スマートフォンの昨年の世界占有率は、云うまでも無く『サムソン』が一位を占めていたのだろう。
日本の家電技術者の何人が、サムソンに取り込まれたか知らないが、彼ら韓国人には根本的に『世間の役に立とう』という精神よりも『人一倍金を集めよう』と云う、いうなればウォール街の世界金融家達には及ばないものの、基本的に『金銭』に執着する『心』 は同じである。
要するに、日本人の物作りと違って、その韓国で作られた『製品』は、形は日本製と同様であるが、日本製の様に設計者の『心』 が製品に宿っていない。 そして、そのうえ『物作り』を支える素材産業、あるいはその品質管理、中国とて同様であろうが、日本とは比較にならないほど粗雑であり、稚拙であるし安定していない。 彼等は『銭』を手に入れさえすれば、アフターサービスも耐久性も、問題では無いのではないか・・・。
Nikkei.Com7/19付には、日本の退職電機技術者は『宝の山』と云う記事が有った。 これまでの韓国と中国の、物作りに対する姿勢を熟知した日本人の技術者、あるいは経営者は、これからは韓国と中国に行く人は、稀となるだのろう。
そして、世界の市場は《安かろう悪かろう》の形だけの商品から離れ、高くても『心』 の籠った工業製品に、回帰すると云うのは当然の流れとなるのだろう。 ヨーロッパからアメリカの消費者へ、そして、アジアアフリカの消費者がそれと理解するには数十年を要するかもしれない。
同じ、日経の記事に『日清カップラーメン』が、五大陸に向けて、其々の地域に合わせて出荷していると云う記事が有った。
*** 以下引用 Nikkei.Com 7/19付 ***
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― 日本版は日本市場に限定 ―
「日本版を海外で試験販売してみたが、思うように売れなかった」というのがその理由らしい。 やはり、時間をかけて培われた地域の食文化は簡単には変わらないのだ。 そこで今回は「ローカライズ」のお手本とも言える「カップヌードル」が世界でどう変身してきたのか全体像をまとめてみることにした。 世界の食文化の縮図が一覧できそうだ。
日清食品によると、海外版「カップヌードル」は現地法人ごとに製造しているという。 つまり、商品群が上海とほぼ同じ広東を除くと、各地で1番の売れ筋商品が日本版を含めて全部で12種類あるという計算になる。 それらを組み合わせたのが上の写真である。 風味はもちろん、パッケージのデザインや容器の形状などまで細かく違うことがわかる。
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*** 以上 引用 終 ***
スマートフォン、現在世界中で、韓国製のサムソンのリピーターはどれほどの人がいるのか知らないが、韓国製の雑貨日用品、や家電製品で三年も使ってまともな物など有るのだろうか・・?
酷いものは、買った当初から調子の悪い物も有る。 「安物だからしょうがないか・・」は、一回目だけ、二回目は無い。 日本での『現代自動車』の売れ行きを見れば、納得がいくのではないか・・。
インスタントラーメンと同じような訳にはいかないだろうが、サムソンのスマートフォンから離れた客を、日本メーカーは『心』が籠った製品で、がっちりと掴む準備を怠るべきではない。