ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

吉田羊さん等々、雑誌・テレビのきもの

2015-07-20 09:21:53 | きものコーディネイト

 

テレビや雑誌から、目についた紫苑好みのきものをアップしておきます。

「婦人画報」の最新号では、人気の吉田羊さんがアンティークの金魚きものを披露。

群青色の水輪に赤い金魚が可愛い。

白が入っていることと、金魚が朱が小さいので大人のアンティークの上品さがありますね。

この号、「京都に滞在」するがテーマで、ホント、京都には少し長めにいないと、とても堪能できないほど観るもの、美味しいもの、いっぱいあります。

 

ヘアも短く、すっきりしているのが爽やか。

ショートのきものヘアにも、憧れます。

 

 

こちらは琉球宮古上布。

 

夏の高級きものの、定番中の定番。

帯が好き

 

 

次はテレビ。

仲間由紀恵さんは、故郷の紅型を披露。

紅型の大御所、城間さんを訊ねていらっしゃいました。

好みとしては、白の絣ですが、仲間さんは華やかな紅型がお似合いです。

この華やかさを着こなせる人は、なかなかいないと思います。

やはり琉球の血、でしょうか。

 

 

少し前ですが~~、魯山人の奥様をやっていた市原悦子さまのアンティーク。

いや、もうこれがお似合いで。

再放送で、市原さま、少し若い頃かな。

魯山人、美にこだわるあまり奥様にも厳しくて、彼女はついには家を出たそうです。

まっ、ああいう方に仕えるのは大変ですよね。

 

 

つぎは、たまたま付けたら、飛び込んできたきもの、ついパチリ。

柏木由紀子さまです。知ってる? 坂本九さんの奥様よ。

ミステリーものです。

片身代わりかと思ったら、そうではないのよね。

大胆な縞。

こんなきものが好みらしく、次のシーンでも。

 

茶色の濃淡に絞り。凝っているわ。

最後の告白のシーン。

「~~息子のためを思って~~」

わかった、それはいいから、帯を見せてー。

「~どうしても彼女が許せなくて~~」

わかった、わかった、それはともかく、帯を見せてー。

 

 

ああ、なるほど、いえ、殺害の動機ではなく、こういう帯なのですね。

無地ではないところに、上級者を感じる。

 

というわけで、息子のために義理の娘やら愛人?やらを殺した母なのでした。

でも、由紀子さま、殺人は似合わないわ。

こちらはマネしないでね。

 

どこか物語を感じさせるきものが好き

映画のなかの着物の工夫

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あまりに蒸し暑いので竺仙・麻浴衣

2015-07-19 09:48:19 | きものコーディネイト

 

東京は台風の余波で、ときおり小雨。

あんまり暑いので、夕方シャワーを浴びたあと、竺仙の麻浴衣を着ました。

さらりとして、肌に優しい、この浴衣。

木綿と違い、洗えば洗うほど優しくなる優れモノ。

 

襦袢を着ないため、襟周りが緩むので、まずは柔らかい襟芯をいれます。

これだけで後ろの襟周りがしゃんとする。

 

娘が帰ってきたので、ワラビ餅を買いに、ちょっと外に~~。

小雨が降りだしましたが、麻なので安心

 

 鴇色の夏博多帯

濃いピンクのレース帯締め。

この竺仙麻、小千谷縮みたいに細かいシボがあるのね。

慌てて帰って、美味しいワラビ餅をいただきながら、

合間にじっくり見てみると、うっとり。

 

パンツにTシャツより気持ちいい。

これって、襦袢着てないからかしら。

小千谷や近江などほかの麻でも、襦袢着ないと、こんなに気持ちいいのかな。

近江は、柔らかだから、襦袢着ないほうが快適かも~~。

 

というわけで、小雨のなかのおうちきものでした。

やはりあまり美味しそうに写らないけど~~、わらび餅でもどうぞ。

おうちで夏の麻きもの、クセになりそう~~。

洗って育てる小千谷縮」

竺仙浴衣で検査入院」去年はこれで検査入院した、のね。忘れてた              

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雪花絞り、柿渋で染めてみる

2015-07-18 08:38:24 | 手仕事 和裁

 

