Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

夢を忘れずに!

2009-05-15 17:36:14 | You can do it!
私が忌野清志郎さんを知ったのは中学時代。ロックバンドとしてのRCサクセシ
ョンの曲に触れたのが最初でした。当時、YMOも大好きでしたから、その後の
「いけないルージュマジック」も仲間達の間で大きな話題だったのを憶えています。
また、井上陽水さんの大ファンでもあった私は、当時、過去に向かってレコード
を聴きまくり、かの有名な日本初のミリオンセラーアルバム「氷の世界」に出会い、
これに収録されていた「帰れない二人」に大いに感動し、これが井上陽水さんと
忌野清志郎さん両氏の共作と知って、新鮮な驚きと嬉しさをを感じ、仲間達に
「知っているか」と自慢げに教えまくったものでした。。。。。
青春時代の、とても懐かしい思い出です。。。。。


厳しい現実に言葉がありません。


忌野清志郎さんの訃報に接し、悲しみにくれた方も多いと思います。
私も大変な衝撃を受けました。

実は、私ががんの摘出手術後、転移によって入院したのが、昨年7月。
忌野清志郎さんにがんが再発した、というニュースが流れたのも同じ7月だった
のです。
ちょうど、私の1回目の化学療法が始まり、食欲減退や吐き気などの副作用が
出始め、苦しさと戦っていた頃の出来事で、非常に前向きな氏のコメントに励ま
されたものでした。

~このくらいのことは覚悟してたんでぜんぜんヘコんでないから。。。
~ブルースはまだ続いているというわけだ。。。
~すぐに帰ってくるから応援してくれ。。。
~夢を忘れずに!

当時、同僚からの見舞いメールに対し、「清志郎も頑張ってる。俺もやるよ。」と
返信していたのが残ってました。。。氏の言葉に、逆に私がチカラを貰ったので
した。


・・・がんは死病ではなく慢性病の時代になった、と言われますが、まだまだ、
これが現実なのでしょうか。これは私見ですが(とはいえ、化学療法経験者として
の実感として)、特に抗がん剤や放射線治療は、患者の身体を徹底的に痛めて
しまいます。
ですから、再発した場合の患者の治療負担の重さは相当なものと推察します。
この治療法は、がんとの我慢比べなのです。


がんはなぜ発生するのか?


これが、一刻も早く解明されることを祈るのみです。がんをやっつける視点だけ
ではうまくいかないと思うから。。。
全ての人が、西洋も東洋もない、その人にとってベストな、がん治療が施される
時代が来ることを祈っています。



がんとともに生きる全ての人を応援します。医療の現場で奮闘する全ての人を
応援します。