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こんなものを見つけました。
写真のナットの手前にパーツがあるの、判りますか?
以前の記事「カポタストの悩み」や「これ、いいですよ~!」で書いた、音程が
狂う悩みの解決手段が無いか、ネットを探していて、見つけたもの。。
これ、S.O.S.(Sound Offset Spacer)というもので、各弦の弦長を調整して、
音程の正確化を図るというもの。これが、カポをつけた時でも効果がある、と
いう振れ込みだったので、試してみたのです。
で、効果ですが、、、
正直言うと、良くわかりません。(笑)
いえ、もう少し言うと、ピッチの正確性については、もう少し観察しますが、
オクターブピッチは合ってます(ピエゾタイプのチューナーで)。
カポをつけた時ですが、これはやはり狂います。が、バランスが良くなった感
はあります。一番狂うのは6弦と3弦ですが、狂う幅が狭くなった感とでも言い
ましょうか。。。まあ、でも狂うので一緒ですが。(笑)
結局、そんな簡単なものではない、ということですね。本当に正確性を求める
ならば個体毎の対応が必要なのでしょうし。。。
やはり、発表会の際は、1曲目カポ曲でチューニングし、2曲目カポ外して、
再度チューニングして演奏、ということですね。どのみち、DROP-Dからレギュ
ラーに戻すので。(笑)
P.S.
この、S.O.S.ですが、ベークライト製で1,500円ほどのものなのですが、MTSと
いう上位製品があり、こちらはミカルタ製(マーティン純正ナットはミカルタ)
になりますが、値段が10,500円!!になってしまいます。今、せっかく牛骨製
のナットに換装しているのに、わざわざベークライト製の板で弦を受けるので
は、音質にも影響しているのでしょう。私ではわからないでしょうが。(笑)
Toshi