NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

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第166回 スキルアップセミナー報告

2018-12-22 17:23:09 | スキルアップセミナー

 集改センター 第166回 スキルアップセミナー報告

 開催日:2018年(平成30年)12月5日(水)
 テーマ:「マンション管理組合の防災への取組み
 ①電気・ガス・水道等のライフライン停止時の初動措置と予防対策
 ②大阪府・大阪市「防災力強化マンション認定制度とは」
 講 師:枝 俊男(本会・正会員/管理運営事業部・マンション管理士)

 <セミナー概要>
 ■はじめに
 地震などの災害により、電気・ガス・水道のライフラインが停止するとマンションにおいては様々な問題が生じます。食事は用意できない、断水よってトイレが使用できない、といった状況となり生活に支障をきたします。予防はできるのか、実際に起こったらどう対処すればよいのか、といったことを考えていきましょう。

 ■停電による共用設備への影響
 停電になると共用設備はどうなるか。給水ポンプが停止し、断水となる。受水槽に残っている量以外は給水できない。排水ポンプも作動しなくなり、例えば駐車ピットに水が溜まっていても排水不能となって、車が水没してしまう。エレベーターは自動停止し、閉じ込めが起こる可能性がある。ロボットゲート、自動扉も手動で操作することになる。その他テレビ共同視聴設備やインターネットも使用できなくなる。

 ■二次災害について
 電気が復旧すると、二次災害が起きる可能性が生まれます。ほとんどの住戸でブレーカーが入ったまま、避難されているため、通電時に漏電や電気回路の短絡による火災、電気ストーブ、アイロン等に衣類などが被さっていると、それらが燃えることにより火事が起こります。また給水ポンプや排水ポンプが動きだすと、配管の破損や亀裂の有無を確認せずに使用して、漏水を招くということも考えられます。

 ■防災への取組み
 受水槽が設置されている場合は、給水栓を受水槽に取りつけて緊急時に活用できるようにすることは有効だと考えます。二次災害への予防としては、地震を感知すると電源を強制的に遮断する、感震ブレーカーを設置することも検討するに値すると思います。給水ポンプなどの復旧による被害を防げます。エレベーターも含め、初動時は安全確認をしたうえで使用することを心掛けたいものです。

 ■防災力強化マンション認定制度
 大阪府・大阪市において、防災性の向上と、災害に強い良質なマンションの整備を誘導するため、ハード・ソフト両面で防災力が強化されたマンションを認定する、といった制度があるそうです。興味のある方は大阪府住宅まちづくり部、大阪市都市整備局が窓口なのでお問い合わせください。

 ~次回開催予告~
 ■第167回スキルアップセミナー 2019年2月6日(水)午後3時から
 テーマ: 「管理委託契約書と重要事項説明書の内容解説(仮称)」
 講 師:田島 政幸 (本会・正会員/管理運営事業部・マンション管理士)
 <管理会社と契約を更新する際に、管理委託契約書と重要事項説明書のどの部分に注意すればよいのか、教えてもらいます。

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