Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

雨ふたたび強まる

2021年09月30日 22時35分46秒 | 天気と自然災害

 台風16号に伴う雨、一時やんでいたが再び降り始めた。昼間の雨よりも強い雨。時間雨量に換算して20mmの雨の区域が南から北に通過中である。風も今のところ南寄りの風であるが、強くはない。
 残念ながら夜のウォーキングは中止。明日も夜まではウォーキングは無理のようだ。

 明日は11時前に近くの歯医者で予約が入っている。ブリッジにする歯を仮に入れており、これをきちんと装着する治療らしい。
 頬の内側を噛んでしまうことはなくなったものの、冷たい飲み物などが沁みるようになった。これを解消してもらわないとつらい。
 左側の歯で咀嚼する癖が昨日からついているが、右側の歯でも自由に咀嚼できるようになりたい。
 普段から、右側のほうを主として使って咀嚼していたようだが、左もかなり使っているようだ。均等に使ったほうが歯には良いと思うが、それは常に意識していないと無理だと思う。


「図書10月号」から 2

2021年09月30日 19時19分38秒 | 読書

 本日読み終わった。

・気温0.5℃の差が歴史を変える 気候変動で見えてきた  川幡穂高
 気候変動の記事はどこの新聞・雑誌でもよく掲載される。今の流行といっては申し訳ないが、そういう面もある。猫も杓子も「気候変動」と言い始めた。私は否定しないばかりか、肯定的に見ているつもりである。盛んに言及している仲間からは「斜に構えて、危機感が足りない」とあおられるが、ある時期から皆が一定の方向を見ていると反対方向を見る癖ができた。ということで揚げ足取りになるかもしれないが、ご勘弁を。
「世界最古の土器は「MADE IN JAPAN」で、青森県の大平山元遺跡で発掘された‥」‥まずはこの筆者は「JAPAN」という語を「日本という国家成立以降の国家につけられた名称」と「地理的呼称」を混同している。これは科学者としてきちんと区別してほしい。地理的概念と、文明的・文化的呼称、地理的概念、民族的呼称の区別ができていないようだ。研究成果が、今の政府に政治的に利用されないよう気を付けないととんでもないことになる。
「日本での最初の土器は、最寒気に寒冷な場所で誕生した。人びとはあまりの寒さに焚き火をしていたところ、土が固くなるのを見て、土器の制作を始めたのかもしれない。」‥こんな単純な話はやめてほしいと思う。私には学問的な材料としてこの説を否定できる材料は持ち合わせていないが、もっとシベリアやヨーロッパで3万年前に住んでいた人や、同じく中国・朝鮮北部でモンスーン帯ではないもののもっと寒いところでも人は住んでいた。そこに定住していた人は土器など器類はどうしたのだろうか。
「人類学、考古学、歴史学、社会学、経済学などの他分野の参画による学際研究の進展を希求している。‥最終的に新たな日本人観などが創られればと期待する。」‥筆者自身が他分野、特に歴史学と社会学の成果を踏まえて欲しいものである。同時に「新たな日本人観」というところに飛びつく危険、怪しい飛躍を危惧する。
 現在政治は「国家」の肥大化、民権よりも国権という風潮が大手を振っている時代である。政治権力者の動向に私たちはもっと敏感になるべきである。
 この「図書10月号」の他の記事を読むだけで著者は変われると期待したいが‥。
 岩波書店とあろう出版社が‥という危惧も頭を過ぎった。

・平穏を生む距離            桐谷美香
「平和な距離とは、些細な日常動作や文化に育まれ人間の体や心に宿りながら、おのずと広がっていくのが理想ではないだろうか。距離は人と人のみならず国と国や、経済、政治、文化、環境などの、様々なことに影響を及ぼす。コロナ禍、コロナ後においても、距離を隔たりとしない世の中であることを願う。」
 前者と同じ感想をもった。人びとの日常の生活の中に、共通のものを見つけることのほうが私には現在最も大切なことと思っている。ベトナム戦争当時のベトナムと日本の生活の違いは、文化の違いもあるであろうが、内戦を余儀なくされている国と、一応そこから遠い日本の人びとの生活の違いを文化の違いと言ってしまう筆者の論議のおおざっぱさと怖さを感じた。
 「距離を隔たりとしない世の中‥」これは筆者にこそ噛みしめて欲しい言葉であると思う。