台風、大雨、大変でした。

それに暑い~~。

料理研究家の辰巳さんによると、昔の日本は暑くても28度くらいだったとか。

そうかも。

クーラーなく打ち水、冷やしたすいか、アイスキャンディを舐めていた頃が懐かしい~~。

いまは体温超えはしょっちゅう。

少し前までは、「気温が体温を超えるって、どういうこと?」と叫んでおりましたが、いまはもう^^。

どんどん進む、温暖化。

 

先にチャレンジしてみた雪花絞り。

「雪花絞りにチャレンジ」

染料が滲んだり、中まで入っていかないなど失敗。

これは染料の種類の問題が大きいということが、調べた結果わかりました。

 

「日本伝統絞りの技」(榊原あさ子)より。

工房などの体験では、染料はすでに作ってありますが、

自己流では染料から作らねばならばならない。

ここが一番の難関なわけです。

友禅染めにも行っておりましたがー最近は遠のくーここでも先生の言うがままに糸目引き、染めとやっていたので、自分でやろうとしても、役に立たない~~

藍色の浴衣、きものはもう何枚もあるから、ほかの色でやりたい、しかし、どの染料を使えばいいのか、まだ不明。

 

そこで、まずは自宅にある柿渋で、染めてみました。

頂点の部分を液に入れただけなのですが、

どんどんほかの部分、締めていある部分にまで染が入っていきます。

ああ、これは失敗だ~~。

それでも、染め液がこれ以上入らないように、

頂点を下にして干してみました。

すると、こんな具合に>

これで、染めの部分がもっと小さくなると~~。

 

こうなる~~、予定(ハハ)

柿渋にあまり水を加えないほうがいいのかな?

幸いなことに、柿渋は太陽の光に当たると、色が濃くなっていきます。

 

 

もう一つ、「針目絞り」というのにチャレンジしてみました。

これは、布をどんどん縫い絞っていくもの。

 

「伝統絞りの技」より。

方眼用紙に穴をあけて、布に写し、せっせと縫い絞った~~。

布に一センチ、1・2センチと細かく印をつけて、その上をせっせとひたすら縫い、蛇腹に折っていく。

 

 

こうなる予定~~。

 

 

しかし~~、

柿渋が、布のなかに浸透しすぎて、失敗。

しかし、布の端には白い部分が

ここに希望が。

この「縫い絞り」、ここまで細かく針で縫う必要があるのだろうか。

書物の完成品を見てみると、針の穴の部分に染め液が入り、滲んでいます。

ワタシは線を入れたいだけだから、細かい蛇腹に折って、ときどき縫い留めるだけでいいかもしれないなあ~~。

というわけで、次はほかの色で試してみましょうか。

 

わが家から見える「夕焼け染め」??~~。

いつか、こんなきれいな色を作りたいものだ。

 

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他装、というお仕事

2015-07-16 10:03:52 | 着付け、試行錯誤

 

きもの好きな人のところには自然と?きものが集まると言いますが、このところ知人からきもの関係の本をよく頂きます。

何を間違ったか、こんな本。

「着付け師という仕事」(幻冬舎・杉山幸恵著)

 

着付けはほとんど独学、着付け師のブログを読むと、「楽しそうだな」とも「すごいなあ」とも思い、

なるほど、こういう風にするのか」と参考にさせてもらうことも多いのです。

で、この本、「ワタシにはあまり関係ないなあ」と思いながらも、きれいだからパラパラめくっていたのですが、いつのまにか引き込まれてしまいました。

たとえば、「美の二等辺三角形」

ご存じですか。

 

帯の頂点から衣紋の線が二等辺三角形!

そのほか、おはしょりや襟元など「美の黄金比」なるものがある、そうです。

ここまでやっているのね、と目からウロコ。

 

そのほか、着つけ師はサービス業なので、技術は当然として、「お客様との距離は浮き輪くらい」などと言ったアドバイスも。

これは距離感といった心理的なものではなく、具体的な身体の距離。

そうだよね、他装って、相手にぐっと近づくものね。

着付けプロセスが色っぽいのは小雪さんだから?」密着感を使っての秀逸なラブシーン

 

 こんなことは、疲れても~~、

してはいけません。

 

 

他装のたしなみといったものがいっぱいで、普通に仕事をしていても参考になることがいっぱい。

私的に参考になったのは「クッション言葉

前置きとなる言葉遣いで、唐突感がなく印象が柔らかくなる言葉です。

たとえば「申し訳ありませんが」「御存知かと思いますが」

といった具体的な例。

 

ああ、ワタシ、これまでにこういう言葉遣い、意識して使っていたら、かなり好印象になったかも。

ワタシがよく使う「クッション言葉」??は「お言葉を返すようですが~~」

これって、クッション言葉というより戦闘開始、の合図言葉?

