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シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

そして、自分への卒業証書

2011年03月06日 | テレビロケ
ブレイクで5年。

ブレイクSGで1年。

俺自身が、いよいよ青森県にお別れを告げる日。



 6年間通い続けたこの場所は、自分にとって「第2のふるさと」という言葉では簡単に表現できない愛すべき県だった。

初めて画面に登場したときは、おそらく県民のすべてが、

「誰だこの厳ついあんちゃんは」

と、嫌悪感と違和感を覚えたに違いない。

 それでも次第に街で声をかけてもらえるようになり、秋田では「シャバさん」と呼ばれるのも、青森では番組の設定上、しばらくは

「店長!」

と声をかけられ、不思議な感じだったのを覚えている。

そしてこの青森の番組は、ローカルタレントという俺のキャリアに、あまりにも多くの感動をもたらしてくれた。

通常では経験できない出来事の連続。

 ハリウッド俳優や様々な超有名芸能人にインタビューやコンタクトをとらせて頂いたり、アニメの声優をやらせて頂いたり、東京でねぶたをハネさせて頂いたり…。

そして何よりも、全く知らなかった青森県という風土に様々な形で関わらせてもらったこと。

 車でドライブしているとき、隣の県に突入したりすると、なんだか雰囲気が変わって見えて妙にワクワクしてしまうような、それが毎回味わえてしまう。

訪れる先のすべてが刺激的で、感動的。

俺にとってこの6年間で、青森での仕事というのが、当たり前のライフワークになっていた。

そして、与えて頂いたたくさんの仕事に、俺は必死で答えようとした。

「わざわざ秋田からギャラ払って青森まで来てもらわなくてもいいんじゃない?」

「遠いし大変でしょ」

「青森でもこれくらい出来るタレントいるでしょ」

「所詮秋田のタレントじゃん」

念願叶った仕事でも、吹けば飛ぶような現状と、むき出しのデメリットがいつもまとわりついていた。

だからこそ俺は必死にがんばった。

 その思いは次第に、放送局の様々な人に伝わり、大切な見方となって俺をバックアップしてくれた。

 いつかはこんな日が来るとは予測していたけど、それでもこうして6年間も番組を続けさせて頂けたことを本当に感謝します。

 送別会もして頂き、もう誰にどう感謝していいかわからないくらい多くの素敵なメッセージを頂いた。

最後の収録では、不覚にもカメラの前で号泣してしまった。

本当に最高の仲間と仕事をさせて頂きました。


 そしてここで、自分自身にも卒業証書を送らせて頂きます。



卒業証書授与。


シャバ駄馬男殿

 あなたは、青森県という、全くあなたのことを知らない土地でタレント活動をがんばりました。
 県民タレントではないという違和感に負けることなく、秋田と青森のタレントとして、この地に一生懸命取り入りました。
 番組を愛する姿勢と、仕事に対しての意欲と、なめられないという精神と、人との絆を大切にする思い。
 通常の6年間では味わえない刺激的な日々を忘れず、秋田でも引き続きがんばってください。ありがとう。



自分で言うのもなんだけど、俺は俺にしかできない仕事をやり遂げたと思います。

当然満足もしています。

だから、いつまでも余韻や感傷に浸っていてはいけない。

このブレイクという6年間は、シャバ駄馬男を大きくしてくれた。

俺はさらに大きくなって、今まで一緒に仕事をしてきた人達に恩返ししなきゃいけない。


セットの一部を頂きました。



元マニラバのはるよピが、俺のために特別に「青森駅」を歌ってくれました。



そして今日、トレードマークのモヒカンはバッサリ切りました。

これからシャバ駄馬男ニュータイプは、今までの経験を無駄にすることなく秋田でがんばります。


ABA関係者の皆さん、俺みたいなのをずっと使ってくれてありがとうございました。

トラストの皆さん、本当最高のチームワークで俺を助けてくれてありがとうございました。

アールキューの皆さん、いつもしびれるディレクションありがとうございました。

青森で出会ったたくさんの方々、皆さんのことは絶対に忘れません。

ABA東京支局の皆さん、今の俺がいるのは皆さんのバックアップのおかげです。ありがとうございました。

マジドさん、俺が出会った外国人で最もファンキーで紳士で面白い人でした。ありがとうございました。

ズッキー、美人過ぎる…ではない、美人なのに…的なキャラはそういない。愛してるぞ!