・「かるた」と「ふりわけ」        斎藤真理子
「夏の初めに、鶴見俊輔の『思い出袋』を読んだ。‥“なぜ、日本では「国家社会のため」と、一息に言う言い回しが普通になったのか、社会のためと国家のためとは同じであると、どうして言えるのか”。こういうのも、一口サイズの文に収めてあるので、つるっと飲み込むことができ、もたれなかった。‥鶴見俊輔はバラバラした断片を集めることがとても上手な人だ。」
 この「思い出袋」は購入した記憶があるのだが、読んだ記憶がない。多分読まずに廃棄したか、古書店に売ってしまった。記憶しておいて買い戻してみるのもいいかもしれない。

・人間らしさ              畑中章宏
「人間の対極にある正真正銘の「鬼むが現れるのは、いったいどのような条件下においてだろう。それはなによりも「戦争」のような究極的な非常時においてほかならない。何かしらの理由や理屈を付けて正当化される戦争状態においては、人間が人間を殺めることが許され、また自由を奪うことも正当化される。ハンナ・アーレントのような人間が「人間」の「条件」について徹底的に考えざるを得なかったのは、そうした究極的な状況、人間が「鬼」化した世界を経験してきたからである。‥戦時下においては、「人間」内在化する「鬼性」、「鬼」が孕む「人間性」について追求することなく、時勢に沿った「人間らしさむにおもねってしまうことが、大きな問題なのではないか。」
 日常生活のなかでも「鬼」が不意に顔を出す瞬間というものもある。多くの人はその怖さも扱いかねて暮らしている。抑え込むのに必死という時もある。それができないと「大人ではない」と言われてしまうこともある。そういう「世間」というのもまた怖い。その「鬼」が日常化するのが「戦争」という非日常である。日常の中で不意に顔を出してしまう「鬼性」。これもまた謎である。

 


台風16号

2021年09月30日 16時05分41秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午後からは雨の確立が高くなるとの予報だったので、本日は11時に横浜駅まで遠まわりで歩いてみた。いつものコーヒーの安いチェーン店の喫茶店でアイスコーヒーとスパゲッティの昼食。
 贅沢にサイフォンで淹れたコーヒーとちょっと高めのサンドウィッチなどという組み合わせで優雅に昼食としたいものであるが、私には似合わないとのこと。妻と一緒の時、それも隔月で年金が振り込まれた時くらいであろうか。
 13時半頃に外のテーブル席で「図書10月号」を読んでいたら、ポツポツと降り始めた。すぐに止んだ。それでも本降りになりとまずいので、すぐに頼まれたごく簡単な買い物をして、バスで帰宅。家に着くころに本降りとなった。

 この大粒の雨、明日まで続く雨のような気がする。風速が50mに近くなる可能性があるらしい。電柱が倒れ、屋根瓦が飛ばされる風速である。十分に気をつけたいものである。久しぶりに窓ガラスの防護を考える必要があるかもしれない。


すべけてが有耶無耶に‥だけではなく

2021年09月29日 23時34分27秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 ひとこと、自民党総裁は最悪に近いシナリオで終了。誰がなっても私はとてもではないが、支持はしない。しかしもっともひどい候補がこれから重用されるとなると、総裁という人は総理大臣になったとしても、自己主張はできない運命であろう。
 すべてが有耶無耶にされて、なかったことにされる。それだけではなく、さらにひどい事態が想定される。私だけの杞憂で終わればいいのだが‥。
 政治の貧困はいつ解消されるのか‥。


