NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

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「昇降機の適正な維持管理に関する指針」国土交通省公表

2016-02-25 21:14:33 | マンションに関する最新情報

 集改センター副代表枝理事からの投稿です。

 2016年2月19日、国土交通省はエレベーター等の適正な維持管理の指針を公表しました。

 エレベータの保守管理は、メーカ系の会社がほぼ独占。
 独立系の保守会社への修理部品供給が前向きでない。
 メーカーは機器の保守点検マニュアルを公開しない。
 メーカーは機器の不具合や欠陥を公表しない(リコール)。

 自動車メーカーは整備保守業者に、部品、マニュアルを完全公開し、欠陥があればリコールを公表します。

 エレベータメーカーはなぜこうも閉鎖的なのか。
 車もエレベーターも人命にかかわる機器である。
 エレベーターの保守契約は「公正取引」「独占禁止法」に違反していないか。

 このような、批判を受けて、国土交通省は数年前から検討を重ねてきたのです。
 そして2月19日に「昇降機の適正な維持管理に関する指針」を公表しました。

 <指針の概要>
 エレベーターの
 ①「所有者」「保守点検業者」「製造業者」の役割を明確にする。
 ②所有者が維持管理に関してなすべき事項
 ③保守点検業者の選定に当って留意すべき事項
 ④保守点検契約事項のチェックリスト

 詳細は下記のHPを参照ください
 ◆国土交通省HP
 http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000607.html

 【ご参考】パブリックコメント結果

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155120705&Mode=2


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