集改センターは大阪建築会館で、3月3日(水曜日、午後7時00分~8時30分)、今年度最後の第22回目の集改塾を開催しました。
最初の20分、前月に引き続き塾生が講師を務め他の塾生に工程表の解説を行い、その後、塾長により「マンション再生/長寿寿命化 ~マンションにおける二つの老い(人・建物)について考えてみる~」をテーマに講義がありました。
< 塾生(塩月啓太 高分子㈱)の声 >
白石さんより「2級施工管理技士受験のための講義 第二回目」として工程表のお話をして頂き、工程表に関してバーチャートやS曲線工程表、ネットワーク工程表など普段目にしているものでも正式な名称を知らない、自らの浅学さを思い知らされる結果となり、より一層の精進をと痛感致しました。
また、松山先生よりお話をして頂いた「マンション再生長寿命化~人・建物について考える~」のお話では、ニュースや新聞記事など身の回りの情報の中でも耳にする事の多い高齢化について、グラフ化した実際の数字を目にし、その変化を比較すると今まで漠然と高齢者が増えていると感じていたものが、実際にどの程度の比率で変化しているのかを改めて理解し、想像以上の推移に驚愕致しました。
その事を踏まえ、自らが携わっている「マンションの改修・修繕」という職務にどう活かす事ができるのか、営業としてなにができるかを考えた際、住民様のニーズを汲み取り、不満や不安解消の一助となれるよう提案していくことが大切であるのではないかと感じました。
改修工事を行うにあたり、防水や美観を保つことも重要なファクターである事は確かだが、その根本にあるのは「資産価値の向上」であると改めて実感致しました。
講師を担当して頂きました松山先生・白石さん、工程表の補足をして頂きました塗師田さん、ありがとうございました。
< 塾長の声 >
2年目最後の塾を無事終了することが出来ました。回を重ねるごとに塾生同士のコミュニティが徐々に育まれてきたようなこの2年間ではなかったかと思っています。
昨年に続き皆勤となる塾生がおり、また1級管工事施工管理技士と2級建築施工管理技士に合格した塾生がそれぞれ1名でてきました。来年度も塾生のスキル&モラルアップを目指し続けてさらにバージョンアップする集改塾を開催します。