どきどきしちゃうんだ～＾＾『君に届け』 episode.１５ ライバル
涙が止まらないくるみ。
爽子ももらい泣きしてます。
「なんでアンタまで泣いてんのよ！」
と、ぷんすかしてるくるみの涙を、爽子はハンカチでふいてあげます。
なんか、
以前、くるみが爽子の汗をふいてあげたのを思い出します。
色々言い訳しながらふいてる爽子のハンカチを奪って、
今度は爽子の涙をゴシゴシふいて返すくるみ。
いつしか、
ふたりは風早くんの話で盛り上がります＾＾
振り向かせるなら今 だったのよ・・
今 だったのに・・
風早くんは自分がピンが好きだと思い込んでいるから、
告白しても、もうダメと言うくるみ。
ちゃんと話してわかってもらえば良いと言う爽子・・
だってわかる
私たち 風早くんを好きで
同じ人を同じ気持ちで好きだって思ってる
なのに
同じ気持ちを持ってても
友達にはなれないんだ
じゃあ 私たちは
何になるのかな くるみちゃん
何でもないのかな
別に何でもないのか それとも
また別の何かなのかな・・
くるみの後姿を見ながら、爽子はそんな事を考えていました。
その後、
「お腹大丈夫？」と言いながら、
くるみを置いて、あっさり帰ってしまった友達ふたり。
うわべだけみたいな友達の態度を見て、
中学の頃を思い出したのでしょうか・・
この後の話見て、
くるみへの見方が変わりました。
「ねーねー
くるみが好きな人が出来たら
邪魔しちゃおうよー」
って、
何でそういう流れになっちゃうのかわからない！
くるみが人に心を閉ざしてしまったのは、
こんな話を聞いてしまったからなんですね ；；
「可愛くて人気者」にはこういう苦労もあるんだな、きっと。
あの時傷ついていた心で、顔では作り笑いをしていた。
一度は教室を出たのに、気になって、
心配して戻って来てくれた風早くん。
そら、
惚れてしまうわー・・
その時のくるみの泣き方が、
「思ってもいない事は言えないよぉ～！」
って時の爽子みたいと思いました。
「胡桃沢・・知らなかったよ・・」
風早くんに、
噂を流していたのが自分だと知られたと覚悟したくるみ。
でも、そうではありませんでした。
爽子はそんな事しないと、
瞬時にくるみは気づいたのでした。
ちゃんと話せばわかってくれるよ・・
風早くんの話から、
爽子がただ可哀想な、同情されてるだけのコじゃないと思ったか、
爽子の言葉に背中を押されたように、
くるみは風早くんに告白します。
「ごめん！胡桃沢・・
ごめん
悪かった・・！」
自転車を止めて、走ってくるみのところへ戻って来る風早くん。
「好きなコがいるんだ」
初めの「ごめん」は誤解していた事へのごめん。
そして、くるみの涙を見ても、自分の気持ちをはっきり言って、
想いを受け取れない事を謝る風早くん。
こんな男の子が近くにいたら、
好きにならずにはいられないでしょう ；；
「１回だけ 私の名前 呼んで」
くるみはこれで、中学からの恋にさよならをしたようです。
あっけらかんと帰って行くくるみに、
あっけにとられる風早くんでしたが、
その後彼女はずい分泣いたんでしょうね。
翌日学校にサングラスをかけてきたくるみ。
早速チョッカイ出してきたピン先生。
でもなんか先生、
くるみの失恋を、ちょっと知ってるふうな言い方でしたね。
実はふたりのやり取りを聞いてたりして？
くるみは吹っ切れたらしく、
爽子にライバル宣言をしてゆきました。
本当は、素直に友達って言うのが恥ずかしいのカモね。
体育祭の打ち上げ。
カラオケです♪
このクラス、仲良いなぁ。
疲れて階段で寝てしまった爽子に、名前を呼んでみた風早くん。
浪川さんに
囁かれてみたい！
寝てる爽子に何かする＾＾？と思ったけど、
寝言の返事しただけで、
頭をあずけてきただけで、
この反応。
先は長いゼ！
次回 【夜噺】