一人語りなんですが、いわゆる宮沢もののワンマンショーです。本当に宮澤が好きなんですね。一つ一つの言葉にそれが見えています。僕も宮澤が好きだけど、彼女には遠く及ばない、、。
80分ほど、一人で熱演。さりげなく観客にささやきながら、宮沢の世界をきらびやかに現代によみがえらせる。素晴らしい。あまり知らなかった「土神ときつね」を分かりやすく表現する。実に印象的な宮澤の世界が目の前に現れる。至福の時間だ。 . . . 本文を読む
Nyanでの公演は今まで何度か来たが、いつも秀作が多い。たまたまかもしれないが、ここの劇場で演劇をする劇団は、①狭いこと、②観客との距離が接近していること、③2階もうまく使えば空間が広がる、などを利用して精一杯、劇を創っているからではないか、と勝手に思っている。
今回は3個のオムニバス劇である。
最初は16歳で劇を始め、今回7年ぶりに2回目の公演をするまでの彼らの経緯を劇にしている。私小説風劇 . . . 本文を読む