「図書10月号」から 1

2021年09月29日 22時05分13秒 | 読書

本日岩波書店の図書10月号が届いていた。さっそく目を通し始めたが、本日は以下の5編で目が疲れて終了。

・[表紙]魔術師             司  修
「『洪水はわが魂に及び』とか『河馬に噛まれる』のテキストを読んで、「アッ」と思った私は、催眠術にかけられて、徐々に思い出す男と似ています。‥トーマス・マンの『マリオと魔術師』‥。イタリアにおけるファシズムの嵐、ナチズムが、魔術師の舞台に繰り広げられていたのでした。夢なのか、私の無意識中にある永遠の謎なのか分かりません。」

・対話主義と価値多元論         桑野 隆
「今年はドストエフスキー生誕200年にあたる。‥ミハイル・バフチンとアイザィア・バーリンは「複数性」や「自由」を重視する点でも重なり合っている。‥両者ともに、時代の焦眉の問題を念頭において思想史再考を試みた貴重な範例となっている‥。」

・親父の枕元              原田宗典

・ヴァルター・ベンヤミン 危機のなかの世界史     小川幸司

・山桜の花のかげで           長谷川櫂
「「旅に病で夢は枯野をかけ廻る 芭蕉」芭蕉最後の句に漂う悲壮感の背後には「かるみ」への失望があったのではないか。最後の最後まで悩みつづける。人間であるかぎり安らかな死などないのだ。」
「谷崎潤一郎は俗に耽美派といわれるが、彼ほど時代の空気を鋭敏に写し取った作家はいない。(『陰翳礼讃』)に出てくる「純日本風」という言葉は、西洋化のはじまる以前の江戸文化がほんとうは中国などの外来文化の変容したものだったにもかかわらず、昭和初期の日本人はそこに純粋な日本の文化があったと錯覚し美化し郷愁を抱きはじめていたことを物語っている。この日本文化に対する幻想こそ昭和の国粋主義を生み出した時代の空気ではなかったか。『陰翳礼讃』は明治の国家主義が昭和の国粋主義に変貌する昭和初期の時代の空気をみごとに反映した名随筆なのだ。」


ショックが大きい

2021年09月29日 20時10分27秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は、退職者会の作品展の展示のための事前作業と退職者会ニュースの記事を探しに組合の会館に出向くつもりで用意をした。必要なものをリュックに詰めて、家を出た。しかし家を出て100歩ほど歩いたときにふと、他のことを考えた。その瞬間に行先のことをすっかり忘れ、90度違う方向に歩きはじめていた。15分ほど歩いて神奈川大学の生協を過ぎたあたりで、当初の予定を思い出した。
 行先はまるで正反対の方角になっている。やむなく六角橋の交差点から横浜行きのバスに乗り、横浜で乗り換えて石川町にある組合の会館にたどり着いた。予定より1時間ほども遅れた。
 会議の予定や、人と会う約束はしていなかったのが不幸中の幸い。遅くなった作業を終えたのは16時半を過ぎていた。

 玄関を出てからわずか5分ほどで、行き先を忘れてしまう、というほどに物忘れがひどくなったのか、認知機能に問題が生じているのか、単なるミスか、いずれにしろすっかり落ち込んでしまった。こんなはずではなかった‥と思う。
 


暗いと不平を言うよりも‥

2021年09月28日 23時01分16秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 明日は10時に歯医者の予約が入っている。右奥歯の仮歯を入れたところに新たにブリッジを入れる治療。私としてはまずは、右の頬の内側を噛んでしまうので、それを直してもらうのが先決になった。果たしてすぐに直るものなのだろうか。この1週間、ずいぶんとつらかった。
 歯医者が午前中に終わるはずなので、午後からは組合の会館に出向いて見る予定。作品展の展示品を持参し、そして11月号のニュースの材料の仕入れと、いろいろな情報収集。