いや「花咲舞」さんのような正義感からじゃなくてね。

まあ、自分のことはどうでもいいけど、モシカシタラ、「言葉遣い」のところを読んで欲しかったのかも、送ってくれた方

 

ついでにもう一つ、丁寧過ぎてなんでも「お」をつける人がいるけど、それは禁止用語。

「お読みになられる」などの二重敬語は使わない、といった調子。

 

大変なお仕事、でもそれだけにやりがいのある仕事、だと著者。

花嫁衣裳の着付けになると、もう、これは芸術、アートの域。

「美しく見せるテクニック」も載っていて、これは紫苑レベルでも役に立ちそうで、あとで実際にやってみましょうか。

 

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同じようなモノに執着する傾向がある

2015-07-15 09:03:55 | きもの新陳代謝

 

連日の猛暑、そんななか合間をみては、

粛々と「きものお片付け」を続けております

何枚もののきものを出して思うことは、

どのきものも「愛しい」ことよのう。


 

今回の「捨て規準」は

「同じようなモノはどれかを整理する」ことです。

若い頃から、「これがいい」となったら、

同じような色、デザインを何枚も

ゲットする傾向があります。


たとえば高価な黒のドレスを購入したとします。

それを着て汚すのはモッタイナイ。

同じような安いものをもう一枚購入する~~。

欧米の貴族!は、本物ダイヤのネックレスは

金庫に仕舞っておき、

パーティなどでは同じデザインの

ニセモノを使ったといいます。

まっ、そんなようなもの~~???

というか、単にセコイというか。


そんなわけで、

「絞りがいい」となると何枚も。

 

 

 

 

そのなかの何枚かを泣く泣く処分、~~辛い

トキメキ、なくなったわけじゃないのよ。

わが家のリストラクチュアリング、

再構築にはだれかに泣いてもらわないといけないの。

一番泣いているのはワタシなのよ、わかってね。

と言い聞かせます。(誰に?)

 

色の傾向としては、きもの初期は紫、

でもこれは似合わないと判明したので、

あっさり処分できました。

 

浅葱、黄土色、今では鴇色、ピンク~~と、

似合う色、好きな色、変わっていくのですが、

やはりこれも増えすぎたので、どれかをリストラ。

柄では更紗に、琉球柄に縞、格子~~。


 

 

 

万筋から白黒、黄土色まで、縞のオンパレード。

ここからも何枚か、さようなら

 

 

このように、同じモノが何枚もある傾向を

「コレクター」とも「固着傾向」とも言い、

「子どもの頃手に入れられなかったものにこだわる」

「完全主義」

などと問題傾向のごとく言われております。

ワタシ、小さいときには

「きもの着るのむしろ嫌だったし」

「完全主義には程遠い」のよね。


かの脳学者の茂木先生によると、

「あるものにこだわる、

執着することから世界を広げていくことで、

脳の働きはどんどんよくなる~~」

そうであります。


 茂木先生も、蝶のコレクトから興味を広げ脳科学に進んだそうで、

私はキモノから脳科学者に~~??


ワタシ、こちらの説をダンゼン信じます。

コレクト趣味は人間だけの特徴でもあるそうだから。


いや、コレクトの理論武装より、

今は捨てることの意義、意味重視でしょう。


ええと、なんだっけ~~。

すっきりして頭が整理される、だっけ?

いや、単純に、もう仕舞う場所がない。

しかし同じような傾向のもの始末して~~、

しばらくすると、また、

同じようなモノをゲットするのではないか

との一抹の不安が。

 

買うは安し、いや易し、捨てるは難し。

お片付けの旅は、続くのでした。

「捨てハイと節目」

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日本の女は昔も今も美しい―装いの文化史

2015-07-14 09:20:09 | アート・文化

 

