深夜にに強い雨が短時間降ったらしい。その音で目がいったん醒めた。しかし夜が明けてからは厚い雲が空を覆ってはいるものの雨は降っていない。私がスマホで見る天気予報では夕方まで曇のマークが続いている。蝉も続けて鳴いている。7~8月の煩いほどではなく、どこか寂しげな蝉である。鳴いている個体の数も少ないと感じる。ツクツクボウシは一瞬だけしか聞いていない。ミンミンゼミの鳴き声もこんなに細かったかと耳を澄まして聞き入っている。
外の気温は29℃程である。これまでの暑さのためかとても涼しく感じる。台風が過ぎるてせめて一気に秋の気配になるかもしれない。
昼になって気象庁の台風10号の進路予想図をみて驚いた。中心線を辿ると紀伊半島の南の海上から福井県へ北上するコースになっている。ここまで迷走する台風、予報の困難な台風というのも珍しい。しかも山越えのコースである。この予想図もまだ予報円は大きい。まだまだ変化はありそうである。
ここまで記載してみて、思いついたのが先週の23日段階の進路予想図。大きく迂回して九州・四国の上陸はまったく予想外であったが、本州縦断ということに関してだけいえば、予想通りなのである。
太平洋にいったん出たことで、湿気を多く含んだ大気をもたらし、大雨を降らせないでもらいたいものである。
洪水警報は解除されたものの、依然として「大雨(土砂災害)警報、雷・洪水注意報」が出たまま。洪水警報の解除に伴い一つの区は高齢者等避難は解除された。しかし他の区では「避難指示」等は継続中である。
災害対応をしている部所の職員は事故や実際の被害が出ていなくとも、長い時間の対応で大変だと思える。私も災害対応を長年してきたので、苦労は十分に想像できる。願わくば、疲労が蓄積されることでの事故やケガや判断ミスなどが起きないことを願っている。
「災害対応の業務というのは、通常業務の延長上にある。携わる人が通常業務をいかにきちんとこなしてきたか、災害時になるとすぐにわかる。」と勤めてすぐに先輩から云われた。直接関連しない業務をこなさなくてはいけない場合もあるが、同僚や業者、そして市民とのコミュニケーション能力や、応用力が問われるのである。
逆の見方をすれば、災害対応によって人は多くのことを学ぶことが出来る。
どこかの県の知事のような言動の人が災害対応などで満足に振舞い、的確な指示ができるとは私には到底思えない。部下の作った筋書だけで災害対応はできない。災害対応というのは、第一線の職員の安全が守られなければ県民・市民の安全を守ることはできない。また責任者も第一線の署員も共に、経験を真剣に学ぶ姿勢と応用力・臨機応変さが常に求められる。責任者と第一線の職員との相互の信頼関係が成り立たって初めて円滑に進む。普段から第一線の職員との接し方が満足にできない人間に人はついて行かない。あのような振る舞いの人が災害時に指揮を取ると、自然災害を人災にしてしまう可能性が極めて強い。
本日は午後に雨が止んだ時間を見計らって、一日家に籠っているのはつらいので、近くの喫茶店まで歩いてみた。いつものように横浜駅や他のターミナル駅、大きな商業施設まで足を伸ばす気分的、時間的ゆとりはなく、次の雨が降り始めるまでの短時間の外出。
コンビニのイートインコーナーで110円のホットコーヒーを飲みながらしばらく外を行き交う人々を眺めていた。
本日の横浜の最高気温は15時を回っての27.9℃。湿度は高かったものの短いズボンでは肌寒く感じた。短いズボンを履いている人は少なく、何となく場違いな感じがした。
外に出るならば、と買い物を頼まれていたので近くのスーパーで買い物をしてから帰宅。帰宅寸前に雨が再び降り始めた。
天気予報を見ると、まだまだ雨は続く。日曜日まで雨の予想になっている。天気予報によっては火曜まで傘のマークが付いている。
昨晩はかなりの雨量であった。横浜市域では、大雨(土砂災害、浸水害)・洪水警報、雷・波浪注意報が継続している。大雨の警戒レベルも4となっている。私の住んでいるところでは、現在も時間雨量換算で80ミリの雨が降っている。
横浜市からは昨夜来、頻繁に市内の河川の水位情報や、土砂災害・河川氾濫に備えた避難指示や高齢者避難情報などが配信された。現在も54通目の情報が配信された。
