ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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映画のなかのきものの工夫・雷蔵&絹代

2015-07-11 10:35:47 | ドラマのなかの着物

 

 

きものを着るようになると、

映画のなかのきものも気になります。

「色っぽいキモノ」の井嶋ナギさんの

講義を受けたとき、

「えっ、きもの着るのに

昔の映画見ない人いるの?」

「昔の映画はとても参考になるでしょ」

と仰っていました。

「色っぽいキモノ講座」特集

現代きものは、昔とは違うから、

即参考になるとは限らないのですが、

きものマニアには、まあ、

見るだけでも眼福ではあります。

ビデオに撮っておいたのは、

市川雷蔵さんの特集。

雷蔵さんの映画やら

思い出やらを語るという番組。

年代ずれていることもあって、

特別な思い入れはなく、

母が映画好きだったので一緒に行ったものの、

とくにイケメンとは思わず

(まっ、子どもでしたから)、

でも今見ると、すごい色気あるんですね。

ふだんの雷蔵さん。隣は最愛の奥様。

「君と家庭を一生守る」といって結婚されたそうです。

出演作などみると、多岐にわたっていて、ご

自分で脚本読んで決めたとかで、

お飾りスターではないのですね。

で、この方の何を参考にしたかというと~~。


 存じ、「眠狂四郎」、

えっ、この姿のどこが

参考になったのでしょうか~~。

裾、です。

雷蔵さま、

刀を使ってきものの裾が乱れても、

すぐに裾がすっと下に落ちるように、

裾の端に5円玉を縫い付けていたそうです。

で、ワタシも(笑)

私はフンパツして50円玉だよ~~。

5円玉財布に入ってなかったの。

で、実際に歩いてみるとですね、

足首に50円玉が当たってイタ

それに階段の上り下りのときに、

お金が階段に当たってチリンチリンと音がする~

うーん、これは剣を使うときに限定だったのね。

 

で、次は「浪速の恋の物語」の

田中絹代さんのきもの。

これはさすがにすぐにはマネできなくて。

地味なきものに、赤い八掛が、

歩くたびにチラリちらりと見え隠れして、

色っぽい。

これは、ずっと前に紹介した

吉永小百合さまの襦袢と同じですね。

吉永小百合VS大原麗子・きもの対決」

地味なきものを着る立場の人でも、

それだけでは面白くない、

映画ではいろいろ工夫しているよね。


これは主役の有馬稲子さんの花魁のきもの。

色づかいも斬新です。

鴇色っぽいところは

蜘蛛の巣絞りなんだよ。

 

というわけで、50円玉付けた日は、

行く先々で、イタイし、

音は耳につくしで、いつも以上に

落着きのない紫苑でした。

 

その日は、下駄だったので、もう足元、大変。

柔らか木綿できちんと感は出せるか」

 二枚下駄、履きなれないと、

結構キツいです。

そこで、こんなネットを参考にして、

歩きました。

和装履物の歩き方。

先端が土に着くようにして、

つま先で蹴るように歩く、そうです。

これからは浴衣の季節、

下駄を履くことも多いと思うので、

もっと練習しないとね。

 

きちと感、なのに足元は下駄、ですか。

でも昔は小紋などでも

素足の人多かったそうです。

今は昔、ではないけど。

最後までありがとうございました。

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