きものを着るようになって興味の幅が大きく広がりました。

江戸時代の文化や装いが面白いと知ったのもきもののお蔭。

色っぽいキモノ講座ー流行を作る女たち」

 「江戸時代の流行と美意識」より。

昔から女はおしゃれに余念がない。

江戸時代の女って、薄化粧が身上、その秘訣を知るためにノウハウの本がひっぱりだこ。

そのコツは、一度ぬった白粉を、拭い取るんだって。

そうすることで、薄いベールで覆ったような、底光りする肌の白さが現れる、というわけ。

今は、薄付きのファンデがあるから、わざわざ拭いとらなくてもいいようなものけど、ちょっとやってみようかな。

日本の女性の肌って、これはもう世界に誇れる美しさ、だからね。

こんな役に立つ??知識がいっぱいの面白い本を、

知人が送ってくれました。

 

「江戸時代の流行と美意識ー装いの文化史」(村田孝子・谷田有史著・三樹書房)。

お二人はポーラ文化研究所とたばこと塩の博物館関係人たち。

 

いや、これはもうページを開くたびに、ため息ものの写真や絵が満載。

江戸時代に花開いた「美」への強烈な思いを、髪型、化粧、もちろんきものに至るまで、面白く、解説してあります。

一日眺めていても飽きない、というか、見るたびに発見が。

 

ファッションは、伝統も大事だけど、どんな時代でも異装、これまでとは違い排斥される装い、を取りこみながら変化していく~~。

など、今のきもの文化と同じ。

きものもファッションだから、変わっていくのは必然かもしれません。

 

 

 

それにね、男性の「厄病本多」という髪型は、わざと毛の量を少なくして、「病み上がり」のように見せたんだって。

うーん、「病み上がり」を装い、女心をくすぐったのか~~。高等戦術だ。

芳年などの浮世絵師が書いた風俗三十二相といった迫真の浮世絵がずらりと載っていて、ページから出てきそうよ。

貴船と鶴亀の刺繍、船頭の立体的な刺繍が素晴らしい。

花魁に芸者、歌舞伎役者など、井嶋先生の講座でも思ったけど、改めて、本でまとめてみると、江戸時代の「美意識」ってすごいもんだなって感じます。

そういう美のDNAを受けついでいる私たち、日本の女性って、もっと誇りを持っていいよね。

いや、もう十分に持ってる?

欧米の!ファッションもステキだけど、やはり日本人は、きもの着てこそ、でしょう~~。

こちらは、紫苑の櫛のコレクションの一部。

でも、おしゃれができるようになったのは、もちろん戦乱の世が終わって、平和な時代が続いたからから。

それまでは闘いに出る男のほうがオシャレだった~~。

平和って、大事。

いや、そんな〆ですか。

江戸に、おしゃれに、日本文化に興味のある人は、お宝ものの一冊です。

どんなに書いても書き足らない、ぱらぱらとでも見るのが一番。

 「江戸の結髪師たち」

髪が女の命なら櫛は~~」

 

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トンボ刺繍帯&お直し上布・飲み会

2015-07-12 09:12:20 | きものでお出かけ

 

子どもが大きくなって、行事がどんどん遠くなっていきます。

先の七夕も、娘が笹を持って帰ってきてようやく、そうか、と気づいた次第。

きものを着なければ、もっと遠のいたと思います。

ようやくお天気になった東京、買い物&ショッピングで街までお出かけしました。

まずは書店、

これから亀どころか、きっとカタツムリの歩みになりますが、新しいことを始めようと思っています。

今頃?もう時間ないのに?

いや、だからこそ? モノにならないかもしれないけど、楽しみながらやってみます。

やりたいこと、興味のあることが見つかると、ワタシはまずは本を読み漁ります。

そのための資料探し~~。

友達も付き合ってくれました。

アマゾンにはない本ですが、大型書店ならどんな本でもたいがい見つかる。

 

終わったら、楽しいショッピングをしたり~~

 

そのあとは、ほかの友達と合流して美味しいものを食べます。

 

 

ああ、久しぶりのお天気、いつもは避ける太陽さえも懐かしい??

