Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。体力作り、俳句、山行、美術館・博物館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。

台風10号の爪跡、そして熊本で震度5弱

2016年08月31日 22時07分36秒 | 天気と自然災害
 台風10号の被害が明らかとなり、残念ながら岩手県で11名が亡くなり、北海道で3名の行方不明という情報が7時のNHKのニュースで報道された。
 川の決壊もあり、港の護岸の流失、道路の崩壊もあったようだ。たぶん農作物の被害も甚大と思われる。
 これ以上被害が拡大しないことと、救助活動に伴う二次災害、被災者の復旧作業に伴うさらなる被害が発生しないことを願うばかりである。

      

 そして、鶴見川のウォーキングの記事を作っている最中に熊本で震度5弱の地震が発生した。震源の深さは約10km、マグニチュードは4.9と発表となった。
 深度5弱は約2カ月半ぶりの大きな揺れということらしい。最近は震度1、深度2程度地震が起きていたので収束も近いのかと勝手に思っていたが、根拠のない楽観的な見方であったようだ。
 
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鶴見川を綱島から河口までウォーキング

2016年08月31日 22時00分51秒 | 山行・旅行・散策


 本日は折角晴れたのだから、ということで、東横線の綱島駅から鶴見川の北側、左岸を河口まで歩いてみることにした。以前に新横浜駅付近から鶴見川の南側の右岸を河口まであるいたことがある。今回は初めてだが、右岸を歩くことにした。



 東横線綱島駅は横浜から渋谷に向って鶴見川を渡ってすぐのところにある。東横線に並行して走っている綱島街道に大綱橋が架かっている。ここを出発点に選んだ。橋から堤防の上に作られた道を河口に向って歩くと50mも行かないうちに「河口から9キロ」の標識がある。
 この標識は河口まで原則0.5キロ毎に設置され、いい目安となる。


 
 強風注意報が出ており風は強いが湿気はなく心地よい。台風の後のすっきりとした天気で雲が美しい。堤防の上を気持ちよく歩いて、樽綱橋、鷹野橋人道橋を超えると矢上川が合流する。ここで鶴見川を離れ矢上川を上流に300mほどさかのぼって矢上川橋を渡らないと鶴見川の下流には行けない。矢上川橋を超えるまでが横浜市港北区、超えると川崎市幸区になる。鷹野大橋の下をくぐって末吉橋までが川崎市幸区。その下流からは再び横浜市に入り鶴見区となる。ここから河口までは鶴見区内を歩くことになる。末吉橋から下流の堤防は草地が無くなり、コンクリートでかためられた堤防の上を歩くことになる。心なしか風から爽やかさが消え、照り返しの熱気ばかりを感じる。

   

 新鶴見橋、森永橋までは左岸を歩くことが出来るが、森永橋から下流は左岸は通行止め。鶴見川漕艇場の管理敷地となってしまうので、ここからは右岸に移らざるを得なかった。
 森永橋を渡り、この橋の名の由来となったと思われる森永製菓の工場沿いに鶴見川右岸を河口に向かう。JRの横須賀線・東海道線・京浜東北線・貨物船の下をくぐり、鶴見川橋を超えて京急線の下をくぐるとすぐに鶴見橋で国道15号線を超える。ここは旧東海道で、これまで幾度もこの橋を歩いて横浜まで歩いたことがある。超えてすぐに芦穂橋であるが、ここから再び左岸の堤防上を歩くことが出来る。この足補橋が河口から2.0キロの標識がある。





 このころから真正面に西日を浴びてとても暑く感じた。潮鶴橋を超えると「潮田の渡し場跡」の標識がある。これを超えると潮見橋、JR鶴見線の下をくぐって鶴見大橋の手前で、河口からの里程標の0mの標識が建っている。ここが本日の終点。矢上川を少し遡ったり、堤防を上下に移ったり、芦穂橋で渡らずに行き過ぎたりと多少右往左往したので実際に歩いた距離は11キロ(1万7200歩)となった。到着時間は16時。大綱橋を出発してから2時間15分であった。
 ここから再び上流に向かって戻り潮見橋から京急鶴見駅に出て京急線で横浜駅まで戻った。
 家に着いた段階で歩数は2万5千歩、ちょうど16キロとなった。