東京都と神奈川県の境を流れる多摩川も水位が通常よりも7m上昇しているとの情報も配信されている。
昼過ぎ以降は小降りにはなるらしいが、夕方まで雨模様の天気予報である。
さてこの大雨のなか、蝉はとても「逞しい」。雨が小やみになると、間髪を入れずに鳴き始める。強い雨の音がし始めるとすぐに鳴きやむ。その繰り返しと反応の速さに舌を巻く。
木の幹に止まったまま、夜通しでじっと雨の消長をうかがっているのであろう。その執念に脱帽である。
神奈川県西部の一部の自治体では「避難指示」「高齢者等避難」の避難情報が出ている。横浜市域にも、雷・洪水注意報に加えて、大雨(浸水害)警報が出た。雨の区域は南から北へ移動している。
夜に入り、横浜でも雨が強くなっている。突風や雷の兆候は今のところないが、警戒は必要と思われる。雨の強弱と風の強弱が一致している。
明日金曜日の午後まで強い雨が降り、いったん弱くなったりやんだりするものの、土曜日の午前中は再び雨が降るとの予報になっている。来週の火曜日にはまたしても雨のマークである。
九州に上陸した台風は、弱くなってはいるらしいが、台風であることに変わりはない。また九州を横断した後、どのようになるのか、どのような進路になるのか、予断は許さないし、気象庁の発表も慎重なようだ。
台風の東側の南風が列島に吹きこむ際の雨、台風10号本体の通過に伴う雨、いづれもが大雨になるおそれがある。十分に注意したいもの。
来週前半まで台風10号からは目が離せない。
本日の天気予報は二つの予報が入りまじっていた。雨の降り始めが、午後からというものと夕方16時以降というもの。
私は後者を信じて、11時過ぎに家を出て横浜駅近くのオフィス街にあるいつもの喫茶店までウォーキング。陽射しも弱く、気温も30℃を超えた程度で、快調に歩いた。
喫茶店で一服と短時間の読書ののち、地下街に入っていくつかの買い物。減量中は便秘しやすいので種抜きのプルーンを毎日幾粒か食べている。それを補給した。
プルーンは産地がほとんどカリフォルニア産だが、日本の製造会社(袋詰め)によって値段がずいぶん違う。また一袋の量にも違いがあり、100g単位に換算してから購入するようにしている。
購入後、地上に出てみると雨が降り出していた。昼過ぎから降るという予報のほうが当たっていた。しかし小降りだったのでザックカバーをほどこし、傘を持って歩いて自宅へ。
家まで1000歩ほどの所で突然鋭い雷鳴がして驚いた。雷鳴とほとんど同時に雨が止んだ。家についてみると雷鳴ももう聞こえなくなっていた。
つい先ほどからかなり強い雨が強く降りだした。時間雨量換算80ミリ程度の雨である。明日にかけてこのように断続的に強い雨が降るのではないか。
昼過ぎから台風10号に対する情報が頻繁に更新され、テレビなどの報道も慌ただしくなってきた。
鹿児島県内には暴風・波浪・高潮特別警報、土砂災害警戒情報が出ている地域があり、大雨(土砂災害、浸水害)・洪水警報も出ている。宮崎県、高知県、愛媛県にも土砂災害警戒情報や大雨・洪水・波浪警報が出ている地域がある。さらに静岡県、岩手県にも警報が広がっている。
被害が出ないこと、出ても最小限になってもらいたいものである。
横浜気象台の発表でも
2024年08月28日(水)16時49分
<警報の発表(可能性)の見通し>
(明日まで)
28日夜のはじめ頃にかけて、神奈川県西部では大雨警報(土砂災害)を発表する可能性があります。
29日夕方から、神奈川県に大雨警報(浸水害・土砂災害)を発表する可能性があります。
(明後日30日から9月2日まで) 30日から9月2日は、大雨警報及び波浪警報を発表する可能性があります。
となっている。横浜市域での本格的な影響は明日夕方以降と理解している。かなり蒸し暑くなりそうである。
雨も降る予想なので、29日午後以降30日夜まではウォーキングを休止と思っていたが、膝の状態を考え、本日も休止した。本日は買い物に出かけて往復で7000歩で終了。汗を書くようなウォーキングではなく、散歩程度の速さに抑えた。
これだけ気象庁の予報がズレてしまう予報というのも珍しいのではないだろうか。予想進路図も発表されるたびに変更になってきた。本日の8時段階の進路予報図を掲げてみた。予報がかなり困難な状況と思われる。