そんな日のコーディは、

お直ししたばかりの近江(越後?)上布に。トンボ、後ろしかいないね。

継ぎはぎ上布、第二弾」

アンティークの刺繍トンボ帯。半襟も自分で刺繍したトンボ。

帯揚げは、帯の葉っぱの黒に合わせて白黒チェック。

帯締めはピンクで明るく。

「わあ、明るいね。すっかり夏だね」と皆も喜んでくれて??たぶん~、久しぶりにきものと美味しいものを堪能したのでした。

中は継ぎはぎよ。

久しぶりに、明るいきもの、着た気がする~~。

来年は、自分で作った雪花絞り日傘をさしたいものだ。

 

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映画のなかのきものの工夫・雷蔵&絹代

2015-07-11 10:35:47 | ドラマのなかの着物

 

 

きものを着るようになると、

映画のなかのきものも気になります。

「色っぽいキモノ」の井嶋ナギさんの

講義を受けたとき、

「えっ、きもの着るのに

昔の映画見ない人いるの?」

「昔の映画はとても参考になるでしょ」

と仰っていました。

「色っぽいキモノ講座」特集

現代きものは、昔とは違うから、

即参考になるとは限らないのですが、

きものマニアには、まあ、

見るだけでも眼福ではあります。

ビデオに撮っておいたのは、

市川雷蔵さんの特集。

雷蔵さんの映画やら

思い出やらを語るという番組。

年代ずれていることもあって、

特別な思い入れはなく、

母が映画好きだったので一緒に行ったものの、

とくにイケメンとは思わず

(まっ、子どもでしたから)、

でも今見ると、すごい色気あるんですね。

ふだんの雷蔵さん。隣は最愛の奥様。

「君と家庭を一生守る」といって結婚されたそうです。

出演作などみると、多岐にわたっていて、ご

自分で脚本読んで決めたとかで、

お飾りスターではないのですね。

で、この方の何を参考にしたかというと~~。


 存じ、「眠狂四郎」、

えっ、この姿のどこが

参考になったのでしょうか~~。

裾、です。

雷蔵さま、

刀を使ってきものの裾が乱れても、

すぐに裾がすっと下に落ちるように、

裾の端に5円玉を縫い付けていたそうです。

で、ワタシも(笑)

私はフンパツして50円玉だよ~~。

5円玉財布に入ってなかったの。

で、実際に歩いてみるとですね、

足首に50円玉が当たってイタ

それに階段の上り下りのときに、

お金が階段に当たってチリンチリンと音がする~

うーん、これは剣を使うときに限定だったのね。

 

で、次は「浪速の恋の物語」の

田中絹代さんのきもの。

これはさすがにすぐにはマネできなくて。

地味なきものに、赤い八掛が、

歩くたびにチラリちらりと見え隠れして、

色っぽい。

これは、ずっと前に紹介した

吉永小百合さまの襦袢と同じですね。

吉永小百合VS大原麗子・きもの対決」

地味なきものを着る立場の人でも、

それだけでは面白くない、

映画ではいろいろ工夫しているよね。


これは主役の有馬稲子さんの花魁のきもの。

色づかいも斬新です。

鴇色っぽいところは

蜘蛛の巣絞りなんだよ。

 

というわけで、50円玉付けた日は、

行く先々で、イタイし、

音は耳につくしで、いつも以上に

落着きのない紫苑でした。

 

その日は、下駄だったので、もう足元、大変。

柔らか木綿できちんと感は出せるか」

 二枚下駄、履きなれないと、

結構キツいです。

そこで、こんなネットを参考にして、

歩きました。

和装履物の歩き方。

先端が土に着くようにして、

つま先で蹴るように歩く、そうです。

これからは浴衣の季節、

下駄を履くことも多いと思うので、

もっと練習しないとね。

 

きちと感、なのに足元は下駄、ですか。

でも昔は小紋などでも

素足の人多かったそうです。

今は昔、ではないけど。

最後までありがとうございました。

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雪花絞りにチャレンジしてみた!

2015-07-10 08:52:33 | 手仕事 和裁

 

前に「ふだん着物」のところにいらした「和洋折衷」のtomoさん。

いまはブログ村から引越しされたのですが、彼女が京都の工房で雪花絞り体験をしていて、「そうなんだ、雪花絞りって自分でできるんだ」と思った紫苑は、どんなものか早速自分でやってみることにしました。

まずは、ネットや書籍でやり方を探してみます。

「雪花絞り」、自分でやっている人、結構いらっしゃるんですね。

それに力を得て。

書籍では、「雪花絞り」についてではないのですが、絞り全般についてのグッドな本を見つけました。

「日本伝統絞りの技」(榊原あさ子著・紫紅社)

ざっと目を通すと、理屈だけは、そう難しくありません(おい!)。

技術の巧拙は別にして(そこが問題だろうが)どうにかできるものもありそう!?