 日ざしが強く、汗が出てもすぐに乾燥するようで汗が滴り落ちることはあまりなかった。京急鶴見駅に戻る途中の小さな公園で、頭・顔・両腕を水洗い。口の周りは塩を吹いていたようだ。本当はシャツを脱いでタオルで拭いたかったが、子どもたちと付き添いの母親が沢山いたので遠慮した。たぶん電車で隣に立った人には、私の汗の匂いで不快な思いをさせたかも知れない。
 鶴見駅でビールの誘惑が強かったが我慢。家で冷たいビールを飲んだ。
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台風10号は去ったが‥

2016年08月31日 09時40分10秒 | 天気と自然災害
 岩手県久慈市や釜石市、北海道南富良野町など川の氾濫による広範囲の被害が出ているようだ。まだこれから被害地区が拡大したり、新たに加わる可能性もあるらしい。北海道まで雨の区域が大きく広がっていた。
 被害が拡大せずに、少しでも早い復旧となってほしい。

 当初宮城県の牡鹿半島付近に上陸と予報され、高潮の被害が想定されていた。実際海水が港の護岸から市内に流れ込む画像も放映されていた。しかし台風は三陸海岸に沿って太平洋上を北上したことが、長時間の雨をもたらし河川の氾濫となったようだ。

 4つもの台風の影響があった8月も本日で終了。しかし暑さはまだ続く。これから1週間は30℃超えの天気のようである。

 さいわい横浜は被害もなかった。朝から快晴、湿気も少なく快適。ただし少々風は強い。強くて困るというのではなく、さわやかな風の部類にはいる。蝉の声は一段と小さくなった。虫の声が微かに聞こえる。午後からはさらに気温が上がり、熱中症の危険は高いとのこと。
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野分

2016年08月31日 01時11分11秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 台風10号は横浜では風は強くならなかった。一晩中降った強い雨があがり、夕方に久しぶりの太陽が西の空に蘇るとともに蒸し暑さがもどった。
 20時過ぎから突如風が強くなり、今も風がうなり、団地内の大木の歯がざわついている。虫の声もかき消されてほとんど聞こえない。そらはところどころに低い雲があるが、どんどん姿かたちを変えていく。空は透明感が増して奥深い闇が広がっている。星が見えにくい。

★硝子戸や野分の野路を見に行かむ     石田波郷
★野分して父母未生以前の虚空かな     庄司たけし

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なかなかしぶとい台風10号

2016年08月30日 22時09分15秒 | 天気と自然災害
 昼前には雨があがり風もおさまった。予報どおりに午後からは晴れるかと期待したが、16時過ぎまでずっと厚い雲が横浜の上空を覆っていた。時々ぽつりと雨も降ってきた。
 午後は久しぶりにウォーキングをしたいと思っていたが、断念。家電量販店でプリンターのインクを購入するために横浜駅までいつものとおり歩いて出かけた。時々ぽつりと振ってきたが、傘は差さなくても問題はなかった。
 夕刻も歩いて帰ったが、途中まではまだ時折小粒の雨が落ちてきた。ところが16時を過ぎた途端にあっという間に西と南の雲が無くなりすっかり晴れてしまった。その間わずかに10分ほどしか経過しなかった。低い西日に向って歩いていたため、眩しくて前を見ることが出来なかった。
 慌てて家まで戻り、リュックや財布を置いて、ウォーキングに出かけた。8000歩ほどをちょうど1時間かけて歩いた。終始陽射しはとても強かったが、思ったよりは湿気もなく、気温も上がらなかったのが嬉しかった。

