ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

他装、というお仕事

2015-07-16 10:03:52 | 着付け、試行錯誤

 

きもの好きな人のところには自然と?きものが集まると言いますが、このところ知人からきもの関係の本をよく頂きます。

何を間違ったか、こんな本。

「着付け師という仕事」(幻冬舎・杉山幸恵著)

 

着付けはほとんど独学、着付け師のブログを読むと、「楽しそうだな」とも「すごいなあ」とも思い、

なるほど、こういう風にするのか」と参考にさせてもらうことも多いのです。

で、この本、「ワタシにはあまり関係ないなあ」と思いながらも、きれいだからパラパラめくっていたのですが、いつのまにか引き込まれてしまいました。

たとえば、「美の二等辺三角形」

ご存じですか。

 

帯の頂点から衣紋の線が二等辺三角形!

そのほか、おはしょりや襟元など「美の黄金比」なるものがある、そうです。

ここまでやっているのね、と目からウロコ。

 

そのほか、着つけ師はサービス業なので、技術は当然として、「お客様との距離は浮き輪くらい」などと言ったアドバイスも。

これは距離感といった心理的なものではなく、具体的な身体の距離。

そうだよね、他装って、相手にぐっと近づくものね。

着付けプロセスが色っぽいのは小雪さんだから?」密着感を使っての秀逸なラブシーン

 

 こんなことは、疲れても~~、

してはいけません。

 

 

他装のたしなみといったものがいっぱいで、普通に仕事をしていても参考になることがいっぱい。

私的に参考になったのは「クッション言葉

前置きとなる言葉遣いで、唐突感がなく印象が柔らかくなる言葉です。

たとえば「申し訳ありませんが」「御存知かと思いますが」

といった具体的な例。

 

ああ、ワタシ、これまでにこういう言葉遣い、意識して使っていたら、かなり好印象になったかも。

ワタシがよく使う「クッション言葉」??は「お言葉を返すようですが~~」

これって、クッション言葉というより戦闘開始、の合図言葉?

いや「花咲舞」さんのような正義感からじゃなくてね。

まあ、自分のことはどうでもいいけど、モシカシタラ、「言葉遣い」のところを読んで欲しかったのかも、送ってくれた方

 

ついでにもう一つ、丁寧過ぎてなんでも「お」をつける人がいるけど、それは禁止用語。

「お読みになられる」などの二重敬語は使わない、といった調子。

 

大変なお仕事、でもそれだけにやりがいのある仕事、だと著者。

花嫁衣裳の着付けになると、もう、これは芸術、アートの域。

「美しく見せるテクニック」も載っていて、これは紫苑レベルでも役に立ちそうで、あとで実際にやってみましょうか。

 

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コメント (2)
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