↓サンプの守り神!?@マザー牧場↓
さて、CL決勝も終わり、長かった2013-14シーズンも終焉を迎えた。ロッシからミハイロビッチへの監督交代も有り、前半戦と後半戦全く別チームのようになった今シーズン。夏のメルカートがスタートする前にポジション別にそれぞれの選手を振り返っていきたい。ちなみにもうすぐ始まるW杯。ムスタフィ(ドイツ代表)が最後の最後まで候補に残っていたが、残念ながら落選したことによりサンプからの出場選手は0になってしまった。
(その後、ロイスの怪我によりムスタフィW杯行き決定!(^O^))
サンプゆかりの選手はアルゼンチン代表の正GKロメロ。そして個人的にはアズーリの10番となったカッサーノを応援していきたい。
監督 デリオ・ロッシ 4 残念ながら2年目は結果を出す事が出来なかった。昨年のフォーメーション3-5-2を継続させたが、結果から言うとイカルディ、ポーリ、エスティガリビア、ロメロの昨年のレギュラー4人。彼らが抜けて代わりに入った選手たちに、ロッシの3-5-2は最適では無かったのであろう。そして彼はイタリアの古い監督の典型で、非常に守備に関する戦術が細かい。一人で点を取れる人がいないと、彼のスタイルはなかなか難しかったという事か。ただ昨年の功績や、若手の登用などもちろん貢献は0では無い。 監督 シニサ・ミハイロビッチ 7 去年と同じ言葉を使う。壊滅まではいかないが、闇の中をさまよいもがいていたサンプに、一筋の道を与える。今年のサンプのメンバーに最適な4-5-1と言うフォーメーションを見出して、とにかく選手達に魂を注入。正直ここまでやっているサッカーが変わるとは思わなかった。「点は取られてもいいから、とにかく攻撃的に」という明確なコンセプトを打ち出したのも、若い選手たちにとっては良かったのだろう。さらに、オスティとの協力で開幕前は膨れ上がっていた人員の整理にも成功。9人を上手くレンタルや完全移籍で他クラブに行かせて、オカカとマクシ・ロペスという効果的なピンポイントの補強。加えてDFになりつつあったバンディエラ「パロンボ」を本来のMFとして甦らせた。2転3転あったが、2年間の契約延長に成功。久しぶりの生え抜き監督。長期政権を見てみたいが・・・ GK1アンジェロ・ダ・コスタ 5.5 今年は、開幕直前に昨年の正GKロメロがモナコに移籍。開幕戦から急遽レギュラーとなった。大きなミスは無かったものの、やはり一流のGKと呼ぶには実力不足。安定感はあるものの、ミラクルセーブはあまり見られず、サンプの今までの正GKの系譜を考えると寂しい。性格的にも、プロフェッショナリズムという観点から見ても最高の第2GKと言えるだろう。ただ、監督がミハイロビッチに代わり、GKからも短いパスでつなぐサッカーとなった時に、足技の上手さを発揮した。来季は移籍してしまう可能性が高い。(33試合/0ゴール) GK30ヴィンチェンツォ・フィオリッロ 6 以前からドリアーニの期待を多大に受けていた「オレジーナの鷲」。ついに、開花の兆しを見せた。きっかけはコパ・イタリアのローマ戦。この試合で0-1と負けはしたものの、ミラクルセーブを連発すると、終盤の消化試合でレギュラーの座に昇格。そこでも反応の速さとバネをいかんなく発揮。来季はいよいよ生え抜きの正GKが誕生する可能性が高い。(5試合/0ゴール)
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彼と比べるとだれもが2流に見える。