 これで横浜の台風の影響はなくなったと思っていたら、20時になった途端にこんどはとても強い風が吹き始めた。今も団地の樹木が大きな音を立てている。ベランダの朝顔の鉢が3つ共倒れ、あわててベランダの隅っこの風の来ないコーナーにまとめた。
 セキセイインコも窓を開けた途端におびえたように身を寄せていた。

 22時現在も風は変わらずに強い。あと2000歩ほどで2万歩なので風が止めば団地の外を一周してきたいのだが、風が引き続きうなりをあげている。何が飛んでくるかわからない。
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本日の読了「中世倭人伝」(村井章介)

2016年08月30日 20時19分30秒 | 読書
   

 岩波新書の復刊である「中世倭人伝」(村井章介)をようやく読み終わった。ベッドの脇に読みかけのまゝ放置していて、昼間に気がついて慌てて読了した。
 1993年というから今から23年前に刊行された。当時刊行されたことを知ってはいたが、すっかり忘却していた。ツィッターの情報で復刊を知った。先月20日に「第7刷」として発行された。
 15世紀の前期倭寇の時代を扱った歴史の入門書は少ないが、引用してある「朝鮮王朝実録」は「倭寇」といわれた人々(決して「倭人」ばかりではない)の逞しく、ボーダーレスの生き様が生き生きと伝わってくる。また明と室町政権の支配力が境界領域で弱まったことで跋扈した彼ら倭寇、そうはいっても「倭」の側ではまだ対馬島主の宗氏の支配力が一定機能していた。それが次第に宗氏の手から五島列島の影響下の「倭寇」の存在が大きくなるまでを描いている。

 ちょうどバブル時代の最末期の時、あとがきには次のように記載されている。

「相手側の都合をかえりみず、しかも相手の論理を逆手にとって、最大の貿易利潤を獲得しようとする「倭人」たち。かれらはもしかするとエコノミック・アニマルの遠い祖先かもしれない。あるいは、朝鮮側の政策的対応をふみこえて、かぎりなく「三浦」を傍聴させいいった「倭人」たち。かれらの姿には、いつのまいか、今の日本社会にあふれる「アジア系の出稼ぎ労働者がタブってしまう。「ボーダーレス」の時代という点で、中世はあんがい
現在に近いのかもしれない。」

 その後の後期倭寇の時代、秀吉の朝鮮出兵を経て、「清」が成立、日本でも徳川の時代となり鎖国政策へ変わり、倭寇の時代は終了する。新規の政権の力の回復と、ナショナルな世界へと変容していく。現代をどのような様相とダブラセるか、なかなか刺激的である。
 当時の政治史からの整理は同じ村井章介氏による「分裂から天下統一へ(リーズ日本中世史4)」(岩波新書)がおなじ7月20日に新刊として書店に並んだ。こちらも購入してあるがまだ目を通していない。対になる書と思われる。早目に目を通したい。
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横浜では雨は小降りに‥

2016年08月30日 10時39分04秒 | 天気と自然災害
      


 横浜の私の家の付近では、雨が小降りになるとともに先ほど一瞬、日がさした。5分ほどであったが、とても強い日射しだった。一晩中降った雨に洗われたような青空であった。現在はまた厚い雲に覆われている。
 しかし蝉は元気である。ミンミンゼミが中心に、賑やかに団地内の木々で鳴いている。レーダーの画像を検索すると、現在は南関東付近では雨の区域は傾向としては北から南へ少しずつ流れている。時々は西から東へと動く雨の区域もあるようだ。特に強い雨は表示されておらず、だいたい時間雨量10ミリ未満。

 台風10号の進路予想はほとんど変わっていない。予想円の中心は昨晩段階よりはほんの少し北に寄ったように見える。石巻あたりを中心線が通っている。
西に、沖縄方面に向かっていた時はジグザグに進んでいたが、現在の軌跡はスムーズで、予報の範囲内におさまっている。被害発生の予想は外れてほしいものであるが‥。