石塚さん、6年間ずっと俺のそばにいてくれてありがとうございました。石塚さんがいたからこそ俺が俺らしくいれたんです。愛してます!

 浅利君。俺を青森に呼んでくれてありがとう。俺がどんなにがんばっても絶対に君に勝てないものをたくさん持っていて、いつもそれをうらやましく思ってました。これからもイクときは一緒だよ!

そして、ブログにコメントをくれたSGのみんなやテレビを見てくれいていた皆さん、本当にありがとう。

 番組を見て楽しんでくれた人がいると言うこと、たった一人でも胸に響いてくれた人がいたと言うだけで、番組をやったことに大いに意味があり、それらはとてつもなく大きな財産です。

とにかく今まで出会った数え切れない人達に感謝です。

ありがとうございました。

そして、またいつか機会があったら絶対に言わせてください。

「ただいま」と…




感動のラスト まずは僕からSGへの卒業証書

2011年03月04日 | テレビロケ
2010年4月2日、青森朝日放送でスタートした番組。

BREAK SG

は、先日の収録をもって最終回を迎えた。

 1年間がんばりましょうということでスタートしたこの番組は、青森県に、渋谷で活躍するモデルの娘たち12人を一同に招いて、アンバランスなシチュエーションを踏まえながら、青森の良さを知って頂きつつ、地元の人も青森の新発見などができる、まさに新感覚バラエティ。

 到底通常のローカル番組ではあり得ない、度肝を抜く放送が毎週金曜深夜にオンエアーされた。



 前番組を引き継ぐ形でメインを務めさせて頂いた俺は、まさに、からさわぎのさんまさんのごとく、ひな壇の女の子達と絡んだりロケに出たり。



1年間の思い出を振り返るとあまりにも内容が濃すぎて時間がかかる。

それだけ、本当にたくさんの時間を共有してきた。



 俺の、彼女達に対する思いは、今までもブログで熱く語り続けてきたので、あえてここでは言わないけど、打ち上げでスタッフさん達と飲んだときに出た話が、俺も含めみんな一緒だったことに驚いた。

 それは、俺や技術スタッフ、番組に関わったスタッフ、いわゆるいい大人達のほとんどが、彼女達から、あまりにも多くの大切なことを学んだと言うこと。

基本的なあいさつはもちろん、丁寧な言葉遣い。

目上の人に対しての、しっかりと敬意を払った態度。

過酷な移動条件の中、仕事モードに入れば完璧に輝く笑顔。

明確な自分の夢に向かおうとするどん欲さ。

コミュニケーションを大切にする姿勢。

自分のためにしっかりと体調管理をしたり研究したりできる自覚。

そして何よりも、彼氏という存在を、真っ直ぐにとても大切に思う気持ち。

 まともに出来ない、何かを忘れかけていた、なーなーで済まそうとしていた、そんな様々な大人達は、外見に対しての無意味な偏見を恥じ、心の底から彼女達のことを好きになっていた。

そして、もっといろんな話をしたかったと後悔をしていた。

 冬以降、安全性のため、新幹線での少数人数による移動形態となり、それでも楽しい番組作りはしっかり出来ていたが、どうしても事情があって、最終回も2人だけの参加となり、全員が来るというラストは夢となってしまった。

 それでも、最後まで番組を引っ張ってきたリーダーの美香ちゃんとちーちゃんがみんなの分もしっかり締めてくれた。

ただどうしても、個人的に、みんなにお礼を言いたい。

ここで勝手ながら、僕の方から、みんなへ卒業証書を送らせて頂きたい。


というわけで…




卒業証書授与。



まずは…



近田祐理子 殿

 ブレイクスタート当時、まだ不安定だった番組を美香ちゃんとのツートップで、しっかり引っ張ってくれた。
八戸出身で東京でがんばってる君は、青森の若い子に夢を与えてくれた。やっぱりゆりぷーの存在はでかかったよ。
早い段階で次の夢へのステップを踏んだんですぐお別れだったけど、これからも応援してるから大活躍してな!ありがとう。




吉田笑子 殿

 ピンチヒッターとしてちょっとの間だけ参加してくれた笑子ちゃんは、物怖じせず、前へ前へって出てくる積極的なところがよかった。
純粋な福島なまりも素敵だったし、なによりも、その名の通り、笑顔がすごく可愛かったのを覚えてる。
きっとまた新たな夢に向かってるだろうから本当がんばってね。ありがとう。




