

午後から渋谷区立松涛美術館で「セラミックス・ジャパン-陶磁器でたどる日本のモダン」と、東京都庭園美術館で「並河靖之 七宝」のふたつの展示を見てきた。
ともに2枚ずつ招待券を貰ったので、ありがたく訪れた。招待券でなくとも松涛美術館は60歳以上は半額の250円(渋谷区民は200円)、東京都庭園美術館も35歳以上はやはり半額で550円ということであるので、招待券持参はちょっと申し訳ないような気もしないではない。
ともにヨーロッパでジャポニスムとしてもてはやされた明治期の日本の輸出品である。ジャポニスムが1980年代以降廃れ始めた中で、アール・ヌーボーとの関係なども含めてどのように次の展開をしようとしたか、ということも併せて理解できるような展示となっていた。
松涛美術館の「セラミックス・ジャパン」は本日までだが、庭園美術館の「並河靖之 七宝」は4月9日まで。私はとても良かったと感じた。
松涛美術館は2度目、庭園美術館は初めて中に入ったように思う。となりの迎賓館は外から何回か見たことはある。一度は中に入って見学したいと考えている。
ともに図録は遠慮したが、庭園美術館ではポストカードを幾枚か購入した。
いづれも具体的な感想は明日以降にアップ予定。