えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

値引きとは

2013-12-05 | 車関連
車はとても高額である。
人生の買い物のうち、家に次ぐ高額商品であるとも言われている。
よって、失敗はしたくないし、お得に購入したいものである。

その昔、車を1割引かせるのは大変なものでした。
今でも、ほとんど値引きをしない車種もありますが、モデル末期や不人気車ではとてつもない数字が出ることも珍しくない。
知人で、100万円引かせた者がいる。(車両は1千万もしません)
まぁ輸入車ディーラーの裏話を聞けば、目玉が飛び出る事の程ではありませんが驚きです。
そもそも凄い利ザヤがあるからこそ、ショウルームにコンパニオン然とした女の子を何人も置いておけるのです。
大理石調の綺麗なショウルームでコーヒーをいただき、試乗をした際の記念品などもひっくるめた金額なのですから。

私は若い頃、徹底的な値引きに自己満足していたのである。
とにかく安く買う事が重要であったし、それが自慢でもあった。
しかしある時、この買い方をした営業マンとその後の付き合いが薄い事に気が付いた。
まぁ人にもよるだろうし一概には言えない部分はありますが、叩きすぎてお互いに気持ちの良い商談ではなくなっていたのだろう。

これを教訓に、額で買うのではなく、人から買う事を重要と決めた。
つまりその担当者に惚れ込んで、更には自身にも惚れてもらうのだ。
この様な人間関係ができた際のアフターの心地良さは代えがたいものがある。
特に、ここのところUsedばかりを乗り継ぐ関係で、その車種の値引き額は重要でなくなった。
1台1台違うのだから、標準となる額など無いに等しいから。
私は最近、Usedを買う際に「できたら○○様の様な方に乗っていただきたい」と言わせるような商談を心掛けている。
意識してやっている事ではないが、その車にかける情熱や自身の車歴、乗り方、使い方、手入れの仕方などを話す。
お互いの波長が合うと、猛烈に盛り上がるのである。
そうなれば、無理はしない。
ほとんど向こうの言い値で買う。(もちろん一般的に見て十二分な額はでているとは思いますが)
突っ込めば、あと2万や5万は行ける場面もあったかもしれないのだが、向こうが最高の落としどころとする地点で決着をつける事が奥義であると思ふ。
お互いに半歩譲っている感は、その後の付き合いに大きなプラス作用を生み出すからだ。

3.8Lで560馬力もありながら、10キロを超える燃費性能には頭が下がる。(踏めば5も走らんだろうけど)
911ターボの商談ができるのだろうか、我人生!
コメント
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