 「情報は、常に小まめに自分で首を突っ込んで集める」を身に着けてきた。受け身では集まらない。欲しい情報は待っていても向こうからはやってこないものである。
 「暗いと不平をいうよりも進んで明かりをともそう」「暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい」とは、カトリックの番組「心のともしび」の創始者ジェームス・ハヤット司祭の言葉とも、マザーテレサの言葉ともいわれている。どちらなのかは私には分からない。
 カトリックの信仰とはまったく関係ない私であるが、ミッションスクールに6年通ったので、違和感はあまりない。私はいつも組合活動の仲間や後輩にこの言葉を使いながら、「情報や信頼は待ってても来ない。自分から動かないと情報は得られないし、組合員の信頼も得られない」とくどく言って来た。多分くどくて嫌われたかもしれない。
 しかし今でも情報収集は自分から進んで集めない限り、自分のことばで再発進はできない、ということは間違ってはいないと思う。


「日経サイエンス11月号」から 3

2021年09月28日 21時45分57秒 | 読書

 夜になってから目を通した記事は、「発見目前? 系外惑星の月」、「1億年の眠りから覚めた細菌」、「薄まる日本の存在感」の3編。
 「発見目前? 系外惑星の月」とは系外惑星の衛生を見つけようとする現在の観測状況の報告である。ここまで観測技術や観測値の分析が行われていることに驚いている。新たな宇宙望遠鏡などの観測にも期待が集まっているらしい。
 「南太平洋で、過去一億年分の深海堆積物が回収され、含まれていた細菌は培養したところ急速に増殖した。これらの細菌は、堆積物のなかで増殖せず何もせずに生き続けてきた」という。「1億年の眠りから覚めた細菌」とは断定していないが、「個々の細菌が増殖せずに何百万年も生き続けるかもしれないという見方は以前からあった。‥この惑星の地下に文字通りの「生きた化石」があふれていることを示唆する数多くの証拠が積みあがっている」、という記述があった。分かりにくい記事であるが、不思議な気がしている。
 一応興味がありそうな記事には目を通した。最後に「薄まる日本の存在感 科学論文の影響力や評価を示す「注目論文数」は世界10位に後退」という記事から。
「科学技術立国」を掲げる日本の国際的な存在感が低下している。‥科学論文の影響力や評価を示す指標でインドに抜かれて世界10位に落ちた。‥中国が米国を逆転し世界一にたった。米中合わせて50%近くを占めている。1880~90年代前半は世界3位を維持していた‥。」
「2000年代半ばから低下したのは資金だけではない。‥将来の国の研究開発を下支えする博士号取得者の現象」
などの分析が並ぶ。最後に
「選択と集中」ではなく、個々の研究レベルを上げる制作の中で取り組むべきだ。短期的な成果を求めないようにするため、若手の雇用を増やすべきだ」
(橋本和仁物質・材料研究機構理事長)
 「選択と集中」と研究費の削減を進める今の政府の対応ではとてもではないが、この後退を止めようがなさそうに思ってしまう。目の前にぶら下がった人参だけを成果として追い求める政策の転換が必要なのだが‥。


「日経サイエンス11月号」から 2

2021年09月28日 20時21分06秒 | 読書

 本日目を通した記事は、特集「mRNAワクチン」から「がんや難病 新たな治療戦略」、及び「現実味帯びるがんの血液検査」。がん治療や遺伝子疾患、再生医療、糖尿病治療などに応用されようとしているとのこと。しかし「この分野における日本の影は薄い。日本にはmRNA医薬開発の蓄積がほとんどない、との指摘もある。」と記されている。
「この新しい医薬をどう審査・規制していくのかに関する議論はこれから。mRNAを投与して体内タンパク質を作らせる点では広義の遺伝子治療だが、遺伝毒性の心配がなく体内で速やかに分解されるなど、従来の遺伝子治療と異なる点も多い。遺伝子治療と同じ規制が適切か、議論が必要」と記されている。
 さまざまな判断があると思われる。拙速な結論ありきの議論ではなく、コンセンサスを丁寧に得るようこの種の議論に注目していきたいと思わせられた。

 「創刊50周年企画 科学の50年 そして現在」の「南部陽一郎の「対称性の自発的敗れ」から半世紀 宇宙の暗黒に迫るけ」(村山斉)を読み通そうとしたが、歯が立たなかったのは残念。
 


「日経サイエンス11月号」から

2021年09月27日 22時43分52秒 | 読書

   

