NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

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集改センターの第37回 集改塾 報告

2017-08-09 06:50:17 | 集改塾

第37回 集改塾 報告(出席22名)

この日(8月2日、水曜日、午後7時00分~8時30分)は、不二サッシリニューアル㈱、㈱LIXILリニューアル、YKKap㈱3社の賛助会員様より講師6名をお招きして「アルミサッシ窓および玄関扉の改修工事について」それぞれ各社の特徴を活かした講義をしていただきました。

 

< 塾生のレポート(感想)紹介 (抜粋) >

今回の講義内容はマンションの建具改修という、あまり経験した事の無い内容でした。建具は、居住者様の専有部分にも大きく関わり、克、生活にも密接に関係するという事が判りました。だからこそ、工事をより慎重に行う事はもちろん、事前の説明をどこまで掘り下げて行っておくかが重要なポイントであるという事を学ばせて頂きました。改修においては居住者様の未来の姿を想像し、提案・説明を行う必要があります。アルミサッシの歴史、さらには日本の住宅における歴史や背景についてもう少し深く知りたいと思える大変貴重な時間となりました。

 

3社からのお話を聞き、窓枠の改修についてはじめて知ることばかりであった。私は玄関枠、窓枠の改修工事を見たこともなく、玄関枠の改修の仕組みなど全く分かっていなかった。9月から窓枠の改修工事の現場につくこととなっていたので、今回の講習会で事前に知ることができてよかった。カバー工法という言葉さえも全く知らなかったので、とても良い勉強となった。

 

各メーカーの失敗談を聞いて管理組合や居住者への事前説明がとても大切であり、施工後のクレームもこの説明内容によって大きく異なってくるのだと感じました。中でも、アルミ部での結露の話や複層ガラスを採用しサッシが重たくなる話等は貴重な体験談だと思いました。

 

< 塾長の声 >

今回の「アルミサッシ窓および玄関扉の改修工事」は、多くの塾生にとって経験のない工事のお話で興味深いものであり、また講師の3人からの失敗談もお聞きでき大変良かったと思います。各社30分と短い時間ではありましたが、また機会を設けたいと思います。