6月30日付の朝日新聞の第一面に驚くべき記事が載りました。
NPO法人 集合住宅改善センターの管理運営部会では、このことについて、何らかの防御手段等を議論すべきではないか、という声が上がっております。
主な横領内容は、
1)「払い戻し請求書」に消しゴムで消せるボールペンで記入して理事長から印鑑をもらったあとで改ざん。
2)「残高証明書」を改ざんして使い込みを隠した。
3)白紙の「払い戻し請求書」に印鑑をもらう。(これは管理組合にも問題がありますね!)
4)印鑑の偽造・・・・
横領の金額も驚くほどのものです。
管理組合は、このような詐欺というべき事件を防御できるのでしょうか。
会社ぐるみの横領には難しい面もありますが、管理会社の社員が横領した事件については、防御手段はあるはずです。
管理会社は「会計事務の代行」をどのような管理体制で行っているのか。
フロント社員に通帳を扱わせていないか。
払い戻し請求書に印鑑をもらう場合は、どのような手続きで行っているのか。
管理会社のリプレースでは、管理会社の会計事務体制についてもチェックする必要を感じます。
あなたのマンションは大丈夫ですか。
これを機会に皆さんで話し合ってみてください。
詳しい記事の内容は下記のサイトをご覧ください。
http://www.asahi.com/national/update/0630/TKY200906290364.html
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