東ヶ崎望心 殿

 俺、のんちゃんの事好きだった~!(笑)話し方も仕草も本当可愛くて、スタッフの中でもマスコット的なキャラで愛されてたぞ。
 学業最優先のためほとんど青森に来ることができなかったけど、ぽっちゃまウェアののんぽちゃは鉄板。
 大好きな鹿島アントラーズには青森から柴崎くんが行くからよろしくな!ありがとう。



末広聖美 殿

色白で長身でスタイルがいい君が新加入で来たときは、本当透き通って見えた。
聖美ちゃんがコメンテイターを務める新コーナーのイケメン企画では、毒舌炸裂で、まさに聖美ちゃんの真骨頂を見たな。
ただ、ちゃんとご飯食べろよ!体を大切に、大好きな仕事いつまでもがんばって!ありがとう。




石田沙耶加 殿

 超天然で、こっちが予測をしないとんでもないリアクションをとってくれる沙耶加ちゃんにハラハラしながらも、たくさん笑わせてもらった。そんな感じだから、悩み事とかあっても、もしかしたら笑ってごまかしてたんだろうな。もっといろいろ相談のってやれればよかった。
競輪場での人目を気にしない絶叫は忘れられないよ。ありがとう。


大須賀祥子 殿

 フワフワした初期のSG達をしっかりと見ていてくれたのはお母さん、言うまでもなく祥子ちゃんだった。
 みんなにとっての安らぎであり、支えであり、最も信頼できる存在。祥子ちゃんの役割はとっても大きかったよ。
 SG一セクシーでSG一下世話な話にのってくれた祥子ちゃん。必ずまた会いましょう!ありがとう。




原 綾香 殿

 お話が大好きで、いつもニコニコ楽しくいてくれた綾香ちゃんは、男運が悪いっていうキャラから始まったもんなぁ。
 「聞いてくださいよ~」って件からいろんな話したのを覚えてる。こんなに楽しい子を転がす男子はゆるせねえなぁ!
 そして友情を第一に考える綾香ちゃん、かっこいいぞ。俺も友達だよ、、ね!いつまでもあゆ魂で!ありがとう。




児玉志麻 殿

 途中加入の志麻ちゃんは、ドイツの血も流れているだけあって、本当不思議な魅力を持ったかわいい子だった。
 にも関わらず話口調はおっとりしていて超天然。頭の上にはてなマークがいっぱいでることもあったけど、それがまた君の魅力でもあった。
 地元でがんばってる?またみんなで会おうな!ありがとう。



渡辺はな 殿

 ちっちゃくてヨシヨシしたくなるような子が多いSGの中でも、はなちゃんはスタイルも抜群で女オーラが全開だった。
 メイクの技術もあるからメンバーからも頼られる存在だったと思うし、SGナイトの夜、仲間の事を思って号泣する姿を見た時、溢れるほどの優しさを持った子なんだと感動した。新たなステップでがんばってな!ありがとう。


福田ももよ 殿

 たった1度の青森だったけど、その存在感を見事に残してくれたもーたんは、本当たいしたもんだった。
 ラップしかり、つれないワカサギしかり、一緒にデュエったあずさ2号しかり、切ない元彼の思い出しかり、マジで楽しかった。
 あとは、とにかく体に気をつけて元気でがんばって!またデュエットしような!ありがとう。



五十嵐あずさ 殿

 いかちゃん。あなたは、少数精鋭になってからのブレイクSGを見事に守り抜いてくれた。そして、こちらが臨むほとんどの事を教えなくてもやってくれる、本当テレビ向きの子だった。スタッフの間でも本当評判がよかったよ。俺なんか、勘違いドラマ一緒にやらせてもらって、本当に勘違いするところだった。自分を売り込む一生懸命さはさすが!これからの活躍に期待する!ありがとう。


菅野沙織 殿

 モデルでありながら、単身バックパッカーとして世界を飛び回るバイタリティは、まねしたくてもなかなか出来るモンじゃない。
 憧れるよマジで。エジプトの空港で足止め喰らったときは怖かったと思うけど、無事帰還でみんなにお土産までくれて。
 なかなか経験できない貴重な体験。沙織ちゃんのこれからの人生に必ずためになるぞ。オーストラリア行ってもがんばって!ありがとう。




