NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

湖の子園に、「うまれる」のDVDを寄贈!

2015-09-07 17:54:23 | 集改塾

集改センターが協賛した映画を上映した「うまれる」「うまれるずっといっしょ」W上映会in南草津実行委員会が、上映後も地域での活動を続けています。

 上記の映画の協賛金の残りで、湖の子園に、「うまれる」のDVDを寄贈!

 


 また、そのチームリーダーである堀江尚子さんが、広報くさつの9月1日号に旬な人として掲載されました。



 協賛金の残りで、まだまだワクワクする活動を予定しているそうです。


第17回 集改塾 (塾生13名)報告[テーマ「ひび割れの原因と耐震性能について」

2015-09-07 17:41:13 | 集改塾

2015年(平成27年)9月2日

第17回 集改塾 (塾生13名)報告

テーマ「ひび割れの原因と耐震性能について」

9月2日(水曜日、午後7時~8時30分)、17回目の集改塾を開催しました。

この日は、新保氏(構造一級建築士)をお招きして講義をしていただきました。

< 塾生(秋野孝次 高分子㈱)の声 > 

今回の講義を受ける迄は、クラックにおけるメカニズムは単に乾燥収縮のみと考えていました。すなわちお客様よりの質問の返答は、[コンクリートは収縮するものです。だから必ずクラックは起こります。無収縮ならばひび割れ、クラックは起きないんですよ。]と説明をしていました。しかし材料、施工、構造荷重、環境などいろいろなメカニズムにて原因発生している事がよく分かりました。

材料、施工面は新築時における原因であり、私たちはあまり関係ないと思っていましたが、どういう理由でクラックが発生するかなど分かり大変勉強になりました。特に、私たちがよく目にするかぶり不足による鉄筋の膨張等は、大規模改修するものとして再認識しました。

構造荷重については、起きてはならない不同沈下、繰り返し荷重や長期荷重等色々なメカニズムでのクラックが発生しているのが分かりました。特に地震による発生で×点(バッテン)でクラックが起きることは知りませんでした。

環境での原因は、塩害や温度差、特に屋上、妻壁にクラックが起こりやすいということが分かりました。去年、神戸の垂水区(海沿い)にて大規模改修工事を行った際、環境での原因によるクラックが多くみられました。

最後に、ひび割れクラックのメカニズムは、いろいろな形で起こり、起こった原因に対し耐久性、防水性、美観.性、障害に対処していかなければならないと思います。ただ、クラックを直していればいいのではない事を実感しました。[コンクリートは生きている。] と聞いたときは、本当にその通りだと思いました。

講師の新保先生ありがとうございました。

< 塾長の声 >

 新人社員には、少々難しい内容であったかも。「最初から何もわからなくてもいい。わからないことが分かっただけでも一歩前進」ですね。

以上。