 日経サイエンス11月号を読み始めた。本日読み終わったのは、「人類最初のアメリカ大陸への旅」と夕食後に「デルタ株の爆発的な広がりを可能にした変異」、特集「mRNAワクチン」の3編のうち「新型コロナ変異ウイルスといかに戦うか」と「知られぜざる30年の開発史」の2編。
 いつものとおり、恥ずかしながら目を通した程度であり、とてもではないが咀嚼して人に語ることのできる水準で理解したわけではない。
 少しは頭の柔軟体操になっているかもしれないという淡い期待で目をとおしている程度だと自覚もしている。

 特集記事はかなりの知識が無いと難しいが、ネイチャーダイジェスト版の翻訳である「デルタ株の爆発的な広がりを可能にした変異」はそれなりに理解できたと思う。
 特に最後の段落の「一つだけではない変異」の項の「P681R変異がデルタ株の重要な得意であることを示す証拠が積みあがっているものの、この変異だけがデルタ株の急速な広がりの原因である可能性は低い‥。デルタ株のスパイクタンパク質にはP681R以外の変異もあるうえ、あまり研究されていない他のたんぱく質にも重要そうな変異が数多く存在している」が現在の新型コロナウイルス解析の現水準のようだ。
 「新型コロナ変異ウイルスといかに戦うか」では、「原稿のワクチンは感染予防・発症予防の効果は弱まるが、重症化予防の効果は保たれている」ことと「現行ワクチンの有効性が大きく低下する「最悪の変異ウイルス」の出現を見越した対処法が検討されている」ことは理解できた。

 「人類最初のアメリカ大陸への旅」では、「古代北シベリア人の集団と“東アジア人の孤立した集団”である「古代東アジア人」が遭遇・合流して最終氷期に出現していた現在のベーリング海峡の周囲の「ベーリンジア」を渡り、アラスカを経てきたアメリカを通って南下。その時期は3万~2万数千年という尺度」「アラスカからの南下は氷河が後退した時期の「無氷回廊」を通ったルートとまたは、太平洋岸を南下したとの二つのシナリオが議論されている」とのこと。
 「ヨーロッパからのアイスランド経由の大西洋のルート」はこの記事では触れておらず、その可能性はまったく排除されているようだ。

 以下の記事は順次楽しみにしたい。


「日経サイエンス11月号」購入

2021年09月27日 19時38分47秒 | 読書

 

 頬の内側をいまだ噛んでしまい、うまく咀嚼できないので、横浜駅近くの中華料理店で噛まなくとも飲みこめるワンタンを注文しようとしたが、ランチタイムメニューしか作れない、と断られた。
 やむなくコンビニで柔らかいパンを購入。傍の小公園のベンチに座り、小さくちぎって、お茶で流し込んだ。寂しい昼食であった。
 次回の歯医者の治療は明後日。それまでに炎症が直っているとありがたいのだが、どうなるやら。
 横浜駅から家に戻る前に、有隣堂で「日経サイエンス11月号」を購入。いつもの喫茶店で、「人類最初のアメリカ大陸への旅」を読んだ。購入した目的は特集記事の「mRNAワクチン」。これは本日の夜から目を通す予定。
 


本日の散策

2021年09月27日 18時04分01秒 | 山行・旅行・散策

 本日の町中散策は、横浜市の旭区から瀬谷区にかけての地域。卒業した希望ヶ丘小学校を当時の同級生と二人で一周。待ち合わせは相鉄線の希望ヶ丘駅。もう55年も降りたことの無い駅で、当然のことながら駅舎はすっかり様子が変わっていた。しかし駅舎の2階から見下ろすと、駅南側の商店街の様子はそれとなく雰囲気は残っている。駅の西側は畑地が多かったのだが、住宅地やビルが並んでおり、様子は違っていた。