 横浜では午後からは晴れるという予報なので、このまま雨はおさまるようだ。



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中桐雅夫「死者の軍隊」

2016年08月29日 22時43分55秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
死者の軍隊     中桐雅夫

俺は病人 俺のなかで
二つの世界が戦つている
俺の肉はシャベルで彫りかえされ
俺の骨はドリルで穴をあけられる

俺は病人 俺のなかで
祖先と相続人が対峙している
塵埃でできた俺のからだが
いつまでその緊張に堪えていられよう

二つの軍隊は
夜も眠らず 行進し 偵察する
俺の血と汗は
彼らの手旗信号に従つて流れる

俺は病人 俺のなかで
二つの世界が戦つている
俺の心臓は結滞し
肺は炎症を起している

俺は病人 俺のなかで
憎悪と愛が対峙している
彼らは俺の神経のはしばしに火をつけ
俺の血を燃えつきさす

この死者の軍隊
俺の骨と肉を舞台として
攻撃し 反撃する
この二つの 慈悲なき軍隊!



 この詩は「荒地詩集1954」に収録されている。中桐雅夫35歳の詩である。1954年という時代、前年に朝鮮戦争が終結したが、その影響は大きかった。さらに東西冷戦か緊張を高めている時である。
 1945年の終戦以降9年という時間を経ているが、緊張の続く世界情勢の中で、戦争の傷跡、その後の世界の緊張が「戦争」「軍隊」という言葉が詩人の頭の中で、思考するたびに湧き上がり、思考を中断し、戦争体験を呼び覚ます。これは多分の多くの国民に作用していたと思われる。ベトナム戦争に従軍させられた多くの米兵がその後の日常生活にその体験を引きづったように。あるいは旧大日本帝国の軍隊で視線を彷徨った日本人はさらに厳しく尾を引かざるを得なかったはずである。中桐雅夫という先端の知識人もその例外ではなかったはずである。戦争体験からの脱却は9年たっても執拗についてくる。そして世界の緊張関係がさらに個人の緊張を増幅する。
 この詩を昔目にした時、分かりづらく理解できなかった。今もわからない。肉と骨、祖先と相続人、二つの軍隊、二つの世界、憎悪と愛、死者の軍隊、慈悲なき軍隊‥具体的荷イメージとして把握できない。二つの世界が一般的に東西冷戦の脾兪とは思えない。戦後の生活の中で、詩人の観念そのものが二項対立的に分裂しているのであろうか。そういってしまっても何かを言い当てたとはいえない。
 判るのは軍隊に引きづられて血と汗を流させられた体験が9年たっても抜けきらないという体験の重みである。そしてそれからどのように再生しようともがいたか、そんな苦闘をさらに詩人がたどった道を追ってみたいという欲求を私にもたらす力が漂ってくる。

 この詩を初めて読んた1986年8月からちょうど30年たった。今でもわからないままである。しかし戦争を引きずった詩人が何を伝えたかったか、考えさせられた30年でもある。
 私の読解力の無さをさらけだすようだが、わからないまま取り上げてみた。

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本日の台風10号(08.29)

