えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

Wappen

2015-04-29 | 車関連
一体どれくらいエスカレートしてしまうのだろう、日本式のワッペングリル。

何時からか押し出しの強い顔に人気が集まって、レクサスが強面のマスクを正当化した様に思う。
そして他社がこれ解禁とばかりに追従する。
現行クラウンとフーガに関して、個人的にはもう少し品のあるマスクを被せてもらいたいと感じます。

エルグラやIS、何故にそんなに尖るのか。
いや、これはいいアッパーグレードとしての威厳を演出しているのでしょうから。

新型アルファードは一体どうしたのでしょう。
ヴェルと合わせて事前受注だけで2万台を超えているというのです。
今やエルグランドを完全に置き去りにする程売れに売れまくっているミニバンであるらしい。
確かにカーグラでも走りはべた褒めでしたけれど、この顔が皆好きなのでしょうか。

仮面ライダーのお面の様なフロントマスク。
横姿だってお世辞にもカッコいいとは言えない機能美とかけ離れたデザイン。
ノアやボクシーより強くなくてはいけないといった雰囲気で作り上げるのでしょうか。
世知辛い世の中だからこそ、こんな虚勢を捨てようではありませんか。

昔からよく言います。
大きな車に乗ると、その運転手の気持ちも大きくなると。
その昔、メルセデスのSクラスに乗っていた様な恩恵を受けたいと考える人が多すぎると思うのです。
背が高く、威圧感のあるフェイスに道を譲る人もいるのでしょう。
こんな見え透いたこと、売れるからといってメーカーが主導してどうすると問いたい。
明らかにモラルが低下していると思うのです。

トヨタがそんなことしているから、K-carだって真似します。
EKカスタム、、


いずれこんなに大きく光ったグリルを付けていた時代を懐かしむのは間違いありません。
いや懐かしみでなく恥ずかしむのでしょう。
車ってのは街を彩るからこそ、洒落たもの、美しいもの、機能美なもの、ファニーなものなどを選んで日本の品を上げようではありませんか。

最後に、この現象は国産に限ったことではないのかもしれません。
最近のメルセデス、ラインナップを増やし大衆化してしまったスリーポインテッドスターの神通力を復活させようと目論んでいるのが見えます。
近い将来、こんなにエッジの立った車種ばかりでなくなる事を期待します。
コメント
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