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旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

KOHNO GUITAR MODEL No.10

2011-05-01 23:54:34 | 愛器とメンテナンス
さて、以前の記事「クラギに興味津々4」で、「クラギを買うことに決め、別途レポート~」と書いてから、随分、時間が経ってしまいました。。。

この間、我が家的にも、世の中的にも、もー本当に様々で大変な出来事があった訳ですが、実は、この合間に、我が家にやってきていたのです。

折角やってきていたのですが、その色んなことがあったのと、丁度、発表会の追い込みの時期で、アコギの練習をせざるを得ない状況だったので、可哀想に、暫く放置してたんです。。。

これ!! やっとお披露目。(笑) 私Toshiのクラギ1号になります。



KOHNO GUITAR MODEL No.10

ルシアー河野賢氏のギター。なんと1974年製です。
前のオーナーが大事にされていたのと、そのオーナーが使っていたリペアショップからの紹介だったこともあって、とても綺麗ですし、状態も良いです。
弦高は12f6弦で約4mm。



実は私、クラシックギターのことは何も知りません。クラシックギターを弾いたのも、これの試奏が初めて! 弦の交換の仕方すら知りません。(笑)
そんなもんですから、罰当たりなことに、河野賢氏がクラシックギターの高名なルシアーだということも知らなかった次第。。。

で、このNo.10というモデル。どちらかといえばエントリーモデルのようです。
当時の価格で10万円だそうです。 鉄弦弾きの私が初めて持つクラギなので決して高価なものではなく、かと言って、安かろう悪かろうではなく、飽きずに練習を続けていける品質感というか、演奏性というか、音というか、、そんなギターが欲しかったので、ピッタリだとは思いませんか?(笑)



糸巻きは、新品に換装されてます。


前の記事で、高音が結構こもってる、と書きました。まあ確かにこもってますが、それなりにいい音だと思います。不思議なんですが、EとG#が特に鳴ってると感じます。(笑) 低域のE音をはじくと、胴に載せた右肘に軽い痛みが伝わるような鋭い振動をします。


幅広なネック、アコギに比べて高い弦高、指先で弦の捩れを感じるほど柔らかい弦、ポジションマークも無い。。。慣れないことだらけで、まだじぇんじぇん弾けましぇん。(涙)
私の左手の指先は、鉄弦を弾いてるせいか、バリバリ、いやカチカチに硬くなってしまっていて、この柔らかい弦がとても押さえづらいです。押弦してる感覚が無いというか。(爆)  慣れの問題なのでしょうか。

でも、発表会も終わったので、次の練習曲は、このクラギにしてみようかな、と考えています。なかなか弾けないと思いますが、ゆっくり付き合おうと思っています。練習曲には、やはり、ニューエイジを選曲すると思います。
あ、そうそう、最近、沖仁氏の影響で、フラメンコにも興味があります。(相変わらず身の程知らずです。)

Toshi

[KOHNO GUITAR MODEL No.10] 製造年 1974年製
■表板    :杉
■裏側板   :ローズウッド
■ネック   :不明
■指板    :エボニー
■ブリッジ  :不明

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