2016年08月29日 19時43分01秒 | 天気と自然災害
   

 横浜でも先ほど少し強めに雨が降った。今は止んでいるが、これから断続的に雨が降り続くと予想されている。
 台風10号の動きはとても気になっている。中心気圧が低く高潮被害が予想されているだけでなく、その上に今は大潮、そして台風が最接近するころは満潮、さらに宮城から岩手にかけては台風に吹き込む強い東風で高波が寄せると予想される。
 高潮・大潮・満潮・高波が予想されるということは、海岸での防波堤をのり越える波が予想されるということである。岩手のリアス式海岸ではさらに波が高くなる。大震災での地盤沈下個所、海岸の工事の未完成個所など要注意である。
 予想進路では上陸しそうな個所は仙台から石巻にかけて地域を中心としているが、その後の進路が少し変わったようだ。これまでは東北地方を東から西に横断するような予想だったが、上陸後北寄りのコースを進み、北海道の西部にむかいそうである。
 また湿った強い東風が北上山地、奥羽山脈にぶつかれば、大量の雨が予想される。特に太平洋に流れ込む北上山地と奥羽山脈に発する河川は短いが川幅は狭いので大量の雨を処理しきれずに氾濫する可能性は高い。それは出羽山地でも同じことが云えるので、最上川・北上川の流域は要注意のはずである。


★平成28年 台風第10号に関する情報 第93号
平成28年8月29日17時20分 気象庁予報部発表
強い台風第10号は30日には東北地方に接近し、上陸するおそれがあります。東北地方を中心に、海上では猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなり、猛烈な雨が降る見込みです。暴風や高波、低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害、高潮に厳重に警戒してください。
[台風の現況と予想]
 強い台風第10号は、29日15時には八丈島の東南東の海上を、1時間におよそ25キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径110キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
台風第10号は、29日夜にかけて伊豆諸島の東海上を北上し、30日は次第に温帯低気圧の性質を帯びつつ進路を北北西に変え、北日本や関東地方に接近する見込みです。30日夕方から夜には、強い勢力で暴風域を伴ったまま東北地方に上陸するおそれがあり、31日には日本海に進むでしょう。
[防災事項]
<暴風・高波> 東日本太平洋側の海上では、うねりを伴い大しけとなっています。台風の接近に伴い、30日は風が急に強まり、北日本では猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなる見込みです。東日本でも、非常に強い風が吹き、海は大しけとなるでしょう。
30日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
 東北地方  35m(50m)     北海道地  30m(45m)
 関東地方  23m(35m)     北陸地方  20m(30m)
 東海地方  18m(30m)
30日にかけて予想される波の高さは、
 東北地方 10m    東海地方 6m    北海道地方、関東甲信地方   8m
の見込みです。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
<大雨>
北日本や東日本では30日未明から非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨の降る所があるでしょう。
30日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
 東北地方 350ミリ     関東甲信地方 200ミリ
 北陸地方、北海道地方 150ミリ
31日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
 東北地方、北海道地方  100から200ミリ
の見込みです。
東北地方では、平年の8月1ヶ月分の降水量を超えるおそれがあり、降水量がかなり多くなるおそれがあります。低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害に厳重に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
<高潮>
 北日本では、台風が接近する30日昼過ぎからは潮位の高くなる所があるでしょう。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に厳重に警戒してください。
 
→【http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20160829082023.html


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ブラームス「4つのバラード(作品10)」

2016年08月29日 12時42分05秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 1854年、ブラームスが21歳の時に書き上げられた曲であるとのことである。4つの曲はそれぞれに性格が違い、起承転結を備えたひとつの曲としてとらえても面白い。また4曲とも静かに消え入るように終わる。これが私の趣味にピッタリである。
 この4曲の中では、第3曲の「インテルメッツォ」のリズムが変わっている。そして一番の好みは第4曲。静かな波のたゆたいのような静かな起伏がどこまでも続く。
 昼間に蝉の声をバックにしながら聴くのは厳しい。静かな秋の夜に聴かないと台無しな曲である。本日も窓を閉め切ってクーラーや扇風機をかけずに聴いている。そうしないとひとつひとつの音が聴こえてこない。
 夜になったらまた聴きたいものである。聴く時間を間違ってしまったと思う。

 曲を聴いてからどんな音型なのか、楽譜を見るのは楽しい。今回も第4曲は細部はまったくだめだったが、おおよその処だけは想像できた。しかし第3曲はまったく想像できなかった。外れたとしてもそれもまた楽しい。

   
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本日の台風10号(8.28)