星 沙織 殿

 最後まで一緒にいたかった。俺なんかのような中途半端な気持ちではなく、本気で自分の夢に向かって時間も労力も惜しまず走り続けるさおりんだから、神が本当にいるなら是非かなえてあげて欲しい。そのためなら俺の小さい夢1個くらい捨ててもいい。そう思わせてくれる頑張り屋。苦渋の決断に悩むこともあっただろうけど、とにかくどこにいてもずっと応援してるからご飯だけはちゃんと食べろよ!ありがとう。




中西恵里奈 殿

 下ベロを縦にする恵里奈ちゃんはSGきってのギャル嬢。ギャルに憧れる娘達の見本のような子でもあり、SGに無くてはならない存在。
 それでも本人のキャラクターは、そんな肩書き抜きにしてとっても面白くて、朝までずっと一緒に飲んでいたいって思える楽しい娘。
 地元静岡から東京へ、そしてそこから青森へってずっとがんばってくれた。本当お疲れ様。ありがとう。




山田怜奈 殿

 歌や踊りが上手で、体が柔らかくて、クイズを出せばびっくりするような珍回答を連発する、それでも自分の存在感を上手に出し切れていないと悩んでたれいにゃん。そんな事は無いぞ。見てる人はしっかりれいにゃんの事見てる。俺自身、れいにゃんは必ず何かやってくれるってずっと信じてるし、お前は出来る子だ!自分の夢まであと数センチか?翔べ!れいにゃん!ありがとう。




工藤麻美子 殿

 ゲームが好きで戦国時代が好きで、アニメが好きでラーメンが好きで、こんなに俺と趣味が合う女の子はいないよなきっと。負けず嫌いだから、知らないことは最初にハッタリかまして後からしっかり勉強するってとこも似てる。俺があと20歳若かったら間違いなく一方的にコクってるね。周りに流されず自分ワールドをしっかり持った麻美子ちゃん。またラーメンデートしような!ありがとう。




松原静香 殿

 何でも器用にこなせるしーちゃんは、番組には絶対に欠かせない子だった。夢のために物事をしっかりと割り切って行動できるリアリストであり、恋に焦がれるだけじゃない、もっとキャパシティーの広い恋愛観を持ち合わせていて、洞察力もある。だからこそ、すべてが一辺倒なステップではなく、180度違うステップも用意できる。さすがだよしーちゃん。ずっとファミリー。ありがとう。




稲川千里 殿

 ドSで小悪魔、蝶々のようにひらひらと舞ってはまたとまる。ちーちゃんマジックにどれほどのスタッフがしびれたことか。
 そんな今時の子に見えても、心の中にはしっかりとした夢や野望があり、そのための努力を惜しまない。
 家族を大切にし、友を大切にし、仕事を大切にする、そんなちーちゃんがビッグになるのは時間の問題だな!がんばれ!ありがとう。




吉田梨沙 殿

 初めての番組でお姫様だっこをさせてもらったときが35キロ。その小さい体からいつも現場にこだまする梨沙ちゃんの笑い声と手拍子。みんなが疲れてるとき、悩んでるとき、落ち込んでるときこそその笑い声は大きくこだました。その笑顔に俺自身も何度救われたことか。
 自分の事で考えることもいっぱいあるだろうに、面倒見がいいから自分そっちのけでアドバイスもしてくれる。人望の厚い、まさにレディースのヘットかい?(笑)男子スタッフの中でも梨沙ちゃん大人気だぞ!また絶対出会おうな!ありがとう。



仲村…、あ、その前に…

もっちー 殿

 こんな個性豊かな女の子達を本当よくまとめてくれました。事務所としてやるべき事の中でもとても大事な、タレントに一番近い仕事をしっかりこなしてきたのはあっぱれ。その分大変なこともたくさんあったと思うけど、女の子を不安にさせまいと1人で3人分以上の仕事をしてきたと思います。まずはお疲れ様。そして、これからもガチでがんばってください!ありがとう。