まずは、古いシーツで染めてみました。

布を二等辺三角形にじゃばら折りして、板で挟むのですが、板がないので、百均の物差しをパッキンと鋏で半分に切って、紐で結びます。

でも50センチくらいの布、実験なら、特に挟まなくてもいいみたい。

雪花絞りは、全体を液のなかに入れるわけではなく、三角の端を染めることで模様を作る(らしい)ので、

液に入れる秒数によって、色の入り方を調節できる、と思う。

それとも色が定着するまで、板に挟んだまま時間を置くのかな??

この辺り染料によって違うみたい。調べてもみよう。

三角の頂点と底辺の部分を染めます。

いや、最初は手順を頭に叩き込むだけだから、出来上がりは~~、ちょっと

 

 

 

最初に作った二枚。

左は家にあったアクリルガッシュを水で薄めて、右は市販の2百円くらいのミニ染液。

左は染料が固く、布のなかに入っていきません。

どちらも色を均一に入れていくのがムツカシイ。

オムツにもしたくない

でも、なるほど、こういう風になるのね、

とだけはわかったところで、日にちを置いて、また挑戦。

今度は、最初に布を水に浸したので、干しているうちに(乾くと色が定着する)染め液がどんどん周りににじんでいきます。

次は水で浸さないで、やってみます。

それに染料をどのくらい薄めるのかがムツカシイのね。

今回はここまで。

 

染料が、わずかに余った。

ブルーグレーの絽の帯が寂しいので、色挿しをしてみました。

グレー小千谷で三谷文楽」このときの帯です。

さささっと、これぞ一石二鳥、ならぬ「一色二丁」

 

いつかは、こんな絞りも~~?(いや、無理でしょう~~)

滝川クリステルさん着用のアーガイル浴衣。

どうやって染めるんだろう??

まだまだ続く?絞りの旅~~?

絞りの本も素晴らしいから、また今度紹介させてください。

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雨なので、おうちに来てもらおう・琉球柄&

2015-07-07 08:51:07 | きものコーディネイト

 

せっかくのお休みなのに、外は雨、あめ、アメ。

雨音はショパンの調べ」なんて歌もあったね。(小林麻美だよ、知っている人は知っている。きれいだけど歌は…)

ランチをする約束でしたが、この雨できものお出かけ、どうしようと迷いが。

小降りではありますが、いつ激しくなるのかわからない。

先方は洋服なので、ちょっと相談、

「娘もいないし、ちょっと足を延ばして、うちまで来ない?」

わが家は駅からも近いことだし。

「それもいいわね」ということでおうちランチ。わーい。

いらっしゃいませ。

前は子どもの友達やママ友などが来ていたのですが、引っ越した上、子どもも育って、あまり人が来なくなりました。

ワタシは人づきあいがいい方ではないのですが、子どものお蔭で少しはお付き合いというものをするように。

たまには、おうちで時間を気にせずしゃべくるのもいいでしょう。

友はいろんなものを買ってきてくれました。

よし!食糧の確保はできた。

料理写真は、照明が難しいからスルー。

 

 

小降りだったので、お出迎え、というか写真撮るためか~??

 薄い緑と紫の縞、燕の琉球柄の入った綿麻きものです。

 帯は柿渋で自分で染めた更紗帯。

ヘアもいい加減にまとめただけ。いまにも崩れそうだね。

 

 

帯揚げはカラフルスカーフ。

 帯締め・群青色。

 

綿麻は、ポリ同様、あまり好きではないの。

綿なら綿、麻なら麻とはっきりしろよ、という感じ。

綿の柔らかさと麻のシャリ感がハンパ。

ではなぜ着ているかというと縞と琉球柄が気に入って。

食べてしゃべって疲れたので、帯だけもっと気軽なものにチェンジ。

 ほとんどすっぴんなので、サングラスで顔隠し。

 雪のなかのきもの連写」→大雪の日にも友達が来てくれたよ。

 お天気の悪い日に来てくれる友は有難いね。

低血圧で雨の日は布団に潜ることが多かったけど、いつのまにか雨でも大丈夫になっています。

好きなものあるのって大事だよね。

お蔭で雨のユウウツも吹き飛びました。

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