2016年08月28日 22時35分33秒 | 天気と自然災害


 28日21時現在の台風10号の概要は、中心気圧940hPa、最大風速45m、最大瞬間風速65m、25m以上の暴風域は南東側150km、北西側110km、15m以上の強風域は南東側650km、北西側390kmとなっている。
 伊豆諸島と小笠原は荒れる見込み。また中心気圧はこの時点がもっとも低く、これ以降は次第に高くなる予想となっている。
 予想進路の中心線を追っていくと宮城県中部に上陸しそうな予想範囲となっており、これはあまり変わっていないと思われる。
 横浜に住んでいる私には、上空を台風10号が通過するシナリオは回避できたのだが、東北地方の方にとっては対策など大変な思いであろう。雨も風も強い台風であるが、被害がないことを祈るしかない。

★平成28年 台風第10号に関する情報 第83号
平成28年8月28日16時54分 気象庁予報部発表
大型で非常に強い台風第10号は、30日にかけて北日本から関東地方に接近し、上陸するおそれがあります。北日本と東日本では、局地的に猛烈な雨が降り、海上を中心に猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなるでしょう。暴風や高波、低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害、高潮に厳重に警戒してください。

[台風の現況と予想]
 大型で非常に強い台風第10号は、28日15時には日本の南にあって、1時間におよそ30キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心の南東側150キロ以内と北西側110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風第10号は、29日にかけて日本の南から日本の東を北東に進み、30日は次第に温帯低気圧の性質を帯びつつ、進路を北西に変えて、強い勢力を保ち暴風域を伴ったまま北日本から関東地方に接近し、上陸するおそれがあります。31日には、日本海に進むでしょう。
[防災事項]
<暴風・高波>
 東海地方や伊豆諸島、小笠原諸島、北日本では、29日にかけて風が強まり、関東地方や伊豆諸島、小笠原諸島では大しけとなる見込みです。
 29日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、小笠原諸島20メートル(30メートル)、東海地方、伊豆諸島、東北地方、北海道地方18メートル(30メートル)。
 29日にかけて予想される波の高さは、小笠原諸島8メートル、伊豆諸島7メートル、関東地方6メートルの見込みです。
 その後30日にかけて、北日本や関東地方を中心に非常に強い風が吹き、海上を中心に猛烈な風が吹いて、海は猛烈なしけとなるおそれがあります。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
<大雨>
 東海地方や関東甲信地方、伊豆諸島、小笠原諸島では、30日にかけて激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨の降るところがあるでしょう。
 29日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  東海地方             150ミリ
  関東甲信地方、北海道地方     100ミリ
  東北地方、伊豆諸島         80ミリ
  北陸地方              60ミリ
 30日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
  北海道地方、東北地方、北陸地方、関東甲信地方、東海地方  100から200ミリ
の見込みです。
 30日は、北日本で非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って大雨となる見込みです。低い土地の浸水や河川の増水やはん濫、土砂災害に厳重に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
<高潮>
 北日本では、台風が接近する30日は潮位の高くなるところがあるでしょう。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒してください。
[補足事項]
 今後の台風情報や地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意してください。
 次の「平成28年 台風第10号に関する情報(総合情報)」は29日5時頃に発表する予定です。
→【http://www.
jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20160828075458.html

 

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「宇宙と芸術展」(森美術館)