昨日までの予報では、九州と中国地方を縦断し、日本海沿いに北上するコースであった。
熊本県付近への上陸予想に変更はないようだが、速度はどんどん遅くなっている。最新の予報では九州を横断し、四国から本州の太平洋岸を進み、東海地方で再上陸後、信越方面に向かうらしい。あくまでも予報円の中心線を結んだ線を進むと仮定してのことであるが。
あくまでも私の素人判断だが、このコースも少しでも南に寄ると、また高い海水温によって勢力の衰えはあまりないように思われる。強い勢力のまま東海道という人口密集地帯を移動することになる。
大雨特別警報の可能性もあるとの気象庁の報道発表である。
非常に強い台風第10号は29日にかけて九州南部に接近し、その後九州に上陸するおそれがあります。
このため、鹿児島県に暴風、波浪、高潮特別警報を発表する可能性があります。また、九州南部では記録的な大雨となり、大雨特別警報を発表する可能性があります。
私の住む神奈川県でも横浜気象台は、
2024年08月28日(水)04時40分
<警報の発表(可能性)の見通し>
(明日まで)
28日昼前にかけて、神奈川県では大雨警報(浸水害)を、28日夜のはじめ頃にかけて、西部では大雨警報(土砂災害)を発表する可能性があります。
29日夜は、神奈川県に大雨警報を発表する可能性があります。
(明後日30日から9月1日まで)
30日は大雨警報を発表する可能性があります。31日は大雨警報及び波浪警報を発表する可能性があります。
<気象現象の今後の見通し等>
今日(28日)は、湿った空気の影響を受ける見込みです。このため、東部では曇り昼過ぎまで時々雨で夜のはじめ頃まで雷を伴う所があるでしょう。西部では曇り時々雨で朝まで雷を伴い激しく降る所がある見込みです。
船舶は高波に注意してください。
1時間降水量は、最大で今日 30ミリ 明日 30ミリ
明日6時までの24時間降水量は、多い所で 東部 40ミリ 西部 50ミリ
予想が変わる可能性がありますので、最新の情報に留意してください。
と発表している。
来週2日(月)の会議の予定で出かける予定である。台風の進路がどんどん遅くなっていることが気にかかる。
昨日の午前中に労働組合の退職者会の新聞9月号の校了。今回は5校までかけて、文言の修正をお願いした。幾度も手直しを求めたのはとても心苦しかった。
こちらから送った原稿の文章がこなれていなくて、他の役員の方から複数の解釈ができる、あるいは文章がくどい等々の指摘を受けてしまった。
私のオリジナルの文章がまずかったというよりも、書いてもらった記事を私が手直しをしたものの、手直しが不十分だった記事が大半。自分以外の人が書いた文章を直す、ということの難しさをあらためて実感した1週間であった。
人の「意を汲んで」文章を作るということはしたくはないのだが、しかし編集者としては、それから逃げるわけにはいかない。
しかしこれで間違いなく来月の9日までには納品してもらえる。毎度のことながら、ホッとしている。
本日から神奈川県も台風の衝撃波ともいうべき、台風に吹きこむ湿った南風が列島にぶつかって発生する雨雲の影響で雨が断続的に強く降るという。昼間は南風がかなり強く、午後の降水確率も40%、最高気温も32℃止まりという数字が出ている。晴マークではあるが、傘は必携。
午前中から出かける。できるだけ早く帰宅したい。
台風10号の予想進路はまだまだ確定的ではないらしい。予想進路の範囲も広い。当初は紀伊半島あたりで列島を横断してから日本海沿いに北東に進む進路が予想されたが、本日の予報進路は奄美大島を横断して熊本県を西からうかがい、列島を縦断する進路に転ずる予報になっている。しかし予報円の大きさはあまりに大きい。予測はつかない。
速度が遅いので、雨・風の被害が長引くという。
各自治体や災害対応を強いられる各部所は対応に追われているであろう。苦労が偲ばれる。
台風の雲ではないが、台風が近づき大気の状態が不安定になると、雲の形態も目を奪うものが出てくる。
人間に不安感を与え、警告を発しているかのようである。
