ミステリー的にはいかにもかなり外れている感は否めないが、クラシックが好きな御仁には例えようもないほど嬉しく、うっとりする小説であります。
コンサートに行って、演奏者がいかに楽器を奏でているのか、どう感じているのかなんて言うのは我等一観客にとっては想像の域を出ない。それらがしっかり描かれているのであります。
ミステリーの部分は冒頭と種明かしの部分の最後と、後は中ほどのちょっとだけ。そうなんです。 . . . 本文を読む
そして本日の2本目はこちらも学生演劇の関奈月。この劇団もセンスがいい。いつも感心させられる。今回はあの泣かせで有名な宅間孝行の脚本であります。期待できます。
歳月が思春期から青春期に至る10数年の恋物語。これを涙なくして観ることができようか。
長崎弁が強烈で、理解不能の言葉もあったとは思うが、それはそれで雰囲気も伝わりやはり方言は最高です。そんな長崎の民宿を舞台に繰り広げられる切ない恋の行方。 . . . 本文を読む
学生による演劇だけど、この六風館は作品選択のセンスの良さ、プロ並みの演技力、そしてカッコよさが抜群でいつも楽しみにしている。今回は大阪市内での公演で本当にありがたい。というのも、実は今日は夜の公演もあり、珍しい演劇のはしごなんであります。
そして「わが町」、、。名作だ、映画化もされたとは知ってはいたけど、ここまでの秀作とはいざ知らず、ホントぶったまげた。
一幕、二幕と、どこにでもある市井の人た . . . 本文を読む