2016年08月28日 20時31分24秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 「宇宙と芸術展」(森美術館)に出かけた。夏休みでかつ日曜日ということで混んでいるかと心配した。実際は「ジブリの大博覧会」は長い列であったものの、その列のすぐ横を通り抜けると並ばずにすんなりと入場できた。
 太陽・月・星を見上げる人間の自然・宇宙への関心、関係の歴史を覗こうという壮大な企画ではある。古代から、宇宙時代といわれる現代までの、アンソロジーでもある。
 展示品は200点に及びすべてを語り尽くすことはほとんど不可能ではあるが、印象に残った作品を列挙してみたい。
 両界曼荼羅はいつ見ても基本的な理解ができないが、展示されている。この両界曼荼羅は宇宙の運行を理解しようとして作られたものではなく、思惟の結果としての仏の世界の秩序であるから、今回の「宇宙と芸術」とはちょっと違うような気もする。
 しかし鎌倉時代の北斗曼荼羅や星曼荼羅、須弥山儀などは初めて目にするもので興味深く見ることが出来た。渋川春海と同時代の幕府天文方の一貫斎の使用した反射望遠鏡や月面観測図・太陽黒点観測図、江戸時代末期の天球義・渾天義などはとても興味深かった。
 竹取物語や「うつろ舟の蛮女」などを除いて「芸術」という視点は古代・中世・近世を通じて決して満足のいく内容が伴っていないのではないか、と感じた。月や星の世界に託した物語や、時間や空間をどのように芸術の中に繰り込んでいたかという視点が欲しかったと思う。
 現代アートが、現在宇宙論からどのような刺激を受けて、その芸術性を豊富かしようとしているか、どう現代の時間に至って「芸術と宇宙」という本来のコンセプトに近い展示がなされている。中でも映像作品である瀬戸桃子の「プラネットΣ」(2014)は、生命の起源、諸民族の宇宙創成神話などのエッセンスを映像化しながら、宇宙と生命の不思議に迫ろうとするようでとても好感が持てた。またヴィヤ・セルミンスの「無題〈銀河〉」・「無題〈沙漠〉」・「無題〈銀河〉」・「無題〈空〉」はどこかで見た記憶がある。横浜美術館だったような気がしているが、違っているようだ。
 ダ・ヴィンチの手稿や、ガリレオの手稿、ニュートン、ケプラーやコペルニクスの初版本、なども目をひくことはひいたが、展示されている文章が読めないので何とも言いようがない。
 相対的には総花的でまとまりのないという展示に違和感を持ちつつも、いい刺激にもなった。

〈ビョーン・ダーレム「ブラックホール(M-領域)」〉



   
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日曜の朝の気分

2016年08月28日 11時46分02秒 | 読書
 今朝は昨日と同じような天気予報になっているが、朝の段階では昨日よりは明るい。昨日よりもいっそう涼しい。最高気温は27℃の予想。一日中弱い雨が降るとの予想だが、今は降っていない。蝉が今朝も鳴いているが、やはり秋の蝉である。鳴き声に強さ、鋭さがない。

 曜日の感覚は日曜日だけは朝の内からある。朝食時間の終わりころに、NHKの日曜美術館があるからだ。普段あまりテレビを見ることはない私が唯一定期的に見るのがこの番組。期待を裏切るものもあるが、たいがいは同意・不同意取り交ぜてそれなりに刺激を受ける。本日は愛知トリエンナーレの紹介。あくまでも編集された画面を通じて受けた印象にすぎないが、カワヤン・デ・ギア《24コマ:4幕のパラダイム》と、リウ・ウェイ《緑地》、大巻 伸嗣《Echoes-Infinity》、今村文《温かい家》が興味をそそられた。

 私の評価基準はあくまでも、緻密さ。仕上げに丁寧さが無いとそれだけで見る気が失せてしまう。仕上げがキチンとしていないとすべての作為が無駄である。無駄こそ芸術とばかりに、効果以外の乱雑さやいい加減さが目につくとそれだけで嫌になる。例えば床に散らばって塗料、それも効果として見て欲しいという作為ならざる作為は分るが、乱雑さ故であるのが目に着けば、それはいいかげんな作品・作者・表現意志としか思えない。そんな点から見ると現代のアートはかなり評価基準から落ちてしまう。
 そういう評価基準に固執することは作品の評価を誤り、優れた表現意欲や表現に対するエネルギーを見落とすことになるのは承知をしている。しかし、どうしてもこだわってしまう。自分のことは棚に上げて、他人のあら探しを楽しんでいるようでもある。自分のやり方や価値を他人に強制しているようでもある。具体的にそれを指摘するようになったら、他人から見たらとても嫌な性格に見えてしまうはずだ。自分の心の中で留めているつもりであるが、妻に言わせるとすぐに顔に出るそうである。
 本日の日曜美術館を見ていてもそんな感想がいくつか出てきた。他人のことが否定的に気になるというのは、精神のあり様としてはかんばしくない。本日は用心しよう。
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本日の台風10号(8.27)