今週は台風10号からは目が離せないらしい。
ようやく秋がやってくる契機となるのかもしれない。
大きな被害だけは出ないといいのだが。
猛暑日が続くとゴキブリと蚊も活動が鈍くなるらしい。昨年も7~8月の猛暑が続く期間、私の住む団地でもゴキブリや蚊の姿はあまり見かけなかった。ゴキブリも蚊も猛暑にはうんざりしているのではないだろうか。
今年は8月最終週になってゴミ集積場にいつものようにゴキブリが夜動き回るようになった。玄関扉を開けると北側の雑草地から蚊がすぐに扉の隙間から入り込んでくる。
私の家は1階なので、残念ながらゴキブリも蚊も入りやすい。しかし15年ほど前から「ホウ酸団子」の原理を応用したゴキブリ用の薬をおいてから、ゴキブリを部屋の中では滅多にみなくなった。蚊は180日有効という電気加熱式の液体の薬を利用している。こちらも経験的にはかなり有効である。
嫌われ者の虫ばかりに気を取られていたら、一昨日妻が「ツクツクボウシ」の鳴き声を聞いたと言っていた。さらに一昨日の夜のウォーキングの途中で、草むらから秋の虫の鳴き声を私は聞いた。本日ももう「リリリリ」というか細い声が微かに聞こえてくる。自信はないがスズムシの仲間であろうか。
ツクツクボウシもスズムシも秋の気配をまとって聞こえてくる。共に初秋の季語。
★鳴き立ててつくつく法師死ぬる日ぞ 夏目 漱石
★また微熱つくつく法師もう黙れ 川端 茅舍
★雨来り鈴虫声をたたみあへず 臼田 亞浪
★泣きし過去鈴虫飼ひて泣かぬ今 鈴木真砂女
★すず虫や月無き夜の声たゆたふ 中村草田男
★鈴虫の音微かになりて眠り深き 庄司 猛
台風の雲ではないが、27日以降の荒れた天気を思わせる雲が西の空に出ていた。
本日も昼間のウォーキングを少々と、喫茶店での一服と若干の読書、そして15時半以降のウォーキング。
これまでのコースとは違うコースを1万歩ほど。途中の喫茶店もいつもとは変えて、コンビニのイートインコーナーを2箇所。いづれも2階にあるスペースを利用した広々としたコーナー。クーラーもほどよく効いている。便所も洗面台もきれいなので、汗ばんだ腕と顔も石鹸を使って軽く洗い、さっぱりと出来た。もう少し涼しくなったら、このコースをメインにしたいと思った。
読んだのはいつものとおり、「老いのかたち」(黒井千次)から7編ほど。やはり暑さと体力を使っているので、なかなか思うようには読み進めることができない。無理せず、ということを思い出しながら、ボチボチと。
しかし8月末になり、猛暑日は少なくなったのではないか。本日も33.5℃と暑いことには変わりはないし、危険な暑さであるが、猛暑には届かなかった。
「猛暑」の35℃になってほしくない。せめてひと夏に1~2回くらいまでで終わってほしいものである。先立つものがあれば、7月~8月のうち一番暑い一か月ほどは気温と湿度の低い土地に避暑に行きたいものである。これまでそんな生活とは無縁に生きてきたこともあり、もうこの歳でそんな望みなど持つこともないが、二人でふとそんなことを口にしてみた。今年の暑さはそれほどの暑さであった。「住めば都」とはならない気象である。
二人で話をしてみたが、そんな贅沢が許されるのだろうか。また出かけるだけの気力が残っているのだろうか。すべてを準備してくれるサービスを求める資力もない。前後のお膳立ても含めて何かユートピアを夢想しなくてはいけなくなった感がある。
本日の最高気温は32.7℃。これでも平年よりも2℃高い。いつものとおりウォーキング。気温はさておき、空にはすでに秋の雲が垣間見えている。しかし秋の気分とはほど遠い暑さである。
横浜駅近くの喫茶店で本日も「老いのかたち」から5編ほどを読んだが、途中では30分ほどウトウト。やはり昼間のウォーキングは体力を消耗する。
台風10号の動きが気になる。九州から関東までの範囲で上陸しそうであるが。偏西風の影響をどのように受けるのか、定まっていないようだ。列島に近くなってからの予報が確定していない。動きも遅く、雨の予報も少しずつ後ろ倒しになっていく。
しばらくは天気予報、台風の進路予想図から目を離せない。
とりあえず明日土曜日の夜の天気は晴れるとのこと。横浜市の金沢区の花火を見に行く予定である。