そして、

仲村美香 殿

 リーダーってのはちょっとやそっとじゃ務まるモンじゃない。人の上に立つなんて事は本当大変。それでも、いいこと悪いことたくさんの事を経験しながら今のポジションにいる美香ちゃんには絶対的な自信がある。それは誰にも邪魔されるものではなく、誰にも文句を言われるものでもない。そこで発揮されるのがリーダーシップというモンだから。もしかしたら、その絶対的な自信も、小さい針の一突きでいとも簡単に崩れ去ってしまうようなもろいガラスの自信かもしれない。それでも美香ちゃんは、ぎりぎりの所でそのガラスの自信を壊さずに走り続けてるんじゃないかな。周りを見てごらん。仲間がたくさんいるはず。仲村美香というカリスマモデルは、たくさんの仲間に支えられて輝く星なんです。君が上がるステージはもっともっと大きい場所。その夢にたどり着くまで、俺は、そしてブレイクSGスタッフはいつまでも見守ってます。美香ちゃん。ありがとう。




以上、21名、ブレイクSG特命リサーチ部の全課程を修了したことをここに証します。

平成23年3月3日

ブレイクSG 特命リサーチ部部長 シャバ駄馬男



これまでは単なるステップです。

これからまだまだたくさん大変なこともあるだろうし、高い壁もあるでしょう。

ただこのステップは君たちにとって決して無駄ではなかったはず。

それを信じて、みんなそれぞれの道でがんばってください。

そして、夢を目指す君たちの人生の一部に、少しでも関われたことを誇りに思います。



 また、彼女達を青森へ連れてきて頂いた事務所関係者の皆様、本当に貴重な体験と素敵な出会いをありがとうございました。

 良くも悪くもいろんな事を経験し、切磋琢磨しながら大きくなっていくのは、彼女達だけではなく、大人の方も同じだと思います。

俺は大人ですが、大人の事情とやらはよくわかりません。

だから皆様には、感謝という二文字しかありません。

本当にありがとうございました。




そして、SGのみんな今まで本当にありがとう。

俺にとって夢のような1年でした。

お前らのこと、愛してるぞ!


そして最後は俺自身への卒業証書の番だ。



やっぱ音楽聞いてるときがいいな

2011年03月01日 | プライベート
 負のオーラ全開の時は何をやっても駄目のようで、久しぶりにパチンコ屋に行くも散々の結末。

パチンコでは、星飛雄馬が花形に直球しか投げないし、星一徹は全くキレない。

ケンシロウはジャギに負け、魚群は5連続でハズす。

 スロットでは、RUSHに入ってもさっぱり秘宝は集まらず、閻王はあっさり霊王に負け、猪木はちっとも俺を元気にしてくれない。

底なし沼に落ちているとき、一人のおっさんが俺に声をかける。

 「おらぁ、時間がねぇんだけんどよぉ。さっきからやってるスロットが出っぱなしでよぉ~。もう帰らねばねぇから、あんちゃん続きやってくれんかい」

こんなには訛ってなかったけど、這い上がれずにいた俺に天使のおっさんが現れたか?

その台は「俺の空」

見れば、一撃3箱出してなお条件のいいART中。

 スロットが全くわからない人のために言えば、一日打てば絶対に損をしないような台で、しかも今ちょうどノってる時間帯。

「ありがとうございます!」

とはいえ、負のオーラをまとった俺。

俺がこの台を打ち始めたとたん、天国からストンと通常モードに落っこちるのがオチ。

もう考え方もネガティブ一直線。

それでも、やはり台の状態はよかったようで、抜けるまで俺も一箱出すことが出来た。

そのART中(何となく当たってる最中)、やたらかっこいい曲が流れてるんだよね。

 テンション上がるって言うか、美メロなロックって言うか、疾走感溢れるその曲は、画面演出にも、戦ってる俺にもぴったりのナンバーなんだよなぁ。

調べたら、大阪発の新星ロックバンド、Chaqqの「RUNNER」って曲。




 PVには全くお金かかってないけど、ボーカルの声やドライブ感あるサウンドは、40超えてる俺が聴いてもかっけぇなって思える。

「あぁ~、なんか音楽聞いてるときが一番俺楽しめてるなぁ~」

 曲を調べたのは後日なんで落ち着いていれたけど、実は一箱出した後、それを元手にもう一度蒼天の拳に挑んだ俺。

天使のおっさんがくれた泣きのご褒美は、そっくりそのまま紅華会に持って行かれたのだった。

スロットが俺にくれたのは、出玉ではなくちょっといい感じの曲かいっ?

「主はお怒りデース」

もう俺、音楽に生きよっ!