏み込んで回ったが、とてもいい接地感を味わいながら安心して踏めたものです。
1460㎏という重量も相まって、ぶん回して乗ることもできるハッチでしょう。
注文を付けるなら、やはりこの11代目もシートであるのです。
ショルダーのホールドができなかった10代目に比べれば悪くないですが、座面のコシが足りません。
これがホンダ流のフィット感というものなのでしょうか、私には10万キロ使ってへたりの出ている座面に感じてしまいます。
このe:HEVは400万円もしますから、シートのグレードを上げるべきであろうと思うのです。

タイトル画は、US仕様のセダン

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