セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

身代わり( 西澤 保彦 (著) 幻冬舎 2009) 75点

2010-04-28 22:52:27 | 読書遍歴
久々の西澤作品。ほとんど初めてみたいなものだけど、その若々しい文体と会話に驚いてしまう。見事現代大学生の言語が語られる。 飲み会での彼らの会話はでも僕にはとても饒舌過ぎて退屈。それほど本筋とは関係なくもあり、これが西澤の特徴なのかな。 一見関係ない二つの事件がグーンと吸引力を持ち始めるくだりは確かに面白いが、素材が古臭い交換殺人とは、、。ちょっとずるい気も。 300ページのある小説だが、でも読みや . . . 本文を読む
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