2016年08月27日 23時19分57秒 | 天気と自然災害


 本日18時の台風10号の位置と予想進路。これまでの予想円では関東から福島にかけて上陸の予想であったが、予想円は次第に北寄りに移っている。予想円の中心で推定すると、30日(火)の夜に宮城県に上陸することになる。
 中心気圧は今夜半あたりがもっとも低い予想である。
<29日21時の予報>
北東に時速30キロ、中心気圧945hPa、中心付近の最大風速40m、最大瞬間風速60m、暴風警戒域430キロ。
 暴風警戒区域の範囲はさらに大きくなり、30日には560キロにまで大きくなると記されている。

 この記事を書いているときに地震を感じた。茨城県南部坂東市付近が震源で深さ50キロ、マグニチュード4.1と発表になった。横浜では私の家の付近は震度1であった。震源は地震の巣といわれているような場所。だからと言って油断することはできないが‥。



 イタリアの地震では家屋倒壊で多くの方が亡くなっている。26日夜までに確認された死者数は278人。ひとりでも多くの救出があることを祈りたい。
 この図を見ると、熊本地震のように二つないし三つの地震が誘発されたようにも見える。地震の巣が重なっているようだ。被害が大きくなった原因と云えるのだろうか。
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中桐雅夫「無言歌」

2016年08月27日 21時47分06秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 明日も本日のような天気との予報である。ひょっとしたら本日よりも湿気が多く、じっとしているのもつらいかもしれない。

 無 言 歌 1     中桐雅夫

泉の眠り
憐れみは春の朝を流れる
少年時代の傷に
心はいりまじる
蜂のざわめき

光の耐えている憂い
唇をかすめ
遠く去りゆく
なめらかな喜びの波

死が水を泳ぐ
蕾が開く
やわらかい風はまわる
牧場の匂い
小人の踊り

 無 言 歌 2     中桐雅夫

美しい花
美しい花
しずかに集まっている
火山丘のようにしずかに
頭をたれる

墓場から
一握りの土を持ちきたり
水の上に撒け
生ける盲目と見る死者は
ともに流れる

熱の中心から
光は音もなく来る
天と地を撃ち
風の衣をひき裂く
冷たい光



 中桐雅夫の詩ではこのような短いフレーズの作品は珍しい試みであると思う。このような短く断定的な表現の仕方は、珍しいだけでなく中桐雅夫という詩人の資質からは遠いように思える。断定的に言い切るということは、中桐雅夫の呼吸とは合わない。この詩も私としては成功している作品とは思えない。
 中桐雅夫のフレーズは、普段の会話のような切れ目の少ない文章のように、言葉の醸し出すイメージが次から次に波紋を広げていく。その波紋の長い到達点の先に独自のイメージの世界が広がっていく。そんな息の長い言葉の波が私にはとても好ましいように感じる。このイメージはただし饒舌とは違う。饒舌とは、言葉のイメージの重なりに厚みがない。意味の世界はうすいベールのようにどんどん飛翔して収れんすることが無い。
 中桐雅夫の詩の波紋のイメージは、強いて言えば津波のように思い体験を引きづっている。軽くはない。ズシリと重いものが背後にある。短いフレーズではこの重みは出てこない、というのが私の勝手な解釈である。この無言歌は中桐雅夫の詩の特質を逆説的に示している。


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