 通学路の急坂を登り、小学校を一回り、隣接している水の森公園、近くの長屋門公園をめぐり、丹沢・富士山・箱根の山塊が一望できる場所に案内してもらった。
 私が昔住んでいた家の近くからの丹沢・富士山よりもひらけた展望でうらやましかった。富士山・丹沢の眺めはやはりこのくらいの距離感がいい。今の団地からの富士山とはそれほど距離は変わらないが、はるかに大きく見える。58年前はこの丹沢の方向に向かう雁の群れを見るのが楽しみでもあった。

 隣の三ツ境駅まで歩き、喫茶店で一服して、55年以上前の懐かしい話をしてから別れた。とても楽しい一日であった。

 


更待(ふけまち)月

2021年09月26日 22時21分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 先ほどの記事をアップしたのち、夜の散歩に出かけた。初めはゆっくりのつもりだったが、いつの間にかいつものウォーキングになっていて、気がついたら予定の30分を過ぎていた。結局1時間15分ほどで8000歩のウォーキングとなった。半袖で初めは涼しさを感じたが、途中からかなりの汗をかいた。
 帰る途中、東の空低く月齢19.5の更待月を顔を出した。雲はほとんど見当たらない空だったが、正面の戸建ての住宅の合間から顔を出していた。なぜかほっとした一瞬でもあった。29日には上弦の月で半月となる。明日・明後日の月は俳句の季語としては特別の名称がない。一般的にも宵月と一括されてしまう。いつものことながらちょっと寂しい気もする。

 さて、家でゴロゴロしているときは腰のあたりの筋肉に少し痛みが出て、明日の町中ハイキングに少し不安を残していた。しかし不思議なもので、これだけの運動量をこなしてみると、痛みは消え、気分も前向きになる。頭のなかのもやもやも消えたようにすっきりした。

 少し残りの仕事をしてみる気にもなり、私の担当する作品の体裁を整えてみたくなった。これを本日の仕事納めということにする。


何もしない日がまたも‥

2021年09月26日 20時25分33秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日もまた愚痴のような文章が続いてしまう。午後一番で出来上がった8頁の作品の試刷りを打ち出したのち、何かを成すという気力が失せて、そのままぐーたらしてしまった。午前中はまだしも、午後はまさに無為の一日
 テレビの前に座ってみたものの、放送内容が頭に入るわけでもなく、エフエム放送をじっくり聴くでもなく、いづれもすぐに飽きてベッドのなかへ。1時間寝てはまた起きだしてリビングルームでボーッとしていた。部屋を片づけるでもなく、掃除や選択を手伝うでもなく、日が暮れたしまった。
 本日はこの時間までまったく靴を履かなかった。サンダルも使わず、要するに外に出ていない。

 最近は体調が悪いわけではないのに、このようにボーッとしている日がたびたびある。妻に言わせると「オジイサンになった証」なのだそうだ。それを否定できないこともまた悲しい。

 体を動かさないといけないと思い、これより30分ほどのゆっくり散歩に出かけてみることにした。少しは気分の転換、前向きな思考になるであろうか。


作業は順調に大詰め

2021年09月26日 13時51分05秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日作成したものについて、訂正指摘が数か所あり、それ以外も含めていくつかの訂正を行った。字体を変更したり、一部構成を変えたりして、一応完成原稿ができたのが、正午直前。
 2時間目いっぱいのパソコン作業はやはりくたびれる。肩こり、目の疲労で30分ほど目を瞑って横になっていた。
 昼食後、試し刷りを打ち出してみた。一応問題はない。2~3日してから、もう一度見直して最終版の打出しをする予定。
 10月中旬に2日間にわたって開催する作品展。これに出品する私自身の作品2点は制作終了、私が展示を担当する作品2点もほぼ完了となった。あとは作品展前日に搬入と実際の展示作業だけである。ホッとしている。

 昼食は13時近くになってから、オートミールを主体にしたものにした。まだ、頬の内側を噛んでしまうが痛みは昨日ほどではなくなってきた。それでも硬いもの、大きめのものを咀嚼するのはまだ困難である。

 本日は太陽がまったく顔を出さない。太陽がのぞく時間がもう少しあるのではないか、と期待していたが、夜にならないと雲が切れることはないらしい。