Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日以降の予定

2017年01月12日 23時02分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日は特に予定は入っていない。午前中に退職者会のホームページの更新のためにいくつか記事をアップする予定になっている。明後日の14日(土)は午後から講座がひとつ。
15日と16日は妻の親族の墓参りのために仙台におもむく予定。今年は仙台市内のビジネスホテルを利用するのではなく、秋保温泉に泊まることにした。
 ということで、楽しみにしていた「セリ鍋」は、とても残念だが断念せざるを得ないかもしれない。16日も早目に帰らなくてはいけなくなり、夕食前に仙台を発車する新幹線を予約した。
 本当はいろいろと廻わるためにもせめて2泊位したいのだが、思うようにはならない。

 本日はそれなりに気張った記事はなし、ということで早目の就寝。


今年一年の美術展のガイドブック

2017年01月12日 22時01分39秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 久しぶりに外呑みをして、先ほどようやく帰宅。今年開催予定の美術展の一覧を購入してきた。今までもこのような雑誌は見かけていたが、購入したのは初めてである。
 これを見ながら、今年の予定を組むのも悪くない、また一年間を見渡すこともできるので、慌てて見に行く予定を立てるなどのことをしなくても済無かもしれない。

 ただし「どうしても見るべき」とか、「もしも可能なら」などという基準に振り回されると自分を見失うことになる。あくまでも参考として利用したいものである。

十五夜と満月

2017年01月12日 10時37分24秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 昨晩「今夜は十五夜、満月に近い月」と記したが、間違っていた。本日の月は「十五夜でかつ満月」であった。半分以上の確率で1日ずれるのだが、今夜は一致らしい。
 十五夜は新月から数えて15回目の夜。満月は太陽と地球と月が直線上に並ぶときと小学校で習ったが、「月と太陽の黄経の角度の差が180度」と中学のときに知った。どうでもいいようにも思ったが、科学とはこういうものなんだ、と言うことも感じた。確か横浜の紅葉坂上の県立のプラネタリウム解説だったと思う。

 今ではもうスッカリ頭から消え去っていた。先日中学生向けの参考書を書店でめくっていて、目についた。

★寝返るや妻子にほひて冬の月   石田波郷

 長い入院生活から家族のもとに戻った時の句と私は解釈している。妻子の微かな体臭、あるいは自宅にただようその家族ならではの匂い、懐かしくもあり、いとおしくもあり、開放感が漂う。「冬の月」という季語が生きている。寒い冬ながら、どこか温さがある。家族を包み込む光が暖かい。部屋の窓や硝子戸から月を見上げているのではなく、月がその家族の寝ている家を照らし出しているという、月からの視点をわたしは感じている。視点が二重に思える。